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マグロを夢見るイナンバ遠征

2011/05/27

4月末~5月上旬にかけて各地に青物の好釣果をもたらした黒潮分流。まさに釣り人にとってのゴールデンウィークと呼べるような1週間だったといえるでしょう。その中でずば抜けた釣果を出していたのがイナンバ周辺。20kg近いキハダマグロが連日上がり、船中全員釣果や複数釣り上げるアングラーも!これは行ってみるしかないでしょう!

日帰り遠征 最遠の釣り場

遠征釣りでよく聞く「イナンバ」は伊豆諸島御蔵島の南西、伊豆半島先端から110kmほど離れた海域に浮かぶ無人島です。見た目は島というより巨大な岩礁といった感じで、海水温が20℃を越えるころになるとキハダやビンチョウなどのマグロ類が回遊してきます。マグロ以外にもカンパチ、ヒラマサ、シマアジといった大型回遊魚やモロコ、ハタなどの大型根魚が狙えます。「限定近海航路許可」を取得した船舶のみが釣行でき、出港地により差がありますがルアーの平均乗船代金は25000~30000円ほどです。

イナンバのジギングタックル

連日の釣果を見てみるとマグロ類はキハダで20kg前後、ビンチョウで10kgほどと例年よりやや小振りの模様。それにヒラマサやカンパチの15kg級までが交じる可能性があります。大物釣り場のイメージが強い「イナンバ」ですがタックルは近海用を多少強くした程度です。

・ロッド
200gを中心にMAX250~300gまで扱える5.5~6.5フィートほどのウェイト負荷。ライン許容がPE5号まで使えるものが無難です。ありがちですがマグロ類が相手だからといってガチガチのヘビーロッドを用意することはNG。ジグを踊らせて魅せるアクションができないロッドではマグロが掛かることは希です。また硬くクッション性が低いと瞬発力のある引きの負荷をもろにラインに与えてしまいブレイクされかねません。ほどよく曲がる外房ヒラマサに使用されるようなロッドを用意しましょう。

・リール
アルミなどの強度と精度に優れたボディで、MAX10kg程度で滑り出しに優れたドラグを持つもの。ギア比はローギアが無難でギア比が高いと身体的負荷も高くなります。ラインキャパは4号300m以上あれば良いでしょう。リールは機械部品の集合体の為、値段が性能へダイレクトに反映されます。ですので廉価品のラインキャパを満たしているだけのリールでは太刀打ちすることは難しく、特に釣りの要となるドラグは負荷への応答性がものをいいます。アバウトではありますが有名メーカー製で定価25000円以上のモデルが無難です。

・ライン
メインラインは高強度PEラインの3~5号。水深の判断できるマーキングは必須です。そして極力ラインは新品を使いましょう。マグロ類は引きが強く魚体も重いため普段の魚なら誤魔化せる小傷もそれが原因でブレイクする現場を非常に多く見ます。高い遠征代を払って手に入れた千載一隅のチャンスを掴みに行く釣りです。常に万全の体制で挑みましょう。リーダーは50~100LBを5m以上。最後の最後に船縁で突っ込まれて船底にラインを擦ってブレイクさせないためにも多少長めが無難。オマツリも多いので意外とリーダーも傷つきます。

・メタルジグ
サンマ・サバ・イカを捕食するキハダマグロ。イナンバではセミロングタイプの200g前後、カラーはフルシルバーやピンクシルバーが定番です。慣れたアングラーはベイトの種類によってジグの形状とバランスを決め、天候・潮色・ベイトでカラーを絞り、潮流に応じてウェイトを使い分けます。日のよって当たりジグやパターンが変化するので良く釣る人のジグやジャークを見逃さないようにしましょう。意外と汎用性のあるタックルです。1セットそろえれば遠征から近海まで様ざまなジギングを楽しむことができます。

遠征は快適大型船で楽々!

今回お世話になったのは南伊豆手石のT兵衛丸。大物遠征と深海を得意とする船宿で、銭洲・イナンバ遠征でのカンパチ・ヒラマサ・シマアジや南伊豆沖ではクロマグロ・キハダマグロ。深場では新島沖トロキンメやアコウ、そして最近は50kgをゆうに越えるアブラボウズも狙っています。遠征釣りを行うだけあって船は遊漁船としては最大クラス。多少海況が悪くても揺れが少なく、ベッドも完備され釣り場までの往復はゆっくり寝てゆくことが可能。出船時間が早く、距離もやや遠い南伊豆でも、釣り場に着くまでに休むことができます。

