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[アナゴ]
東京湾奥千住大橋出船…長浦沖 入舟

丸まる太った良型ぞろい! 当たり年を確信する釣れっぷり

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フィッシングライター◎竹川 啓二
掲載号: 2010年7月1日号

オモリ は20号でオーケー

 


アナゴの達人たちですら夢中になるほど今期のアナゴは好調だ
アナゴはシーズン中、何回でも通いたくなる面白さを秘めている


 千住大橋の入舟に出かけたのは5月28日の金曜日。当初は翌日の土曜日に予定していたが、天気予報が悪いということで急遽前倒しでの出船となった。「午後5時15分出船だから5時までに来て」との連絡だったが、4時を少し回ったぐらいに到着。少し早いかなと思ったが、驚いたことにお客さんはすでに勢ぞろいしているではないか。皆さん取材ということで集められたアナゴの精鋭部隊だという。それは手に持つ道具からもヒシヒシと伝わってくるし、気合の入り方も半端じゃないようだ。
 
 私と加藤記者の取材陣2人が最後に到着し、全員そろったところで少々フライング気味に河岸払いだ。そして隅田川を下って海に出たところでお約束のフルスロットル!
 これは昔から変わらない、一刻も早く釣り場に着きたいと願う釣り人の心情をバッチリ理解しているデビちゃんのサービスである。
 当然「アッ!」という間に本日の釣り場となる長浦沖に到着。最近は木更津組と長浦組の2手に分かれるようだが、釣果的にはどちらも大差ないとのこと。
 すでにキスとのリレー船が夜の部に突入していて、そこへ我われも仲間入りする。
 
 アンカーが下ろされさっそく釣り開始の合図が出た。オモリは20号でオーケー!
 水深約10メートルである。
 すぐにトモのほうで1本上がったが後が続かない。潮はやや濁っているもののまだ明るく、アナゴも本気モードじゃない様子だ。代わってキスやカレイが顔を見せてくれて気を紛らわしてくれる。
 デビちゃんも、「昨日も7時ごろから食い始めたって」と仲間からの情報を伝えてくれる。
 それならば焦っても仕方ないからとしばし船長やお客さんから情報収集に専念する(これが後々役立つのだ)。


 

 


 

 

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