地元の小学生も作業に参加 羽田沖にメバルの稚魚を放流

11月1日、東京湾遊魚船業協同組合(飯島正宏理事長)では東京港埠頭株式会社の委託を受け、メバルの稚魚1万3 0 0 0尾(うち2 0 0 0尾は黄色標識タグ付き)を羽田沖に放流した。

小学5 年生の手により、羽田沖に13,000 尾のメバルの稚魚が放流された

この放流事業は、地元の大田区立開桜小学校の5年生(2クラス)が参加して行われた。組合スタッフから放流魚の説明を受け、タグ打ちなどを見学。その後、生徒全員によるバケツリレーで放流船に稚魚を移送し、羽田沖の放流海域に向かい一人一人の手でメバルの稚魚が海に放たれた。

組合スタッフによりタグ打ちの説明を受ける

参加したのは大田区立開桜小学校5 年生約90 人

生徒たちにとっては、地元羽田沖の海とそこに生息する魚を知る絶好の機会になるとともに、新滑走路が増設された空港を海上から見学でき、普段教室では経験できない有意義な課外授業となったようだ。
当組合では、今後の放流も小、中学生参加型の事業として継続していく意向だ。