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本誌編集部◎斉藤貴伸
掲載号: 2009年6月1日号
30人のビギナーで検証
総勢33名。ほとんどの人が初心者だったが……
さすがにプロの料理人の方々なので、魚の扱いは慣れたもの
4月22日。金沢八景の荒川屋からシロギスを狙って釣行した。
この日は都内に7店舗を展開するフカヒレ海鮮酒家、筑紫樓(ちくしろう)の岡田社長に誘っていただき、社員33名によるシロギス釣り大会に参加させてもらったのだ。
ほとんどの参加者が船釣り初心者と聞き、今回の特集には好都合と、出船前に同行のAPCの平林さんと打ち合わせをする。
最も関心があったのはテンビン仕掛けと胴つき仕掛けの比較で、ビギナーにとっては胴つき仕掛けのほうが釣りやすいという予想はあった。ただ、これは自分および周りの数人の経験から成り立つ予想で、確信が持てているわけではない。
それが今回これほどの人数で検証できるのだから、筑紫樓のみなさんに感謝したい。大会は釣ったシロギスの総重量で競われる。仕掛けはテンビン用と胴つきの両方が用意され、好きな方を使っていいというルールだ。
仕掛けはいずれも荒川屋オリジナルの船宿仕掛け。シロギスの名手が数多く集まる船宿として知られるが、初心者への配慮も万全だ。
2隻に分乗し8時頃に出船。私は岡田社長、平林さんとともに船主の山下貞光船長の船にて小柴沖を目指す。前日の荒天から打って変わり、快晴ベタナギのシロギス日和に恵まれた。
水深13メートルのポイントから開始。つい1週間前には20メートルダチを攻めていたというから、どんどん浅場へポイントは移っているわけだ。
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