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フィッシングライター/上田龍太郎
掲載号: 2012年6月1日号
30 センチ弱の良型も!
これで60 尾。ごっつあんです!
午前10時半、船内の様子を見て回るとよい人でイサキを40尾ほど上げていた。初挑戦の森田くんはハリを飲み込んだ魚を外すのにやや手間取っていたが、仕掛けの投入やコマセ振りはスムーズに行えるようになり、マイペースで釣りを楽しんでいるようだ。
その後、潮が止まると同時にイサキの食いも止まってしまったが、午前11時半を過ぎると潮が動き出してイサキの食いも再び活発化。船長の指示ダナは朝から変わらず30〜35メートルであったが、ここでは30 センチ弱の良型も交じるようになった。
このころから風向きが南西に変わったものの相変わらず微風で、釣りに支障はない。
残り30分となった午後0時半、船長は横根近くのポイントに移動。ここでは本日の釣りを締めくくるような入れ食いを楽しむことができた。
途中で1回、イサキとは異なる強いアタリがあったので慎重に巻き上げたところ、1キロ級のマダイを手にすることができた。
午後1時、後ろ髪を引かれる思いで沖揚がりとなる。当日の竿頭は65尾で、乗船者8名中4名が60尾超えと絶好調。私は60尾の釣果に大満足し、森田くんも28尾釣り上げて満足そうであった。
土屋裕司船長によると、イサキはこれから釣果と食味どちらもよくなり、7月末ごろまでは最盛期らしい釣れ具合を楽しめるとのこと。ベテランはもちろん、ビギナーでも十分な釣果が期待できる須崎沖のイサキ釣り。皆さんもチャレンジしてみてはいかがだろう!
[大黒屋]土屋裕司船長
Page1 開始直後から入れ食い
Page230 センチ弱の良型も!
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