TJ-web  
電子版
から探す
キーワード(釣り物、釣り方etc.)

 

 

 

[メバル]
東京湾奥船橋発…長浦~富津沖 内木

湾奥メバル好期目前 狙うは尺超えなり!

Check

本誌APC/釜井昌二
掲載号: 2010年4月15日号

ゆっくりコツコツが正解

 


当日は20メートル前後を狙った


 1時間ほどこのポイントを楽しみ、富津沖に移動するも、反応は今ひとつ。ここのところ調子がいいという第二海堡周りへと移動となった。
 ここでは、20〜24センチの中型メバルの一荷やダブルヒットも交じえ、各自お土産を増やしていった。
 潮変わりを迎え魚の食いが落ち着いてしまったところで、富岡〜本牧の根周りへ。富岡沖は水色もよく釣れそうな気配だったが、船中数尾。続けて狙った本牧沖で20センチ前後のメバルとカサゴがまずまずの釣れ具合。最後はジックリのんびり楽しんだ。
 ここでコンスタントに魚を取り込んでいたのが常連の市原さん。
 「オモリが着底したら、少しだけ糸をたるませて、ゆっくり竿を起こしてくるとアタリが出るパターンでした。アタリがなければ仕掛けを少し移動させて同じことの繰り返し。このポイントでは、そんなたるませ釣りがよかったですね」と、納竿前に振り返ってくれた。今日はゆっくりコツコツが正解だったようだ。
 14時半ごろ納竿。18〜29センチのメバルとカサゴが4〜17尾。各ポイントで数をのばした市原さんが竿頭だった。
 内木船長によれば、魚が食いそうなポイントを転々と探って狙う日もあれば、一日同じ場所でジックリ狙うこともあるとのこと。いずれにせよ、なるべく数よりも型狙いでやっていきたいと話していた。
 例年、桜の花が咲き、水がぬるんでくると釣果は昇り調子になる。水温の上昇とともに釣り場の水深も浅くなり魚が顔を出すポイントも増えてくるというから、今後が楽しみな釣り物である。



内木]内木章人船長

 

 


 

 

Page1 あと1センチ!
Page2ゆっくりコツコツが正解



※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。