カサゴ、アサリ、アナゴなど多数放流 第10回 金沢漁港放流まつり  地元の小学生を集め開催される

去る6月2 7日、神奈川県横浜市漁業協同組合金沢支所において「金沢漁港放流まつり」が開催された。通算1 0回目となるこのイベントは金沢漁港の資源保護活動の一環として、栽培漁業への理解と水産資源の大切さを広く訴えるために行われている。当日は地元である金沢小学校の5年生9 5名と関東学院六浦小学校の5年生8 0名が参加、両校の生徒たちは横浜市漁協所属の遊漁船に分乗し、体長6センチのカサゴとメバルの稚魚をそれぞれ約1 0 0 0尾、体長2 0センチのアナゴを1 0 0 0尾、3センチサイズのアサリを約2万個放流した。その後、財団法人・神奈川県栽培漁業協会より、栽培漁業についての説明を受けた後、活発な質疑応答が交わされ、熱心にメモを取る姿も見られた。