6月 16th, 2015年

鹿島のフグやや渋

2015-06-16

梅雨時は海がシケないので、安心して釣行計画が立てられますね。先週末もいいナギでしたね。ワタクシは土曜日一つテンヤ、日曜日フグの連チャンコース。いずれもベタナギで気持ちよく釣りができましたが、釣果は今一つでした。

 

13日(土曜)は飯岡のY丸さんから午後釣り一つテンヤ乗合です。この日は1隻が仕立て、もう1隻は乗合3人だけというガラガラ出船でした。このところハナダイもマダイも今一つとのことでしたが、午前中がまずまずだったので、ちょっと期待しての出船です。

 

1投目にいきなり0.7キロのマダイが釣れて、「こりゃいける」と思いましたが、以後はハナダイばかり。良型ぞろいなので引きは強く楽しめましたが、合わせが難しく空振りも度たび。腕のなさを痛感しました。釣果はハナダイ10枚にマダイ1枚、トップの方は倍くらい釣っていました。写真も撮り忘れるほど、悔しかったということです。

 

そのまま銚子まで走って「犬吠埼 太陽の里」にチェックイン。風呂に入ってビール飲んで爆睡のはずが、例によって飲み過ぎちゃいました。

 

翌14日(日曜)はチームNの例会にゲスト参加、鹿島のF丸さんからカットウフグの仕立です。総勢17名で5時に出船し、1時間ほど走って20メートルダチで釣り開始。このところまずまずの釣果でしたが、この日は食い渋り。イシガレイはやたら元気でフグを上回った方もいたようです。

 

11時過ぎに納竿。今回は釣ったフグの白子の重量勝負とのこと。ワタクシは11尾で数はトップだったのに、オスはわずか2尾で検量対象外のカス。まあワタクシらしい結果といえましょう。

 

12日、久比里の山下丸の大船長、山下勝弘さんが永眠しました。大船長は現在のカワハギ釣りをある意味確立したとも言える偉大な方、最近はあまり船に乗ってはいないようでしたが、いつも受付でていねいに応対していた姿が今でも浮かびます。ワタクシは20年以上の付き合い、最後に大船長の舵で釣ったのは久里浜沖のカサゴでした。経験が醸し出す巧みな操船でクーラーに入りきれないほど釣らせていただいたことを覚えています。

 

15日が通夜で、横須賀の西庵という葬儀場でしめやかに行われました。横須賀〜三浦方面の船宿船長、釣具関係者が多数参列、式場から長蛇の列ができるほどでした。今さらながら大船長の釣り業界に残した功績と幅広い人脈とに感服した次第。

 

合掌。

 

 

プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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