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[マゴチ]
東京湾奥南六郷出船…大貫沖 ミナミ釣船

絶好調の釣れっぷりを見学!? 再チャレンジで大型ゲット

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本誌編集部◉斉藤 貴伸
掲載号: 2012年6月1日号

ラーヂの特徴を鮮明に感じる

 


アタリは多くだれにでもチャンスはある


 好天となった5月5日、再びミナミ釣船に乗船。釣り客は14名で左舷ミヨシ2番に入る。大潮で10時過ぎに下げ止まり、風は北から南東という予報からすればトモ寄りが有利のはずだが、あえてミヨシ側に入った。
 前回もトモ寄り有利の条件だったがアタリは私を除いて船中どこでもあったからだ。今回は置き竿にはしない。リール竿と手バネを1本ずつ用意して乗船した。リールには、もちろんナイロンラーヂ6号を巻いてきた。
 初めのアタリは開始してすぐにきたが、喜び勇んで早合わせになりバラシ。これはいかんと反省しているところに、次のアタリがくる。
 道糸にテンションをかけて待ち、一段と強い引きで竿先を気持ち上げるとグイときたので、一気に竿を立てる。頭上までと思ったが、そこまで上がらず激しい抵抗が伝わる。
 ドラグはかなり強く締めてあるので滑らないが、巻き上げ途中で道糸の柔軟さを実感できた。明らかにPEラインとは違い、硬質な感じがなくジワッと伸びる感触がある。これが50センチ。
 その次に掛けた大型ではいっそうラーヂの特徴を鮮明に感じた。大合わせでハリ掛かりは確信したが、巻き上げ途中でドラグが滑りハンドルが空転した。けれども道糸はほとんど出なかった。おそらくPEラインであれば道糸は引き出されただろう。
 これは57センチのマゴチで、浅い水深で大型と渡り合うときのラーヂの面白さを再確認できた。この後手バネ(もちろんラーヂ)で1本追加し、6打数3安打の結果。
 14人で30本。トップは右トモの斉藤さんで8本。最大60センチ。東京湾のマゴチは好条件が続いている。キングを目指す大チャンスだ。



ミナミ釣船]安達 任伯船長

 

 


 

 

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