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[イサキ]
南房相浜港発布良…白浜沖 松丸

最旬イサキが急上昇中! 美味なるタカベの土産付き

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本誌APC/宇田川 亘
掲載号: 2010年7月1日号

ジャンボも出た!

 


梅雨入り前から絶好調。イサキに失礼!なんちゃって

「五月晴れ」という言葉とは裏腹に雨が多かった5月だが、ここにきてようやく天候が回復。海水温が上昇するのに合わせるかのように、南房地区で良型イサキが好調に釣れ始めた。
 待ってました!
 とばかりに釣友の武田氏と今期初のイサキ釣りに出かけた。
 
 6月1日、訪れたのは相浜港の松丸。前日が25〜37センチを37〜50尾と好釣果だったためか、平日にもかからわず14名が集まった。
 我われは左トモから3、4番目に入り、早々にセッティングを済ます。釣り場が近いのでこれは鉄則だ。
 5時、西藤裕船長の操船でいざ釣り場へ。ポイントは航程約10分の布良沖だ。「タナは20メートル。23メートルまで下ろして、コマセを振りながら20メートルでアタリを待ってください」と投入の合図が出た。
 船長の話では、前日は竿入れから食い始め、一時入れ食い状態になり、納竿までポツポツと食い続けたとのこと。こんな話を聞けば期待は膨らむ一方。
 1投目。期待どおりの好調な滑り出しでアタリが続き、しばらくすると30センチ近い良型が交じり始めた。
 左ミヨシの細谷氏は良型を連発、右舷胴の間の渡辺氏は一荷でニッコリ。同行の武田氏も早々に30センチ級を釣り上げた。
 アタリは絶えることはなく、時折タカベも顔を出す。タカベは小型だが脂があり塩焼きで最高に美味。かつて南房地区では、早朝はサビキでタカベを釣り、その後イサキを狙う船もあったものだ。
 懐かしさに浸っている間も、皆忙しく魚を取り込んでいる。右ミヨシ近くの初心者らしき2人も、船長の指示したタナでイサキを連発。
 1時間ほど経過するといい人で2ケタを超え、37センチのジャンボイサキも登場した。その一方で、「ハリ掛かりしないアタリや、巻き上げ途中のバレが多い」という声も。アタリは間違いなく多いが、少し食い渋りの気配があるようだ。


 

 


 

 

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