服部善郎（はっとりよしろう＝釣りジャーナリスト、評論家）氏、８月22 日午前９時９分、すい臓ガンのため神奈川県茅ケ崎市浜竹の自宅にて死去。82 歳。神奈川県横浜市出身。
通夜は25 日、告別式は26 日に神奈川県藤沢市の和田湘南斎場にてしめやかに執り行われた。喪主は昌子夫人。
服部さんは早稲田大学法学部卒、読売映画社入社後、ディレクターを経て、釣り名人として日本テレビの深夜番組「11ＰＭ」の「イレブンフィッシング」コーナーに1965 ～ 1990 年まで出演。
大橋巨泉氏や横田岳夫ディレクターと国内を始め世界各地の釣りを紹介、それまでマイナーだった釣りを一気にメジャーな趣味に押し上げ、釣りブームの火つけ役として貢献した。同時に釣り名人として釣り業界の指南役的存在となる。
本誌では20 年前から「服部名人の釣り指南」、「服部博物館」などを連載。
著書には『海釣り大事典』、『服部博物館』など多数。
2010 年末、日本人で２人目となるＩＧＦＡ（国際ゲームフィッシュ協会）殿堂入りを果たす。ＪＧＦＡ（日本ゲームフィッシュ協会）名誉会員。