Archive for 7月, 2011

女子限定★カラーアンケート

7月 31 2011 Published by under お知らせ

アンケートに応募いただいた方の中から抽選で1名様に、つれる竿・MAGICAL★ONE(来春販売予定)をプレゼント!

【アンケート内容】

★ブランクス(竿の本体部)のカラー
A、B、Cの中から「この色の竿がほしい」と思う色を選んでください。


★グリップのカラー
1〜4のうち、好みのグリップの色を選んでください。ブランクスを一緒に並べてありますので、色のバランスの参考としてください。

[必要事項]

アンケートにお答えのうえ

  • お名前(応募はニックネーム・ハンドルネームでも結構です)
  • メールアドレス(※携帯の場合は当選時に連絡・確認ができるよう@tsurijohosya.co.jpを受信できるようにしておいてください。)

応募フォームはこちら(応募締め切りました)

【当選および結果発表】

隔週刊つり情報9月15日号(9月1日発売号)153ページにて発表。
決定したカラーの画像は9月15日号発売後、順次当ホームページにてアップしていきます。

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6/24 ネーミング&カラーリング決定!

7月 15 2011 Published by under 本誌記事

●協力/そこがティカジャパン株式会社

シミュレーション画像。 オヤジの発想の粋を超 えるカラーリングが進行中

名前と色を女性釣り師から公募して決めるという、たぶん量産の釣り竿では初の試みを実施した「つれる竿」プロジェクト。いよいよ名前を決める。

「応募の中からこれだ! と決めるのもいいかと思ったのですが、それではボクたちが決めたことになりませんか?」

昼下がりの外神田・つり情報編集部。真剣な顔でティカジャパンの吉田俊介さんは切り出す。

「どの応募も『つれる竿』のことをよく考えていただいてますから、22通の色と名前の案で十分に傾向を見ることができます」

吉田さんは3つの円を描いた紙を示して説明する。

「まず、外国語の名前が16通、造語が4通、日本語が2通です。こうして円を三つ描いてみると、重なるところ、つまりストライクゾーンは外国語をメインとして造語をミックスさせた名前、ということになります」

理路整然と話す吉田さん。さすが水産大(現・海洋大)出身。なんだかマーケティングっぽい話になってきた。

「外国語と造語ですか……いくつもあるけど、どれかなあ。おれは『アタック・ナンバー湾』が好きだけど」

「沖藤さんが勝手に選んじゃいけません。まずは女性たちが応募してくれた名前の中から重複するものを選び出し、検討していくべきです」

ピシャリと締める吉田さん。

「で、複数応募のあったのがMAGICAL=マジカル』を使った名前です」

「なるほど『マジカルスティック』に『マジカルマジョルカ』ですね」

「そうです。で、造語については書き方こそ異なるのですが、1本の竿で欲ばりに釣るというコンセプトを反映して『ワン』『湾』『ONE』を加えた名前が多いのです」

「おお、なるほど!」

「そして最も参考になったのが、女性は名前に星(★)を入れるのが好きということです。実に5人の女性が入れています」

「ホントだ、こりゃすごい!」

「で、ですよ。これを組み合わせると『MAGICAL★ONE』となるのです!」

吉田さん。どや顔。

『MAGICAL★ONE』

MAGICAL=マジカルは2種類の穂先と伸縮するグリップで色んな釣りに対応してしまう「魔法のような」または「不思議な」竿を現し……

ONE=ワンは1本で釣るという意味のほか、湾奧のワン、アルファベットで「おねえさん」のONE(オネ)にも通じる。

「おおっ、お姉さんと、お願いにかけて『オネ★ツレ』という名前もありました。これ、編集部では人気あったんだよなあ」

「それら多くのエッセンスを集めたのが『MAGICAL★ONE』ということになります」

う〜む、すごい。男性陣=オヤジ=の好みを一切入れず、女性が考えた名前の集合体だ。

抽選の結果『Merry ★ Fish』で応募していただい た方に完成品をプレゼントいたします。来春までし ばしお待ちください!※応募いただいた皆さま、誠にありがとうございま した。

「ところで吉田さん、名前を採用された方には完成品をプレゼントする予定ですが、正確には名前をそのまま採用された方はいません。ですが、9つの案からから名前の一部を使わせていただきました。どうしますか?」

