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釣果に差が出る!特船オキアミカスタム

盛り上がっている駿河湾のカツオ&キメジ。そして間もなく開幕するであろう剣崎・初島沖のワラサ。コマセ釣りで盛んに狙われています。回遊魚釣りといえば必須アイテムの一つ、マルキューの「特船オキアミ」は外せません。多くの人が愛用する擬餌エサで人に差をつける小技をご紹介しましょう。

特船オキアミとは?

船の回遊魚釣りでは定番となった「特船オキアミ」。生分解素材で作られたオキアミ型のワームです。非常に強い保持力を誇り、エサ取りに突つかれたぐらいでは簡単に外れません。
本命がいるもののエサ取りが多いときに威力を発揮します。サイズは40mmと55mmで、赤手・白手・夜光・蛍ムラの4色です。

特化型ペイントを施す

状況を判断しながら使い分ければ、基本の4色で十分な効果を得ることが可能でしょう。ですが、だれでももっと釣りたいと思うもの。そこで効果的なのがカスタムペイント。特船オキアミはゴム系素材ですので油性マジックで着色が可能です。着色部は時間経過とともに滲み、1~3日ほどでよりナチュラルな着色に仕上がりますので、前もって作成すると非常に効果的です。
参考までに私が実践している実績カラーをご紹介しましょう。

[リアルオキアミ]
白に対し、ピンク系カラーで着色します。白っぽいオキアミを好むことの多いワラサに特に効果的で、着色2日後が最もオキアミのカラーに近づきます。本命が低活性なのにエサ取りが多いような状況で最も効果を発揮します。

[セグロ・アゴSP]
カツオ釣りにおいてシラス追いはケイムラで十分対応できますが、小型トビウオや小型イワシを偏食する状況になるとケイムラだけでは威力がいまいちです。この状況で効果的なのが蛍ムラの背を青や紫で着色したカラー。背中の色が濃く、蛍ムラの発色もあってよりリアルになります。さらに目玉ビーズを併用することで、より一層の威力を発揮します。

[メジSP]
比較的濃い色を好むメジ。過去にナマズ系のバケやフィッシュダンサーの緑などで高釣果を上げたことがあり、同様のカラーリングを施したことろメジの反応は非常に良好でした。ベースは白・ケイムラ共に良好です。メジは歯がそれなりに鋭いので2、3本釣ると特船オキアミが壊れてしまいます。狙う際は多めに作っておきましょう。

当日→翌日→明後日と色が滲むとナチュラルな感じに!

エサ付けにも一工夫

カスタムしてもしっかりとハリに付けなければ効果は半減です。数日程度で腐ることはないので、釣行前日に自宅で付けてしまえば真っすぐに付けることも簡単。揺れていたり、ナブラを目の前にすると慌ててうまく付けられないものなので、事前に付けて用意しましょう。付ける際はハリのフトコロを狭めないように特船オキアミのできるだけ内側にハリを通します。フトコロが狭くなると掛かりが浅くなり、バラシの原因になります。短いチャンスで効率よく回遊魚をしとめましょう。

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