地元中学生などが参加し、計2万5000 尾の稚魚を放流 羽田沖と若洲海浜公園沖にカサゴの稚魚を放流

(公財)日本釣振興会東京都支部と東京湾遊漁船業協同組合の共催で、9月9日に東京湾羽田沖と若洲海浜公園沖にカサゴの稚魚2万5 0 0 0尾が放流された。この事業には出船場所となった平和島「まる八」の地元である、大田区立大森第一中学校の1年生が総合学習の一環として参加。「地元の海を知る」有意義な機会となった。

組合員からカサゴの稚魚やタグ打ちの説明を受けた後、放流船に稚魚をバケツリレーで移送し、6隻に分乗して羽田沖浅場海域へ向かい、合図とともにタグ付き2 5 0 0尾を含むカサゴの稚魚1万7 0 0 0尾が生徒たちの手により一斉に放流された。一方、若洲海浜公園沖では日釣振のスタッフにより8 0 0 0尾の放流が行われた。同組合ではタグ付の魚(今回のカサゴのタグは赤色)の追跡調査を行っている。釣り上げた方は組合に報告し、所定のアンケートに答えればQ U O カードがもらえる。