3月, 2012年

キンメ爆釣と船酔いK君

2012-03-28

フィッシングショーから一日おいて、昨日(27日)は下田出船のキンメ取材に行ってきました。いつもなら前日入りして十分睡眠を取ってから乗船する港なのですが、26日は締切作業があったので朝出となったわけです。と言っても自宅を出たのは12時半、1時間ほどしか寝られませんでした。

 

乗船したのは下田須崎港の八倉丸。ワタクシとは30年来の付き合いのある船宿です。この日は潮の具合、天候などすべての条件がいいほうに整って、キンメは爆釣でした。

 

写真の釣果はワタクシの1投目、何と17枚もありました。それも1〜2キロ級の良型です。この後も入れ食い状態で、10時ごろの早揚がりでした。詳細は八倉丸のHPをご覧ください。詳細は4月15日発売にて紹介します。

 

この日は某釣具店店員、K君も付き合ってくれました。彼は大物や深場釣りを始め、あらゆる釣りが得意ですが、船に弱いのが難点。この日は2メートル以上のウネリがあったせいか、心配したとおりの事態となってしまいました。以下はその時の写真です(本人の了解済み)。

 

1投目が終わって、すぐにこの状態。よ〜く見ると横になっていながらも両手でキンメのハリを外しているのです(写真をクリックするとアップします。以下の写真もアップで見ると笑えます)。この時からワタクシと隣にいたMさんは腹を抱え始めました。

 

2投目の合図が出るなり、ムクッと起き上がって投入します。完全なへっぴり腰、顔の表情をよくご覧ください、必死で船酔いに絶えているのがお分かりかと思います。

 

これをもう1回繰り返し、3投目が終わったところでダウン。あとは這うようにしてキャビンに潜り込んだのでした。この間、ワタクシたちは彼の一挙手一投足におなかを抱えて笑っていましたが、あの状態でも釣り続ける根性はたいしたものと感心していたのも事実です。ちゃんと22枚も釣りましたから。

 

以前はワタクシもこんなことが何度かありました。その都度、乗船者に笑われていたのかも知れません。

 

とにかく魚も釣れて、笑えて、取材もうまくいったとても楽しい釣行でした。しかしながら帰途は渋滞、渋滞で5時間半のドライブ。途中で何度も寝落ちしそうになりましたが、必死に耐えて自宅に戻りました。

 

フィッシングショーを挟んで休みなし。土曜日あたり、休めそうですが……。

フィッシングショー

2012-03-26

お伝えしたとおり、フィッシングショーにフル参戦してきました。日程は23〜24日ですが、ワタクシは21日マルイカ取材、22日ヤリイカ取材とこなして、実質的には22日からショーが始まっていました。

まずは21日、剣崎松輪港からのマルイカ取材です。乗りは今一つでしたが、十分取材にはなりました。ワタクシは撮影係で1時間ほど竿を出して5杯、上等です。

翌日は鹿島港からライトヤリイカの取材です。ワタクシは初めての挑戦でしたが、おもしろいです。水深も浅いしイカもデカいので、釣り味抜群。マルイカの好きな方ならきっとハマると思います。いずれも詳細は4月15日発売号への掲載となります。お楽しみに。

イカ釣りを終えて急いで帰宅。風呂に入って着替えてから横浜に向かって出発です。恒例のフィッシングショー前夜祭、某メーカーさんとの会食&小宴会です。普段、滅多に食べられない豪華な料理をたっぷりと堪能し、2次会は小指系。この店も我われレベルでは入れそうもないクラブ。さすが粒ぞろいでした。そのまま関内のホテルに宿泊して、翌日は9時からの開会式に出席しました。

麻生太郎元内閣総理大臣です。麻生議員は(財)日釣振の名誉会長も兼任されているのです。

おなじみのテープカットです。

つり情報のブースにはたくさんの方に寄っていただきました。差し入れには感謝、感謝です。

色いろなイベントも行われました。アングラーズアイドルの最終審査会には釣りガールのファッションショーもありました。ちなみにこのウエアはマミさんプロデュースのシップスマストです。

大塚貴汪さんはDAIWAを始め、色んなメーカーのブースでトークショーしてました。

一日が終わって、まっすぐ帰るなんてことはいたしません。23日、お疲れさん会で横浜野毛、24日またもお疲れさん会で横浜野毛。そして最終日は打ち上げでまたも横浜野毛。通算4日間飲み続け、野毛には3日間も通うことになりました。もちろん1軒で帰るなんてことはしません、いずれも最低2軒で常に終電ギリギリ。われながらよく動き(会場内だけで1万歩以上)、よく飲んだ4日間でした。

今日(26日)は1週間ぶりの会社。たまった仕事をかたづけて、明日は下田のキンメ取材です。今週、一日くらい休みたいけどなあ。

つり情報ブース

2012-03-25

iPadでブログを更新できるようになりました(意外に簡単だった)。
とりあえずブース写真をのせておきます。詳しいことはのちほど。

20120325-105801.jpg

2度のマルイカ釣行

2012-03-19

15日、18日とマルイカ釣行が続きました。いずれも自信がある釣り物ですが、どうも今シーズンは歯車がかみ合いません。スッテ選び、タックル選びが後手を踏んでしまっているようです。

