4月, 2021年
トラフグげっとん、その他
またまた緊急事態宣言が出そうで、嫌な雰囲気が漂っています。取材などでも規制がかかりそうですが、せめてプライベート釣行だけいつもどおりであってほしいものです。また少し間が空いてしまいましたが、またまたよい釣りを経験してしまいました。
8日(金曜)は剣崎松輪港の成銀丸さんよりコマセダイの取材です。今回は特別ゲスト新連載第1回目のロケ、右舷トモにかすかに見えるオレンジ色のウエアの方が主役です。無事にマダイも釣れて取材は大成功、ワタクシも少しだけ竿を出して1枚釣れました。詳細は5月1日発売号をお楽しみに。
10日(土曜)は午後からのんびり、内房勝山港のM丸さんからコマセダイ乗合です。せっかく左舷の大ドモを抑えたというのに、アタリ一つなく終わってしまいました。反応はバッチリでも船中でもゼロ、よほど潮が気に入らなかったんでしょうね。
翌11日(日曜)は同じM丸さんを釣り仲間14人で仕立て、トラフグ釣りです。大型が釣れているというので、写真のような仕掛けを用意しました。5時半に出船し、まずは富浦沖の様子を見ますが反応なし。剣崎沖へ移動となります。
一時期の大釣りは失せてしまいましたが、ポツポツとは釣れているようです。いきなり船中で2尾釣れた後、ワタクシにもゴツゴツというアタリがきて、すかさず大合わせ。うまくハリ掛かりして、2.5キロのオスが釣れ上がりました。
立て続けにきたのは2キロ級のメス。いやもうこれで満足と思ったら、その後は一度のアタリもありませんでした。トップは3尾、最大は5キロ級、オデコも数人出てしまいましたが、これほどのフグが釣れるなら人気があるはずです。もう一回行きたいけど、まだ釣れるのかどうか。
12日(月曜)はこの方と日立久慈港の大八日正丸さんより一つテンヤマダイの取材です。海上は油を流したようなベタナギ。ナギ倒れの不安もありましたが、しっかり釣っていただいて取材成功。この模様も5月1日発売号にて掲載します。それにしてもタイラバばっかりやっているから、一つテンヤ下手になった。
16日(金曜)はまたも剣崎松輪港、棒面丸さんからコマセダイの取材です。この日は水温低下で食いが悪かったけれど、主役が釣ってくれて取材成功。この模様は5月15日発売号、動画も同日公開されます。
17日カワハギ取材、18日プライベートシロギスはいずれもシケで中止となりました。そこで17日は横浜ベイサイドマリーナで行われているボートショーに行ってきました。コロナ禍のせいで、開催はオンラインとオープンスペースを利用しての小規模開催、来場者は今一つでしたが、この状況ではやむを得ませんね。
久しぶりに釣りのない週末でした。やっぱり退屈、というかほかにやることないんかい、と言われそうです。今週からその分を取り返すつもりでカメラなしの釣行に励みます。
シマアジ爆裂!
緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ大手を振って釣行できる状況になく、感染対策は十分行う必要があります。釣行の模様をSNSやブログにアップする場合も、他の方の事情も考慮し、慎重を期さなければなりません。ということで、しばらくは日付や釣行先などをボカすこともあるのをご了承ください(紹介されている方は本人の許可を得ております)。
3月24日(水曜)は東伊豆伊東港の村正丸からイサキ釣りの取材です。初めて訪れる宿、大型船に片舷5人までの定員はゆったり釣れて、ソーシャルディスタンスも完璧です。釣り場は港から10分ほどのポイント、伊東の町を身近に見すえて、景色も最高の中で釣りを楽しめます。
同行は小社T.手返しの悪さは予想どおり、釣り上げる度に仕掛けはグシャグシャ。でも30センチ前後の良型、脂ノリノリのイサキが十分釣れて、お土産はバッチリでした。
遅れて竿を出したワタクシに、思わぬゲスト。実は密かに狙っていたこともあるのですが、いやいやまさかまさかで掛かってくるとは思いませんでした。詳細は4月15日発売号に掲載しました、ぜひともご覧いただければと思います。
26日(金曜)、以前から計画していた新島釣行です。調布飛行場から朝9時の便で飛び立ち、10時前には新島に上陸です。ところが当日は強風のため出船中止となってしまい、温泉とささやかな会食に終わりました。
翌日はまずまずのナギ。午前、午後と色いろなターゲットを狙いましたが、魚の食いは今一つ。タイラバも出しましたが、アカハタ、カサゴ程度で、自慢するほどの魚は釣れませんでした(魚は、です)。
最終日、この日も風が強くて本命場所に行けず、やむなく風裏のポイントを狙うことになりました。たいした期待もせずに釣り開始……が、これからワタクシにとって、疑心暗鬼が前代未聞、震天動地、狂喜乱舞、喜色満面に変わる事態が起こるのです。
ハリ掛かりしたとたん、ジーッとドラグが鳴り響きます。何がきたんだろう、カンパチかヒラマサかと思ったら2.5キロのシマアジ。こんな大型、ワタクシの長い人生でも釣ったことありません、思わずバンザ〜イでありました。でもこの1尾は単なる序章に過ぎなかったのです。
これを見て同船者の目の色が変わりました。続いてYさんにも強烈なアタリで4キロ級、3発目はまたワタクシにきました。1尾目よりはるかに強い引きで、慎重にヤリトリしたつもりでしたが、根に回られてハリス切れ。
そして4発目もワタクシ。今度こそはとさらに慎重なヤリトリで上げたのは3キロ級、もう何も言うことはありません。その後Tさんにも3キロ級がきて、船中「えらいこっちゃ」となります。船中6人で4枚、まだ時間は9時前ですが、KYムードが漂っています。そろそろタイラバにもチェンジしようかと思い始めたころ、またもやドス〜ン。
きちゃいました。きつく締めたはずのドラグがジリジリと引き出されます。「こりゃ、でっかいぞ〜」とだれかが言ってますが、確認する余裕もありません。出したり巻いたりを繰り返し、ようやく仕掛けを手にしたところで海中に白っぽい魚体。約6キロのオオカミサイズでした。
これにてシマアジ狙いは封印しました。まだ9時ですが、あとはみんなにまかせてのんびりタイラバ釣りをしてました。何も釣れませんでしたが、たとえ何かが釣れても感動はなかったでしょう。
そして納竿1時間前、隣で釣っていたMちゃんが「サバが掛かって、根掛かりした」なんて言うので同行のKさんがサポート。「なんだ巻けるじゃないの」と全速巻きしてくると、仕掛けの先に白い影。なんとワタクシのものより二回りはデカイシマアジ、9.5キロありました。これでKYを脱してひと安心。
以後はアタリも途絶えて11時には納竿。船から揚がってラーメン屋で反省会(祝勝会?)、4時の飛行機で帰京となりました。
4月4日(日曜)は「第二回酒舞マルイカカップダブルス」に出場です。ただ一人、型狙いのブランコ仕掛けで臨み、狙いどおりのアカイカサイズを釣って総合優勝、大物賞、ジャンケン大会までも制覇。詳細はフェイスブックに記載しましたのでご覧ください。
2月に船中1本というアブラボウズを釣ってから、何かワタクシの中で異変が起きております。釣りに行くたびいい魚、デカイ魚、デカイイカがワタクシにだけ釣れてくれるのです。胸に手を当ててみても、思い当たる節がありません。単なるバイオリズムのてっぺんにあるだけなのか。この調子で今度はでっかいマダイを釣りたいものです。
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