マゴチ釣りが開幕して、好釣果が続いていると聞けばじっとはしていられない。
　なんたって、マゴチ釣りは僕の大好きな釣り物の一つだ。
　そこで、4月15日に編集長と2人で横浜.新子安の「だてまき丸」を訪ねた。
　
　5時半くらいには船着き場に到着したが、強風の予報だったので右舷大ドモの釣り座をキープした。僕はミヨシが好きなのだが、海が荒れてドボーン、ドボーンとシャクリ釣りっぽくなってはマゴチ釣りにゃ辛い。
　定刻の7時には総勢10名が乗り込んだが、編集長は撮影に専念、竿を出すのは9名だ。
　だてまき丸は手バネを使う人も多く、船宿オリジナル手バネも販売している。僕も手バネの釣りは大好きなのだが、当日はメーカーの新作ゲームロッドを使うことにした。7：3調子でとても軽く、マゴチ釣りにもよさそうなのだ。
　7時に出船して8時には第二海堡南側の水深8メートルのポイントに到着。すぐにサイマキが配られてスタート。
　船中初物が出たのは8時半過ぎだった。右舷ミヨシ2番の常連さんが大きく竿を曲げて54センチの良型をゲット。
　しばらくして僕の竿にもクーッ、クーッという感触。ん？
　でもアタリが変！
　案の定、エサはイカにやられていた。
　船中で何杯かのスミイカやシリヤケイカが取り込まれた。イカが多い。イカがくるようじゃなきゃマゴチもこないと船長は言うが……。