大原エリア解禁2日目となる10月2日にお世話になったのは太東港の海鷹丸。当日のお客さんは築地青果市場関係の釣り好き10人グループ。幹事さんの計らいで、私は右舷ミヨシ2番に入れていただいた。とても気さくな方がたで、ポイントまで約40分の航程も楽しく過ごすことができた。
　
　「底上50センチくらいにイワシが泳ぐイメージで釣ってくださいよ」と言いながら船長が3匹のイワシを桶に入れてくれて、5時半過ぎに実釣開始。
　解禁初日の前日は、ウネリと速潮の影響で船長の当て込んだポイントには入れなかったという。それでも1.8キロを頭にトップ5枚と聞き、俄然やる気が沸いてきた。
　この日も北東風で海況は芳しくなく、船長が選んだのは太東真沖の前根。本来は水深40〜50メートルの沖のポイントへ行きたかったようだが、結局水深15〜20メートルの浅場を終日狙うことになった。
　1投目。道糸は船下に少し入る程度。背中に風を感じているから、風下ということになろう。
　当日の使用オモリは100号だったが、船長によれば潮具合は良好とのことで横流しとは思えないほど道糸が立ち、底ダチは実に取りやすい。しかし朝イチのヒラメの機嫌は悪かった。たまに釣れてくるのはリリースサイズのソゲや大きなガンゾウビラメだけ。これは悪い日に当たってしまったのか!?