この後、小型が数枚顔を見せたところで「ジャイアントステップ」というポイントへ。船長いわく「このエリアの船長は皆そう言ってるよ」と数年前にタンカーが座礁したポイントで再スタート。
　ここで右舷の新谷さんが3キロクラスをキャッチ。続いて1〜2キロクラスが船中あちらこちらで上がり始めた。
　水色は今一つ濁っていたが食いはいい。確かにバラシも多かったようだが、魚影は濃いのだろう。これで水色がよくなれば、食い込みもアップするはず。
　なお浦田船長は流し方や、ポイントによってオモリの号数変更もまめに行う。ピンポイントで浅い場所を狙う場合もあるからだ。
　後半、左舷ミヨシの太丸さんがヒラメを連続ヒット。私もヒラメを追加。右舷の佐々木さんは7枚目を釣り上げる。
　再び朝の30メートルラインに戻って再スタート。すると右舷ミヨシの秋山さんにヒット。ネットに収まったのは3キロクラスの見事なヒラメ。
　そして最後に私がビッグファイト。根周りから誘い上げたときに一気にハリ掛かりしたのだが、どう考えてもヒラメの引きではない。「多分ワラサです」と言うと、「でも、ヒラメならかなり大きいよ」と周りの方がたが仕掛けを上げて見守ってくれる。心の中で「茶色くなって！」と祈ってみたが、上がってきたのはやはりワラサ。
　そして12時に沖揚がり。釣果は1〜7枚。途中ダブルヒットもあり、合計では船中40枚以上という素晴らしい結果となった。

［第2洋生丸］浦田洋行船長