その後も渋い状況は変わらなかったものの、
　「昨日は朝から潮が動いてたからよく食ったけど、今日も潮が動けば昨日ほどじゃないだろうけど食い出すと思うよ」と船長。
　その言葉を信じて投入を繰り返していると、船中ポツリポツリとアタリが出始めます。チャンスを逃すまいと、私はハリスを7号から6号に落としてアタリを待ちます。すると待望のアタリ！
　ドラグを出しながらヤリトリして上がったのは4キロの良型でした。
　この1本を皮切りに、反応が入ると連続でヒットする場面もあるなど昼を回ったころには9本のワラサをゲット。船長からもお褒めの言葉をいただき、この勢いでツ抜けを目指します。
　ところが午後からは船中でワラサは上がるものの、私の道具にはアタリが遠のいてしまい数をのばせませんでした。また待望のアタリがあっても海面バラシを1回、ハリス切れで1回と、2回バラしてしまいました。
　しかし、その後どうにか3本を追加。午後3時の沖揚がりまでに2.5〜4キロ級を12本と、お陰様で目標のツ抜け達成＆トップをいただくことができました。
　電動リールで巻いたとはいえ、全身を使ってポンピングを行ったので、翌日は背筋が筋肉痛になりました。とてもパワフルな釣りで竿が海面に突き刺さる強烈なアタリはたまりません。
　また、釣ったワラサは脂が乗っているうえにうま味もあり食味も最高でした。ぜひ、そんなワラサ釣りに行かれてはいかがですか。

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