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[マダコ]
東京湾奥 横浜本牧出船…富岡沖 長崎屋

最後の最後に1杯ゲット タコ釣りの秘訣は諦めないことにあり !?

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本誌編集部◎加藤智晴
掲載号: 2009年1月1日号

マダコが次から次へと湧いてる

 


当日のトップは4杯。その後は7~10杯の好釣果も上がっている
この日は小型が多かったが、年末にかけては型の面でも期待できる


 12月を迎えると、毎年のように釣行するのがマダコ。もちろん正月用のタコを確保するのが最大の目的である。
 昨年は年末最終日に釣行したため、悪天候も相まってオデコに終わってしまった。もちろん正月の膳にタコ刺しの姿はない。
 今年はそれを教訓として、少々早めの11月29日にマダコ確保に動いたわけである。船宿は、今期は7月の開幕より休止せずに乗合船を出し続けた横浜本牧の長崎屋。土曜日とあって総勢19人が2隻に分かれて午前8時20分ごろに出船となる。
 
 目下の釣り場は富岡沖で、水深は10〜15メートル前後。根掛かりも少なく釣りやすいという。9時前に水深8メートルほどのポイントで第1投。この流しで当日最大となる2.4キロがポンッとミヨシで上がったものの、後が続かない。
 その後も流し変えるごとにポツンと1杯くらいはタコが上がるのだが、連発がない。型もこの時期にしては小さめの1キロ弱が多い。中には500グラムに満たないと思われるような小型もいた。
 しかしサイズが小さいのは悪いことばかりではない。
 「今年はマダコが次から次へと湧いてる感じで小さいのも多いんですけど、来年がまた楽しみですよ」と長崎昭船長が言うように、魚影が濃い証といえよう。
 後は数がのびてくれれば言うことはないのだが、2時間が経過して船中5杯。
 「いい日は最初の2流しで全員型を見ちゃったりもするんですけどね」とのこと。どうやら本日は今一つの乗りらしい。
 しかし、すでに船中半数の人が型を見ているから、過去の経験上そろそろ2杯目を釣る人が出てくる頃合ではある。と思った矢先にミヨシ2番とトモ3番の人が2杯目をゲットする。


 

 


 

 

Page1 マダコが次から次へと湧いてる
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