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【深海小ネタ】深海リングを作ってみよう!

深海釣りの定番。大きな輪が特徴的な深海リングは仕掛けから発生した糸ヨレを軽減して、道糸・幹糸のヨリ切れを防ぐ必須アイテムです。

前回アコウ船でお世話になった船宿さんでは、船長がリングを自作して実際に自分で使っています。その船長によると、

「最近の深海リングは高いよ~。へたすると5000円近くするよね。でも自分で作ると2000円もあればできるよ。」とのこと。
確かに構成パーツ自体は多くなく、そう言われると作成意欲が湧いてきます! さっそくパーツを集めて自作してみましょう。

リングの素材は?

深海リングの特徴的なリング。前出の船長が自作する際は、牛の鼻輪に使われている「牛かん」を使うそうです。様ざまな素材がありますが、深海リングに適した素材は真ちゅう製とのこと。重量・強度ともに十分で、中オモリとしての機能も備えため、アコウ釣りで威力を発揮します。

さっそく「牛かん」を調べてみると、ホームセンター等で1個1000円前後が相場の模様。これにボールベアリングサルカンを組み合わせればいいわけです。

組み立て開始!

リングの「牛かん」を発注し、組み合わせるボールベアリングサルカンも用意します。届いた「牛かん」は太軸で、サルカンの適合サイズは10号。それ以下のサイズのサルカンは大型スプリットリングを併用して組み込みます。

牛かんは中央が割れてネジで固定するようにできています。取り付けはいたって簡単で、サルカンを通して止めるだけ。もし、ネジの緩みが不安ならば固定部に瞬間接着剤を落とすと確実でしょう。

組立工程わずか2分。簡単にオリジナル深海リングが出来上がりました♪。

今回作ったのは大型ボールベアリングサルカンを上下に配したシンプル構造の船宿レプリカと、スプリットリングを介して回転性に優れたダブルボールベアリングサルカンを組み込んだオリジナル仕様の2つです。

重量も市販品に比べ90g(24号相当)増量。  中オモリ一体の状態なので重心ブレがなく、絡み低減や沈降性能UPが期待できるので実釣が楽しみです。

現場での実釣テストは3月中旬の予定です。

このような小物も、こだわりを持って作成し、実釣で効果を発揮したときの喜びは格別です! ただ漠然と釣るのではなく常に探究心をもって様々な角度から魚へアプローチしたいものですね。

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