イサキ釣り場は関東各地に点在するが、やはり大場所と言えるのは房総半島。中でも外房大原沖は勝浦と並ぶ一大イサキ釣り場である。
　その大原沖、今シーズンはこれまで好不調の波を繰り返すような展開。規定数の50尾いったと思った翌日には型を見るのに四苦八苦したりと、やや不安定な状況。それでも5月下旬には安定化の兆しが見え始めた。
　というわけで、釣行したのは台風2号が関東に最接近する前々日の5月28日。台風通過後の釣行という選択肢もあったのだが、ちょうど大原地区は6月1〜6日まで長期休業に入る予定だったので、雨予報ではあったものの、釣れてる今こそチャンスとばかり突撃した次第。
　
　集合は午前4時だったので30分ほど前に港へ到着したが、この悪天候で港は閑散とした状態。それでも今回お世話になったうすい丸には自分を含め8名の釣り人が集まり、午前4時半に出船となった。
　ポイントまではゆっくり走っずは写真撮影を最優先して船内の様子をうかがう。
　この2日間ほどは定数の50尾を達成した船も多かったようで期待したが、出足は今一歩の様子。イサキ釣り初めてという人もいたためか、25センチ前後の中型主体にポツポツといったところ。