開始20分、右のミヨシでようやく釣れたのは16センチ。黄色くて冬の厳寒期に比べるといくぶん丸く、脂が乗ってるような……釣り上げた保土ヶ谷の小嶋さんにグーッとアジを前に出してもらって、何度もシャッターを切っちゃった。へへ。
　右大ドモでは加藤さん。ベテランらしい安定感のある釣り方でやはり同級を取り込むと、今度は左ミヨシは戸塚区の石沢さんが20センチ級。左トモ2番の萩本さんも18センチ級とアタリが続く。
　ようやくコマセが効いてきたみたい。チャンスとばかりに左胴の間の本日の紅一点、世田谷は池上さんが16センチ級を上げたところで、
　「一荷が出たよ〜！」とアナウンス。
　え、だれだれだれ〜？
　右胴の間、今回が沖釣り2回目という小山さんが20センチ級と16センチ級を一荷ときたもんだ。左大ドモの山下さんがコレに続いてシングル。
　おや、今朝聞いた昨日の釣れ具合と違って今日はそこそこ食ってるんじゃないの？
　早く竿を出したいけど、今日は取材だし、いつか雲の切れ間からお日さまが出るんじゃないのかなあ……けど、みぞれに近い雨はますます強くなって午前9時、画撮りは雨まかせってことで竿を出させてもらっちゃいました。
　オモリ30号のコマセカゴがスットーンとトモへ飛んでいく。潮が速い！
　何度か底を取り直すけど、どうしても45度くらいの角度で道糸が入っちゃってる。小さいビシだけに底ダチを取り直しているうちにコマセも出切っちゃうみたいだし。
　30分間ノーヒットの末、ようやく見つけた答えはカッ飛ぶ潮にまかせて底で1回、1メートル巻き上げてもう1回のコマセ振りで待つ方法。
　ククッとようやくきましたよ、本日の初アタリ。お相手は18センチ級。周囲で皆さんそこそこ釣っていたんで、1尾釣れてホッとしました。