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フィッシングライター/山口 充
掲載号: 2011年9月1日号
大ビラメ乱舞!
当日はワラサも交じった
アタリがなくなると潮回り、そして再びヒットが続くという展開が続く。
ワラサを上げた高橋さんも2キロクラスのヒラメを上げる。左舷ミヨシの菅井さんにも良型がヒット。徐々に良型が増えてきた。
そのとき、私の竿に微妙なアタリが。これひょっとしていいかも……と慎重に食い込ませてみる。しかし、全く動かない。食ったまま止まっているようだ。これは大型ヒラメではよくあること。そこでリールのクラッチを切り、ロッドに加わるテンションを緩めず張らずにし、オモリを動かさないようにして待つ……すると激しい引き。合わせをくれて、ファイト開始。
ロッドがフルに曲がる。激しくたたくような独特の引きも大きく激しく一進一退。しかし、あと10メートルのところから3〜4メートルずつ激しい引きでラインが出されて20メートル台の海底へ。そして根に当たる感触。
……残念ながら根掛かって痛恨のバラシ。
「先ほどと違い、自然の根周りです。根はきつくないですが少しタナを切った状態にしてください」と小倉船長。
するとここで右大ドモの佐藤さんが4キロクラスを上げてうれしそう。船中1番だね、と喜んだのもつかの間、お隣の齋藤さんがさらに大きなヒラメを釣って上回る。
皆さんが、「佐藤さん短い時間だったね」と大笑い。そして、今度はその齋藤さんの友人の井上さんがビッグファイト。長い攻防の末上がったのは、なんと6.5キロのビッグワン!
井上さんはヒラメ釣り3回目とのこと。「いつもこんなに大きいの釣れると思っちゃダメだよ」と常連さんたちも笑いながら祝福。その直後、私も3キロ級を上げて5枚とした。
11時にイワシがなくなったところで終了。船中1〜8枚、合計60枚の好釣果。ワラサやイナダも顔を出し、ライトならではの釣趣も満喫。
今年はヒラメの当たり年かもしれないですよ!
[二三丸]小倉 忠船長
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