キハダマグロに挑む

連日の好釣果も後押ししてか当日は満員御礼の2隻出し。それぞれ大型船に乗り込み1時半に手石港を出発。多少潮流の影響も受けて目指すイナンバ近海には6時過ぎに到着です。当日の海は非常に穏やか。風も無く晴れ渡り、まるで東京湾や相模湾と錯覚するほどの凪陽気。ナギ倒れにならないよう祈る限りです。事前の情報ではイカ類が多いようで、定番はワンピッチジャーク。速い変則アクションよりスローで一定なアクション方が反応が良いようで、若船長いわく「スムーズで見てて綺麗なシャクりほど食う!」とのことです。

タックルをセットし大物に備えて準備運動を行っていると、船はイナンバより潮上に停止し釣り開始となりました。「40~100mです。始めてください」とのアナウンスに一斉にジグが投入されてゆきます。流速は3.9ノット。釣りをするにはかなり速めですが船も潮流に乗せているためラインは真っ直ぐ。潮上からイナンバへと流れてゆき、近づくと潮上に戻るを繰り返しての釣りです。

私も指示ダナより10mほど多めにジグを沈めてアクションを開始。すると早くも右舷大ドモのアングラーがロッドを大きく曲げています!

エサ釣り師注目の釣法 電動ジギング

大ドモのアングラーは普段は餌釣り専門とのことで今回は青物ロッドを用いた電動ジギングに初挑戦。電動リールは中高速にセットしロッドはクランプをキーパーに接続しフォアグリップを握ってシャクるスタイル。アクションを入れるとロッドは大きくしなり、柔軟な調子はシャクリどころかルアーの自発的動きまで吸収してしまいそうです。しかしこれがよかったのでしょう。その動きは完璧なまでのストップ&ゴー。イカが水を噴射して逃げる様をリアルに演出できていたようです。
使用されていた電動リールはシマノの電動丸3000ビーストマスター。これにおそらくPE6号を300m巻いてリーダーを接続しています。これらのタックルは餌釣りで青物を狙われる多くの方が所有されいることでしょう。ルアーだからといって敬遠する必要はまったくありません。お手持ちのタックルでマグロは狙えます。

船内で繰り広げられる大物ファイト!

電動ジギングはやりとりも電動主体。適切にセットされたドラグが鋭い突っ込みをかわしてモーターがグイグイと魚体を浮かせます。マグロ類特有の大きな円を描きながら上がってきたのは本命キハダマグロ。丸まるとした20kg弱の個体です。この1本を皮切りにラッシュとまではいかないものの流しの度に続々ヒットしてきます。
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次つぎと掛かるマグロにファイトと取り込みで船内のテンションは最高潮!バタバタと船内で暴れるマグロを引きずりながら「疲れてもどんどんシャクり続けろ~!」と若船長からも激が飛びます。
ジャーク後の間で食ってくるパターンが多いものの、フォールにもバイトは出ており、糸フケに注意し一瞬の変化を見逃さないことが重要。特にスピニングタックルではバイトが見難いのでフェザーリングでジグのフォールを妨げない程度にラインを張ると効果的です。そしてそのフォールに注意していたアングラーにヒット!水深100m前後でふけたラインを見逃さずフッキングしたようです。グイグイと引き込みますが重量感は少なそうです。キメジでしょうか?
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上がってきたのは中々のサイズのメダイ。赤茶けた発色は美味しいメダイ証拠です!
この盛り上がっている状況にギャフ打ち&オマツリでやや出遅れた私にも「ズシン」とバイト!間髪入れずにアワセを2回たたき込めばまずまずのスピードでラインを20mほど引き出してゆきます。マグロなどの対大物のやり取りは取り込みまで自身の体力を温存しながら戦うことが鉄則です。相手が強くラインを引き出すようならばロッドエンドを下腹にあて、腕を伸ばして余計な力は入れずロッド・腕・身体で三角形を作るイメージで耐えます。そして引きが収まったら頭をこちらに向けさせ一定のリズムでポンピングし巻き上げます。リズムが狂わなければ隙が生じず簡単に反撃されることはないでしょう。キハダマグロは根擦れを気にする必要はありません。しっかり針掛かりしシャークアタックがなければ20kg級なら浮上させることは容易。相模湾や伊豆諸島北部を回遊をする頃に比べれば水温も低く大人しいものです。
やがて水面に浮上してきたキハダ。最後の旋回で他のアングラーのラインを拾わないよう気を付け、タイミングを合わせてギャフ打ち一発命中!引き上げられた個体は20kgには届かないも中々のサイズです。

記憶に残る特別な釣行を

興奮度満点のキハダ釣りの時間は瞬く間に過ぎ去り沖揚がりの時刻を迎えました。ファイトの達成感に酔いしれる者、無念にもブレイクされ再挑戦を誓う者など人それぞれですが、乗船したアングラーの記憶に強く残る釣行となったことでしょう。結果はキハダマグロ船中13本、平均サイズ17kg、ヒット数は20以上。その他キメジ・メダイまじりです。
遠征船は技術も運も資金もタイミングもいる釣りです。しかし乗船した釣り人にはそれ以上の大きな感動を残します。「近場で気軽に」と違う特別な釣行。遠征釣りという「お祭り」に気合いを入れて挑んでみてはいかがでしょう。

