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[マダイ]
三浦半島久里浜港出船…久里浜沖 網屋丸

恐れ多くも大ダイを予想 その結果はいかに… !?

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本誌編集部◎村上敬洋
掲載号: 2009年6月1日号

中潮でも潮流は大潮以上!

 


当日最大の1枚は3キロ。ハリスは3号6メートルで、タナはマイナス2メートルとのこと


 東京湾に釣りに行くときでも、私は潮具合を全くといっていいほど気にしない。潮で釣れ具合の判断がつくほど知識はないし、第一潮に合わせて休日を取ることなんてできないからだ。
 けれど、先だって発売された別冊のコラムを書いているときに昨年の三浦半島久里浜沖の釣果を調べたら、あることに気が付いた。今までは潮の干満の差が大きな日に、数も型も出ると思っていたのだが、実際はそうでもない。潮の小さな日だって大きなマダイは結構釣れる。
 ならば大潮の日をあえて避けることで、大ダイを狙うという作戦が成り立つかも!?
 
 久里浜港の網屋丸を訪れたのは4月28日。4日続いた大潮が終わった後の中潮だから、潮もいくらか緩いはず。それに大きなマダイがここ1週間ほど上がっていないから、そろそろドカンと出るころだと思った。
 7名の釣り人を乗せて7時前に出船。舵を取るのは三冨豊一船長。向かった釣り場は久里浜沖の42メートルダチ。この日の満潮は午前5時50分(東京芝浦)だから、潮が下げ始めてから1時間半。今はチャンスの真っ最中(終わりかけ?)のはず。
 「ハリス分」の指示ダナでスタートすると、右トモの釣り人がタナに仕掛けを合わせた直後にアタリをとらえ、1キロ級のマダイを釣り上げた。このあと同級が船中あちこちで釣れ上がる。


 

 


 

 

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