午後船はアオリイカ。「今日は凄腕ぞろいだよ」と船長に言わしめる凄腕アオリ爆乗せ隊（常連さん）＋なぜか港に立っていた沖藤編集長と私の8人を乗せ、真沖22メートルでシャクリ開始となった。
　まずは編集長が1杯乗せるも、序盤はポツポツの乗り具合でスロースタート。「潮の流れは最高なんだけど、おかしいなあ」と船長。
　と、そこに、優雅に泳ぐイルカの群れを発見。彼らのいたずらが原因か。それが証拠にイルカが去るや否や、凄腕アオリ爆乗せ隊の快進撃が始まった。「乗った！」「こっちも!!」
　ダブルヒットあり、トリプルヒットありの乗り乗りタイムに突入。1キロ級の良型も登場した。ゲームロッドの左舷ミヨシ氏が、あっという間にツ抜けを達成したかと思えば、これに続けとロングロッドの右舷ミヨシ、大ドモ氏も連チャンで乗せる。
　ふと気づけば、オデコは私1人。見かねた船長から1本の餌木が差し出された。素直にそれをセットすると、あら不思議!?
　途端にボウズのがれ（餌木は9ページを見てネ！）。
　その後も沖揚がりの合図まで乗りは続き、翌日のシケに備えて1時間以上の早揚がりにもかかわらず、2（私）〜12杯、船中46杯のアオリイカが釣れ上がった。いやはや、どれだけイカがいるのやら。1月一杯が釣期と言うけれど、もっとできそうな気がしますよ。

［佐衛美丸］早川 忠信船長