さて、ライトアジ取材とは別に、11月20日に私の釣り仲間が仕立てた餌木スミイカの催しが内木で開催されたので、こちらの模様も併せてお伝えしたい。
　東京湾の餌木スミイカはデッドエギングとも呼ばれ、アタリを取ってイカを掛けるスタイル。底から中オモリをハリス長分上げてタナを取り、竿先がプニョッと引き込まれたら間髪入れずに合わせる。竿をズシッと止められた瞬間の手応えがたまらない釣りだ。
　この日は19名が集まり、快晴で風もなく天候には恵まれたものの、海はベタナギで潮の具合は今一つ。木更津沖の15メートルダチで終始ポツポツとスミイカを拾い釣りするような展開となった。
　それでもオデコを1人も出すことなく気の合う仲間同士で釣りを楽しめたのでイベントは大成功。竿頭は500グラム級を頭に8杯を釣った女性が2名。いやはや、この業界も女性強しとなってきたものだ。
　「ライトアジ、スミイカともに年内一杯は出船していきます」と内木船長。
　ベテランに楽しんでもらうのはもちろん、初心者にも釣らせるのが得意な船宿を目指していると言うから、分からないことは船宿スタッフにどんどん聞いてみよう。

［内木］内木章人船長