[使用タックル]
SGコースタル コンビジャーク64
ソルティガ4500
ウルトラダイニーマWX8 4号300m
シーガーFXR船20号5m
サイドスラスター200g
ファルコンZスロー180g
ツインパイク3/0

三大回遊魚を狙う房総オフショアルアー

2011/05/10

海水温が上昇する初夏は多くの魚が活動的になる季節。ようやく黒潮の分流も差し始め、各地の青物情報が続々と飛び込んで来ます。

解禁となった金洲・銭洲からは5kg未満のカンパチ好調、東伊豆初島沖ではワラサ・イナダがボイル、外房ではヒラマサにワラサ・イナダ、伊豆大島ではクロマグロ、イナンバではキハダ・ビンチョウマグロが跳ね飛んでいます。

今回はキャスティング&ジギングで房総半島初夏の青物を狙います。

キャスティングorジギング

青物用のルアーのメソッドは大きく分けると2つ。ひとつは横に攻めるキャスティング、もう一つは縦に攻めるジギングです。

・キャスティング
7~8フィート(約2.1〜2.4メートル)前後のロッドを用い、プラグやジグをキャストし狙います。従来はベイトフィッシュが絡む「ナブラ打ち」が基本でしたが、近年は潮目や根などの魚がついていそうな所から引き出す「誘い出し」が確立されつつあり、ジギングで攻めにくい15m以浅の攻略も可能です。
条件が揃わないと釣果を得ることは難しいですが、条件が揃うと爆発力があり、ジギングではなかなか掛からないような大型のマグロやヒラマサを狙うことができます。

・ジギング
6フィート(約1.8メートル)前後のロッドを用い、シャクリやフォールでメタルジグを操作し誘います。魚群反応や海底の根を狙っていき、底から表層まで探ることができるので安定した釣果を得ることが可能です。
ターゲットの種類や活性によってジグのタイプや重量を選ぶことで回遊魚から根魚まで幅広く対応。浅場こそやや苦手ですが、オフショアルアーで最も手堅い釣法といえるでしょう。

BIGワンを狙え!外房のヒラマサ

今期の外房は当初、ワラサジギングで狙う予定でした。しかし釣行前日、突如として大型ヒラマサの釣果が上昇。そのサイズは10kgを軽く越える個体ばかり!しかもトップに出るとあっては狙わない手はありません。この嬉しい誤算により急遽キャスティングヒラマサへ変更となりました。
お邪魔したのは勝浦川津港の新勝丸。一年を通してルアーで外房の魚を楽しませてくれる船宿で、ヒラマサ・ワラサといった青物ジギングがメインです。しかし前日の他船の釣果もあって乗船者は全員キャスティングタックルを用意済み。大型ヒラマサの人気、恐るべしです。

前半はジギングでワラサ狙い

港より北上した大原沖では鳥山が形成され魚っ気はムンムン。水深は40~70mでベイトの魚探反応は中層付近。鳥の移動速度も速いことからサンマのようです。となれば反応の良いジグはロングタイプのシルバー系。ロッドの反発を利用したスライドアクションと、魚の回遊タイミングが合うとイナダやワラサが次々ヒット!中にはブリ近い良型も上がりお土産確保はバッチリです。

浅瀬のヒラマサを誘い出せ!

ある程度イナダ・ワラサを釣ったら、いよいよヒラマサ狙いです。船は水深15~30mの根周りへと移動。鳥も飛び交い魚探にもベイト反応が映し出されています。根周りにつけるといよいよ開始の合図。両舷よりアンダーキャストにて20cm弱のプラグが一斉にキャストされます。キャスティングヒラマサは誘い出しの釣りが基本。ウッド製の水絡みのよいプラグで、泡引きダイブやS字スラロームでヒラマサにアピールします。
そして、その瞬間は来ました。舳先でキャストするアングラーが海面にS字を描くように操るルアーの後方より突然現れた巨大な魚影が水柱を上げて激しくルアーをバイト! 強烈に絞り込まれるロッドを堪えるもジリジリと引き出されるライン。相当キツく設定されたドラグをも滑らせる引きは大型を予感させます。

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ハリ掛かりすると根へと突進することの多いヒラマサは、いかに疾走を止めるかが勝負の分かれ目。そのファーストランを凌いだら多少強引でもガンガン巻くのが鉄則です。掛けたアングラーもそれを熟知しており必死の巻き上げ。魚対人間の体力勝負の末、仕留められたヒラマサは10kgオーバーの迫力ある魚体。このサイズなら1本でも上がれば上出来といえるところですが、今回はこの程度では終わりません。

