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[タチウオ]
東京湾奥横浜発…大貫沖 渡辺釣船店

ルアーで楽しむ夏タチ! メーターオーバーも出た

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本誌編集部◉村上 敬洋
掲載号: 2012年8月1日号

これほどの釣れっぷりを見逃す手はない

 


私が使った竿はテイルウォークさんから借りたテイルウォーク・ボウガンC64 class80。60~80グラムのジグにピッタリで使いやすかったです


 6月上旬からポツポツと顔を出していた東京湾のタチウオが下旬に入り待望の本格化。とくに今回お世話になった東京湾奥横浜の渡辺釣船店では、6月27日にトップ62本と爆発的な釣果が出た。これほどの釣れっぷりを見逃す手はないと、渡辺釣船店に向かったのは6月29日のこと。
 
 当日は予報が悪かったせいか客足も若干鈍く、7時の出船までに集まった釣り人は私と加藤記者を含めて9名。
 今にも泣き出しそうな空の下、田中茂生船長の操船で岸払い。45分ほど走って大貫沖の13メートルダチに到着したときにはすでに大粒の雨が降っており、カメラを出すのも困難な状況となっていた。
 まもなく開始の合図が出て、私は60グラムのメタルジグを沈めた。船長の話によると、よい釣果が出た27日はどちらかというと朝イチはアタリが少なめで、潮が動き始めた昼前くらいにバタバタと食ったという。
 今日もそんなパターンかなと思いつつ、周囲に浮かぶ他船6隻の様子を眺めると、やはり竿を曲げる釣り人は見られない。
 開始から40分、いきなり右トモと左トモの釣り人が相次いで竿を曲げた。
 カメラを抱えて右トモ氏の近くへ駆け寄ると、竿は激しくたたかれている。仲乗りさんによるとゲストのイナダとのことだが、海面まであと少しのところでバレてしまった。
 左トモ氏の魚もイナダかなと思ったが、船長から、
 「タチ、大タチが出たよ!」と声がかかった。すぐに左トモへ向かってびっくり。全長101センチのタチウオが船底に転がっている。


 

 


 

 

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