新旧の江戸和竿が 勢ぞろい!

和竿大全

◉著者/葛島一美
◉問い合わせ/つり人社☎03・3294・0781

戦前から現代まで、江戸和竿の逸品、珍品がぎっしりと詰め込まれた江戸和竿本の決定版。釣り物別に、淡水がタナゴ、フナ、アユ、清流、渓流、テナガエビ、ワカサギ、海はハゼ、カワハギ、クロダイ、シロギス、マダイ、イシダイなどの和竿が収載されている。
さらに、アオギスの脚立釣り、ノリヒビのボラ釣り、導流杭のカイズ釣りなどなど、今では幻となった江戸前の三大釣りに使用されていた和竿も登場。
著者は本誌連載でもおなじみ、江戸和竿関連の著作で知られている葛島一美さん。和竿師に焦点をあてた『平成の竹竿職人』、様ざまな和の釣具を紹介した『釣り具CLASSICOモノ語り』、竿師の焼き印の歴史と謎に迫った『続・平成の竹竿職人 焼き印の顔』に続く第4作が、和竿そのものを主人公にした本書だ。・版型=B5変型判並製(オールカラー192 ページ)・定価= 3000円+ 税