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本誌APC(東京)/椎名義徳
掲載号: 2012年6月15日号
匠輝くんがまたやった!
チャンスはこれから!
マコガレイ人気は健在だ
しかし順調だったのはここまで。根掛かりでテンビンごと仕掛けをロストしたのがドツボの始まりだったらしい。
先ほどまでの派手な仕掛けとは対照的な、地味な鉛色のオモリとビーズだけのシンプルな仕掛けをセットし再開したものの、以降はカレイからのラブコールがピタリと途絶えてしまった。
諦めずに小づき続けてようやく1枚追釣するも、周囲との釣果の差は歴然。
やはりカレイはアピール度が高い派手な仕掛けが有効なのだろうか。
そんなときに右舷から、
「おおっ、デケエ!」と、どよめきが上がる。
カメラ片手に駆け寄ると、前出の匠輝くんが48センチのビッグサイズを釣り上げ得意満面。
この1枚を撮影したあと、私の竿にもかなりの重量感が伝わった。こいつはデカイと意気揚々とリールを巻いたが、上がってきたのはソフトボール大の石。トホホ。
沖揚がりは12時で、当日の釣果は全長27 〜48センチのマコガレイを1人2〜27枚。ゲストはアイナメ、ハナダイ、マダコなどと上々の釣果であった。
小づいて誘って掛ける当地のマコガレイ釣り。この面白さは一度体験すれば必ずハマってしまうはず(私はドツボにはまったが……)。
ぜひ皆さんもチャレンジしてください。
[大洗丸]大川高義船長
Page1 良型がボコボコ釣れる
Page2匠輝くんがまたやった!
※本誌紙面では、カラーグラビア、仕掛図などがご覧いただけます。