チャンスは続くも…

キャストを繰り返しながら小移動を繰り返す新勝丸。時折起こる海面を切り裂くチェイスから、ヒラマサの活性は相当高いようです。船内でもポツポツとヒットさせ、引きを制して見事釣り上げる者、暴力的な疾走で根に走られて切られる者と様ざまです。
そして残り時間も少なくなったころ、サンマがヒラマサに追いつめられ海面にナブラが発生! それと同時にS字を描くスラロームアクションへ同時ヒットが見られるなど大きな盛り上がりを見せました。

船長もタモ入れに奔走し、この日取り込まれたヒラマサは6本。うち5本が10kgオーバーという凄まじい状況です。
・・・・・・・そして、そのヒラマサの波に乗れなかった私。キャストしたプラグはなぜか鳥に大人気で、鳥の連続ダイブにヒラマサも食わず。無念の結果となりました・・・。
でも、このままでは終われません。この惨敗を糧に必ずや大型をしとめてみせましょう。

川津 新勝丸 ℡090-6119-2712

[タックル]
オフブローOB-710LC
ステラSW10000XG
PE4号300m 80LB3m
TTイーグル180F・ブルーフィッシュ170

スロージギングで狙うワラサ・カンパチ

続いてお邪魔したのは南房白浜のS渡船。ここは名のとおり磯釣り渡船とルアー船が出ており、親切丁寧な対応で陸・船問わず人気の高い船宿です。
前週はブリ・ワラサのジギングが好調だったようですが、数日前より急接近した黒潮により水温急上昇・・・。釣行前日の釣果を見る限り、厳しいジギングになりそうです。それでも当日集まった釣り人は10名以上。黒潮の蛇行次第で水温が激しく変動するこの季節はバクチに近い状況になりがちですが、夢を追うアングラーには関係ないようです。

近場の白浜沖からスタート

ポイントまでは港から10分ほど。予想以上のウネリに体調の不安を覚えつつ白浜沖60mからスタートです。今回使用するメタルジグはブルーニングハーツのファルコンZスロー180g。全長が短く中央前よりが太くなったこのジグは緩い動きが得意なスロージギング用。水中でクルリヒラリとゆっくりアピールします。
開始合図とともに投入。挙動の安定しない落ち始めはサミングをやや強めに、落下が安定してきたらフリーで海底を目指します。滑り出るラインの動きを注視し、着底のタイミングを見逃さないことが重要。見逃すと追っていた魚が見切って逃がすことになりかねません。
私のジグが着底寸前、すでにボトムへ到達しアクションをつけ始めた横のアングラーへヒット! 引きの鋭さから青物のようです。

これを見て私は着底後ハイピッチショートジャークで10mほど一気に巻き上げ、そこからスロージャークの緩急で食わせの間をつくると「ガツン」とヒット! 少ない重量感の割に鋭い引き。頭を向けさせ一気に巻き上げると現れたのはショゴ(小型のカンパチ)。小さくても手応えはさすが回遊魚といったところでしょう。
カンパチ登場に沸く船内ですが続くヒットは訪れず。沖の水温もかなり変動しているようで、どうやら谷間の日に当たってしまったようです。

スロージギングの威力

回遊魚の見込みがかなり薄い状況。中層まで探ってもよい結果は得られそうもありません。そんな時はボトムに着く根魚狙いです。
幅広のスロー系ジグはフォールスピードも遅く、ゆっくりとしたヒラ打ちと回転によるフラッシングでアピールします。ジャーク後の長い滞空時間でしっかり食わせの間を作ることができます。

船内でこのタイプを使ったのは私と同行者の二人。すると周りにアタリがない中でヒラメやホウボウが次々とヒット!  インチクやタイラバと並び根魚キラーとも思える活躍です。スロージャークとフォールで誘うと前後関係なく食ってきますのでフックはフロント・リヤともに装着することをおすすめします。

後日再び青物が高活性に

釣行日はイマイチの食いでしたが、水温が安定し始めた翌日より釣果も再び上昇。丸まると太ったワラサを中心に時折ブリ級やカンパチを混じえて上がっています。基本はジギングで100~150g前後のジグが中心。時折起こるナブラに対応できるキャスティングタックルも用意すれば確実でしょう。
ルアー船は午前午後の2便制にて出船。朝一から気合を入れて攻めても、前夜にしっかり寝て昼から船酔い知らずで攻めてもよいでしょう。楽しみ方は人それぞれ。パワフルな回遊魚を狙って釣行されてはいかがでしょうか。

[タックル]
SGコースタル コンビジャーク64
ソルティガ4500
PE4号300m リーダー60LB3m
ファルコンZスロー180g ツインパイク3/0