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[アジ]
三浦半島走水港発…走水沖 高司丸

走水沖のアジが絶好調! 釣れる&おいしいの注目株

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本誌APC(神奈川)/平林 潔
掲載号: 2011年4月1日号

潮が緩むと癒しの時間

 


さあ、何にして食べましょうか!


 9時前くらいから潮が緩くなってきて、道糸がピシッと立つようになってきた。こうなると釣りやすい。
 そんなこともあってか、タナを取ればすぐにアタリが出て、アジの数はみるみるうちに増えていく。
 そうそう、一荷釣りも2回あった。でも2回とも置き竿だったから、撮影のお駄賃なのかもしれない。アタリがきてもほったらかしにして、撮影を続けているから結果としてもう1尾掛かってしまっただけのこと。別に腕がいいわけでもなんでもない。
 朝方吹いていた北風もいつしか弱くなり、すっかりいいナギになっていた。そればかりか薄い雲の切れ間からうっすらと陽も差している。
 上げ潮が強くなってきた10時半ごろには23尾をゲットしていたが、そのころから釣れ具合はポツポツ程度に落ち込んできた。やっぱり潮が緩い時間帯のほうが数をのばしやすいなあ。釣りやすさの面でも食いの面でもそう感じた。
 沖揚がりは11時半。釣果は25〜40尾。平均は30尾前後といったところ。
 型についてはバラつきが少なく、大半が25センチクラス。そこに30センチ弱が何尾か交じっているという状況。
 手軽な半日船でおいしそうな中アジをこれだけゲットできれば大満足。娘や孫たちも呼んで、タタキや刺身、フライと豪勢なアジパーティーを開いたが、もちろん大好評。僕の株も上がったね。
 今号が発売される3月下旬ともなれば、さすがに春めいてくるはず。極上のアジをゲットするにもよい季節だ。



高司丸]横橋政晴船長

 

 


 

 

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Page2 あちこちでアジが上がる
Page3潮が緩むと癒しの時間


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