2月 17th, 2012年
久びさの船酔い
この時期は天候が不安定なのはご存じのとおり。予約なしの船宿なら、前日の予報で釣行の是非を判断できますが、予約制の船宿の場合はこちらの勝手でキャンセルしてしまうことはご法度です。最近はドタキャンが多いという話を船宿さんからよく聞きます。皆さんも最低限のマナーとして守っていただきたいものです。
私たちが取材でお邪魔する場合も同様です。船長が出るというなら、何があっても出かけるのが決まりです。まして、今回のように1カ月も前に段取りした取材では同行者の都合もあって、「次回」がありません。逆に、どんな海況があっても出船していただかないとページが開いてしまうのです。
ということで、予報はよくなかったのですが、14日は某ラインメーカーから依頼された取材釣行、大原のあままさ丸へ行ってきました。狙いは一つテンヤマダイです。
当初から午前、午後の通し釣りです。朝6時ごろまではまずまずの海況だったのですが、8時ごろから北風が強くなり、雨も降ってきました。ウネリも徐々に高くなり、3メートルくらいはあったでしょう。
初めは気分よくカメラを構え、時には竿を出していましたが、徐々に胃がむかついてきます。11時の沖揚がりのころには最悪で、もう少しで噴射するところでした。
昼に揚がって、今度は午後釣。少しは収まってくれればと願いましたが相変わらず、加えて2時ごろからは土砂降りになってきます。あ〜、噴射も時間の問題かと覚悟しましたが、全員の総意で3時に早揚がりとなり、ホッと一息。港に着いてからは陸酔いです。二日酔いの朝みたいに、足が地に着いていないような気分でした。
取材は写真の方が釣ってくれてなんとかなりました。無理しても出船した甲斐があったと胸をなで下ろしました。ちなみに出船したのは午前釣りが他に1隻、午後釣りはあままさ丸だけでした。
日曜日は大原のフグ釣り大会の取材、火曜日もマダイ取材と大原通いが続きます。14日を思い出すたび今でも胃がムカムカ、願わくば両日ともナギであってほしいものです。
最近のコメント