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[キンメ&アコウ]
東伊豆富戸港出船…大島沖 庄吉丸

キンメ、アコウともに好期 深場釣りを楽しむなら今だ !!

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椎名義徳
掲載号: 2009年4月1日号

後半はアコウ狙いに

 


今期はアコウも絶好調。提灯行列に出会えるチャンスもあり


 このまま深みを狙えばまだまだキンメは狙えるが、私たちのリクエストで後半はアコウに転進することに。
 10分ほどの小移動。その間、仕掛け上部にフラッシュカプセルを装着し、ハリにも夜光ベイトを併せて付ける。
 1.5〜2キロ級の特大キンメも交じる550メートルダチで投入。しかし、潮が流れていないこともあり、アタリがないまま3流しを終えた。
 ラストの流し。ここでもすぐにアタリは出ず、今日はこれにて終了かと思われたが、しばらくすると全員の仕掛けが根掛かりしてしまった。
 「根掛かりしても切らないで、そのまま道糸を送り出し続けてください」とすかさず船長からアナウンス。魚は根掛かりするような場所にいるものだからだ。すると……、
 「あ、きたよ!」
 仲間たちの竿にアタリ到来。仕掛けが海面に近づくにしたがい道糸は沖へ流れ出し、やがて前方海面に朱色の魚体が弾けるように浮上した。
 河野氏は1.5〜2キロ級を2尾、胴の間の修ちゃんは4連掛けのプチ提灯行列を披露。ラストの小林氏は当日船中最大の2.6キロを浮かせて締めくくってくれた。
 当日の釣果はキンメが0.4〜1.2キロで10〜33枚、アコウは1〜2.6キロが船中7尾。強風とウネリで海況は最悪であったが、寒さを感じさせぬ釣況に全員満足して帰路についた。
 潮に濁りが入る春から初夏はキンメの活性も高まり、一年の中でも最も釣果が安定する時期。アコウも産卵のため群れが固まる時期なので、提灯行列を拝めるチャンス大だ。



庄吉丸]稲葉庄太船長

 

 


 

 

Page1 良型主体で出だしはまずまず
Page2後半はアコウ狙いに



※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。