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[マダイ]
外房大原港出船…勝浦沖 キャプテンズネット 新幸丸

釣って分かったお手軽さ。 大ダイ目指してまた行こう!

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本誌編集部◉尾川 泰将
掲載号: 2011年6月1日号

自分はビギナー、何かが起きる?

 


朝マヅメに時合到来。
取る人そしてバラす人、悲喜こもごもだった


 船ベリに立ち並ぶ、細身のロッド。何も知らずに乗り込めばそれこそメバルなどの、小物釣りの船上風景だ。いやぁ時代は変わったと唸り、
 「これはマダイ船なんだ」と自分のほっぺをたたく。我ながらオヤジの仕草が身に付いてきた。
 4月15日、内山記者に連れられて一つテンヤに初挑戦したのは大原港.新幸丸の午前船。舵をとるのは山口新一船長、そして一つテンヤの指南役は若船長の大地さん。
 大原周辺のマダイポイントは星の数ほどあるが、この日は南へ走り、型で定評のある勝浦沖で勝負。自分はビギナー、何かがきっと起きるだろう。
 パラシュートアンカーが投入された場所は水深43メートル。特集に記したとおり、「水深の数字頭×2」で、テンヤ8号をセット。エビエサを付ける。ちなみにこの日は水深30〜50メートルの範囲を探ったが、中心になったのはこの40メートル台だ。
 「竿先をスーッと上げて、続いて落とし込み、5〜10秒待ち。アタリがきたら即合わせ。基本はこれだけですから簡単ですよ」と大地さんからあれこれ教えてもらい、リールのベイルを起こしてポチャンと投入。
 道糸は斜めになってどんどん出ていく。スプールに軽く指先をあててサミングし、糸フケを抑えたが、果たして底ダチが取れるのか?
 遠視も入りはじめた霞む目を凝らし、道糸の出が止まる瞬間を見守った。
 そしてフワッ。よっしゃとつぶやき底ダチを確認。ここで、いきなりコツンときた。
 ところがエサをツンと突つかれた瞬間、合わせるどころか思わず手が止まった。頭の中では即合わせ! と叫んでいるのに、手が無意識に竿先を止める。それどころか、ちょっと送り込んだりしている。
 特集内にも記したとおり2ノットの速潮、おまけに南西風も強め。テンヤは引っ張られ、どんどん吹き上がってしまう状況だ。時間にして数秒だがその綱引きをかわすように「食わせる間」を取ってしまったのである。
 ハッと気付いて合わせたものの、完全に空振り。そのまましばらく待っても反応はなく、巻き上げてみると潰されたエビが戻ってきた。


 

 


 

 

Page1 自分はビギナー、何かが起きる?
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