桜の開花までカウントダウンのこの時期。いんやあ〜海の中は真冬なんでしょうか、なかなか安定感のある釣り物が見つかりません。こと半日釣りともなれば、やれ北西の強風だなんだで釣れ具合がよく分からんのです。
　そんな中で3月1日にセレクトしたのは東京湾奥磯子八幡橋の鴨下丸。午前のライトアジに行って来ました。
　それにしても朝が早くなったよねえ。午前船に乗るのも楽になりましたなあ。
　けど当日は北西風の曇り。夜には雨の予報。だというのにさすがは人気のライトアジ。私を入れて釣り人8名。しかもうち1人が女性ときた。
　船長は元営業マンの萩原敏広さん。
　「昨日は大変でした。初っぱなから不発で大貫まで走ったけど、そこもよくなくて頭3尾だったんです」と、現状を説明してくれた。
　午前7時、定刻ぴったりに出船。沖へ出ると意外と風が強かった。
　「おはようございます……」船長のていねいなアナウンスを聞いたところで、キャビンでスト〜ンと眠らしてもらいました。
　ここんとこ、わけ分かんない上司に振り回されっぱなしだもんなあ……電話もかかってこない船のキャビンは週イチの夢と言うか、オアシスですわ。
　やがてエンジンの止まる音で夢が覚めて現実へ。デッキへ出てびっくり。あれ〜！降ってるじゃないの雨が。
　釣り場は昨日と違って赤い灯台が近くに見える横須賀沖。
　「水深28メートルです。どうぞ〜底から3メートル上でやってみてください！」
　それはいいけどこの雨、なんとかならんかなあ。