カサゴの稚魚放流に地元の中学生が参加 東京湾羽田沖と若洲海浜公園沖に カサゴの稚魚2万5000 尾を放流

9月3日、(公財)日本釣振興会東京都支部と東京湾遊漁船業共同組合の共催で、東京湾羽田沖と若洲海浜公園沖にカサゴの稚魚2万5 0 0 0尾が放流された。この事業には出船場所となった平和島「まる八」の地元である、大田区立大森第一中学校の1年生120人が、総合学習の一環として参加。「地元の海を知る」有意義な機会となった。

組合員からカサゴの稚魚やタグ打ちの説明を受けた後、生徒全員で放流船に稚魚をバケツリレーで移送し、3隻に分乗して羽田沖浅場海域へ。快晴の羽田沖では滑走路を飛び立つ旅客機をバックに、合図とともにタグ付き2 0 0 0尾を含むカサゴの稚魚が生徒たちの手により一斉に放流された。一方、若洲海浜公園沖では日釣振のスタッフにより放流が行われた。

なお、同組合ではタグ付きの魚(今回のカサゴのタグは黄色、昨年のクロソイのタグは青色)の追跡調査を行っている。釣り上げた方は組合に報告し、所定のアンケートに答えればQ U O カードがもらえる。

・標識魚の問い合わせ=東京湾遊漁船業協同組合事務局 70 3・3 4 7 1・7 4 0 1