地元の小学4 年生61 名が稚魚放流に協力 東京湾遊漁船業協同組合が 羽田沖にメバルの稚魚1万3000尾を放流

去る1 1月6日、東京湾遊漁船業協同組合(飯島正宏理事長)では、東京湾埠頭株式会社からの委託を受けてメバルの稚魚1万3 0 0 0尾(うち2 5 0 0尾に白色標識タグ付き)を羽田沖造成浅場に放流した。

当日の放流は出船場所である大田区平和の森公園「まる八桟橋」の地元にある、大田区立開桜小学校の4年生6 1名が参加し、組合スタッフとともに共同作業で行った。

愛知県産の9センチ弱に育ったメバルの稚魚を、子供たちの手によるバケツリレーで放流船に積み込み、3隻に分乗して羽田沖造成浅場に向け出船。羽田空港が間近に見える放流地点で、子供たち一人一人がバケツからメバルの稚魚を海に放した。

当組合の放流事業では、地元の子供たちの参加が定着しており、子供たちが地元の海を知るよい機会となっている。

飯島理事長も、「少しでも多くの子供たちが地元の海と親しむ機会を作っていきたい」と話し、今後もこのスタイルを続ける方針という。

  • 標識魚の問い合わせ=東京湾遊漁船業協同組合事務局☎0 3・3 4 7 1・7 4 0 1