「そうですね……」

「9本出しちゃいますか? バーッと」

「いや! それはちょっと……」

「では9等分しますか?」

「そんな無茶な!」

釈明会見状態に陥る吉田さん。

「では、名前の一部を採用させていただいた9名の方をクジ引きいたします。応募いただいた皆さま、ご了承ください」

「さて、色はどうします?」

「それこそ圧倒的多数でピンク、ピンクの中でもメタリック、ラメですよ」

「……ですよね」

歯切れの悪い吉田さん。

「以前、ピンクの竿が売れなかったことがあったんですか?」

「い、いや、そうとは言い切れないのですが……」

「だめですよ吉田さん。名前と同じく、物理的、予算的に可能なら、色も女性の意見を最優先しなくちゃ」

「そうですね」

「では、メタリックピンクをメインに、紫を組み合わせ、パール、ブルー、黄、オレンジをあしらった竿を試作しましょう」

「ピンクと紫って、ホントですか?」

「ホントです」

次号、そろそろ実釣の話を書く!かもしれない。

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5/24 プロト1号と名前と色のモンダイ

7月 01 2011 Published by under 本誌記事

●協力/まだまだティカジャパン株式会社

ついに上がってきたプ ロト1号、3種類試作 するはずの穂先がなぜ か4本 !?

「これが試作品です」

「おお! できましたか!」

昼下がりの外神田、つり情報編集部。いよいよ『つれる竿』の試作品=プロトタイプ第1号が上がってきた。

「でですね、ちょっとモンダイがありまして……」

あいまいな笑顔を見せつつプロトタイプを取り出すティカジャパンの吉田俊介さん。

「実は、穂先が先径0.9、0.8、0・75、0.7と、1種類多く作ってしまったのですが……」

「おお、多いぶんにはいいじゃないですか!」

さっそく真っ黒いプロト1号を出して穂先を確認、余分に作ってしまったという先径0.9ミリの穂先を継いでみる。

「いいですね、太くて安心感があって、よく動く!」

「予想外だったのですが、いいですよね? ライトマルイカにも使えるでしょ?」

続いて先径0.8ミリの穂先。

「こちらは当初から予定していただけあって、想像どおり、いい感じですね」

「そうでしょう!」

何よりもグリップを伸ばすとバットが30センチもあるからしっかり脇挟みができるのがうれしい。他の編集部員も脇挟みしては「へえ〜」などと感心しつつ通り過ぎて行く。

「まずは八景あたりのライトアジで、先径0.9ミリ、0.8ミリの穂先を比較しつつ、全体の調子やグリップをチェックしていく感じですね」

「沖藤さん、女性もテストしてくれるんですよね?」

「もちろんですよ。編集部員に女性がいないからって、心配しないでください」

うたぐり深い吉田さんに今一度、釣りガール(独身・推定20代後半)から届いた試釣の日程メールを見せる。

「で、吉田さん、この細い2本がシロギスモードの先径0・75ミリと0.7ミリですね?」

「あ、あ、それがですね、実はライトアジモードと同じ硬さで上がってきちゃったんです」

汗をふきながら慌てて説明する吉田さん。たしかに、穂先を継ぐとまるで9:1の極先調子のようにピンピンしている。

「うわ! これ、硬さが同じままで細くなっているから、衝撃的な竿になってますよ。たとえるなら、極細すぎるカワハギ竿」

「設計ではもっとクニュッとしなやかに曲がるんです。設計どおりにいかなくて、今、作り直させていますからっ」

吉田さん、釈明会見状態。

「これ、書かれちゃうんですか」

「はい。プロトで失敗したり、試釣で折れたりするのも開発の苦労やコストですものね」

「ま、まあそうですけど……」

「ところで沖藤さん、竿の色と名前、そろそろ決めないといけないんですよ」

「ええ!?来春発売なんだから、冬ぐらいじゃないんですか?」

「何言ってるんですか。竿の名前を入れたり、塗装するために6月中旬には色と名前が決まっていないといけないんです」

聞けば竿やロゴデザインのほか箱を使う場合は箱のデザインや発注も夏前には終わらせなくてはいけないらしい。

「色は悩むけど名前は『つれる竿』でいいんじゃない?」

「……ネーミングは女性に意見を聞きましょうよ」

先ほどの釈明会見とは一転、攻めに転じる吉田さん。

「じゃあ、色はおれが考えましょうか?」

さっそく公募メッセージを発信。その 反響に感動

「だめです! それこそ女性たちの意見を参考に作りましょう」

釣りガールのために役立つ竿を作りたい。そのコンセプトだけは譲らない吉田さん。さすが職人である。

「分かりました。では、時間がないのでツイッターとミクシィとフェイスブックで公募してみましょうか!」

「いいですね! ネーミングが採用された方には完成品を贈呈いたします!」

6月15日を締め切りの目安に【拡散希望】で『つれる竿』の色と名前公募メールを回す。すると、女性釣り師が次つぎと協力を名乗り出てくれる。その反響には驚くばかりである。

次号、いよいよネーミングとカラーが決まる、はず。

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