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[ショウサイフグ]
外房大原港出船…太東沖 キャプテンズネット 第1・2敷嶋丸

サイズも魚影も文句なし、 バリバリ釣るなら急行しよう!

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本誌編集部◉尾川 泰将
掲載号: 2011年11月1日号

サイズもいいし、上々の滑り出し

 


今年も開幕好ダッシュ、腕前問わず楽しむなら今がチャンス
敷嶋丸は快適な大型船。揺れも少なく釣りやすかった


 朝4時30分の集合時刻に合わせて暗い夜道を走り抜け、大原港に到着。
 とたんに目の前がパッと開けた。船上灯がずらりと並ぶ明るい岸壁に釣り人がひしめき、祭のように華やいだ雰囲気だ。
 今日は10月2日。ほとんどの釣り人が、昨日解禁したばかりのフグかヒラメを釣りに来たらしい。根岸発行人と乗り込んだ敷嶋丸のフグ乗合も22名と大盛況、いつもはヒラメ乗合の別船も今日はフグの仕立というから、解禁を待ちかねたファンの意気込みが伝わってくる。
 解禁初日の昨日もトップが制限尾数の80尾に達し、
 「サイズもいいし、上々の滑り出し。今シーズンはけっこう楽しめると思いますよ」と山本幸夫船長のコメントも明るい。
 定刻5時に港を離れて北へ走ること30分、昨日好調だった太東沖の水深20メートルラインで釣り開始。今日もフグの群れがたっぷり溜まっていることを祈りつつ、エサバリに3つほどアオヤギを縫い刺しにして、左舷胴の間からカットウ仕掛けを振り込む。
 オモリはアオヤギカラー(オレンジ色)の25号、カットウバリが2本ぶら下がった外房用のスタンダードな市販品だ。
 空は曇天、潮は少し濁り気味。少しでも目立たせようと、仕掛けの上側に夜光グッズや水中ランプなどを付けている人もけっこういる。
 けれども、いざ始まってみると大差はなかった。パンパンに膨らんだショウサイフグがボコボコ抜き上げられて、仕掛けなんて選ばない食いっぷり。しかもほとんどが25センチ前後のいいサイズ、30センチ級のデカフグも交じってくる。


 

 


 

 

Page1 サイズもいいし、上々の滑り出し
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※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。