まずは15日、取材で洲ノ崎栄ノ浦港の早川丸さんの午後釣り乗合を訪れました。この日は写真の方が絶好調。良型中心に30杯オーバーで竿頭でした。

ワタクシは撮影中心だったので竿を出したのが3時過ぎ。ご覧のような強い北東風で、実質1時間ほどの釣りでしたが、10杯ほど釣ることができました。

しかしながら、小さいアタリが取れず、掛け損ないもずいぶんありました。ワタクシはこれまで軟調のカワハギ竿を使っておりましたが、この日は硬調アオリ用の竿の穂先を削った改造竿を持参。海が悪かったせいもありますが、もともと胴に乗る調子なのでアタリの出方が今一つ。そろそろ専用竿をそろえないと、と感じました。詳細は4月1日号をご覧ください。

18日はプライベートで内房勝山港のM丸さんに乗船。日曜日とあってこの日は2隻出しの盛況、ワタクシはほとんどが釣り仲間、顔見知りという方が集まった船に乗ることができました。まるで仕立船です。

プライベートなので、目いっぱい釣りができます。ワタクシは相模湾方面で実績のあるスッテを中心にセレクトしましたが、これが大誤算。乗ってくるのは内房エリアで実績のあるツノばかり。とくに自信を持って使った青系のスッテ(これで出し抜いてやろうと思っていた)はまったくの不発。乗りの悪いスッテを取り替えていくうち、初めに入れたものは全部なくなってしまいました。

やはり「郷に入れば郷に……」なんですね。内房には内房限定みたいなスッテがるようです。このあたりも次号に紹介してあるので、ぜひともご覧ください。

当日はナギで釣り日和でしたが、全般的に乗りは今一つ。その中でもHさん19杯、Kさん16杯はさすがの腕前でした。ワタクシは目いっぱいがんばって7杯のていたらく。でも、この日はD社の専用竿をお借りして使いましたが、やはり軽くて感度もよし。このままマルイカ通いが続くようなら購入するしかないと考えております。

さて、今週は21〜22日と連続取材釣行、23〜25日はフィッシングショー、その間に2度の飲み会も入っていますので、たぶんブログの更新はできないと思います。しばしのお別れで〜す。

フィッシングショーは3日間ブースに詰めています(フラフラ出歩いていることも多いですが)ので、ぜひともお立ち寄りいただき、気軽にお声がけのほどを。

北東風20メートルでの釣り

2012-03-13

久しぶりに時間の取れた土曜日(10日)は兼ねてから予定していたプライベートでのマルイカ釣行でした。ところが当日の天候は……。火曜日に取材釣行したメバル&イシモチの模様と合わせて紹介します。

土曜日朝、起きてすぐ気象情報を確認すると「洲ノ崎北東風22メートル、大島25メートル」でした。これはだれが見たって出船中止、でも当日の夜は剣崎で飲み会の予定があったのでとりあえず出かけてみることにしました。

港へ行く途中にあるD丸、K丸はすでに店を閉めております。乗船予定のN丸に着くと、5名のお客さんと船長が釣り談議に花を咲かせておりました。

「今日は出ないんでしょ?」とワタクシ。

「何言ってんの、出ますよ」と船長。

一瞬、耳を疑いました。確かに三戸浜方面は北東風には強いけど、限度というものがあります。おまけに強い雨も降っていました。

ということで、港に向かうと案の定、がらがらの駐車場。松輪でこんなの初めて見ました。総勢7人での出船。もちろん、剣崎では1船だけです。釣り場に向かう途中はジェットコースター状態。どう見ても20メートル以上吹いてます、これで釣りになるんか〜。

50メートルダチで投入。近くには葉山の船が1隻だけ、ほぼ独占状態です。すぐに乗ってきましたが、巻き上げ途中でバレ。でも同行のTさんは調子よく釣っていきます。ワタクシは今日、軟調の竿と硬調の竿を使い比べたり、色んなスッテの乗り具合を試す予定もありました。しかしながらこのウネリ、強風、雨がやる気を削いでしまいます。スッテの交換なんてとてもじゃないができません。

Tさんはさすがです。まるでナギの海で釣っているかのように、釣り方がブレません。こまめにスッテ交換もしているようです。初めは同じペースで釣っていましたが、そのうちにドンドン差がついていきます。やる気の度合も違いますが、テクニックの差も明白ということですね。

午後になっていくぶん風が収まり、雨も小降りになってきましたが、乗りは徐々に遠のいてしまいました。結果Tさん38杯、ワタクシ18杯、ダブルスコアのお粗末でした。

しかし、この天候でよく時間まで釣りました。こんな強風下での釣りも初めてかもしれません。いい経験にはなりました。今の大型船はシケに強いわ。

宿に戻ってひとしきり釣り談議。続いて民宿に行ってひとっ風呂して三浦海岸駅近くの居酒屋で飲み会、Tさん、N丸船長などメンバーは4人です。2軒目はスナック、3軒目はラーメン屋で締めました。

翌日は同じ松輪港でアングラーズ・エイドの例会があるので、差し入れを持ってごあいさつ。朝8時過ぎには自宅に戻りました。翌日は取材なので、早めにと思ったのですが、その晩は昔の仕事の同僚とまたも飲み会。帰宅はまたも午前様となりました。

翌月曜日はドクモの取材です。今回登場いただいたのは某釣具店のイメージガールを務めていた方。笑顔がとってもチャーミング、でも船釣りどころか海釣りが初めてという方でした。

金沢漁港の仁春丸、メバル&イシモチ釣りでした。魚も釣れて取材は大成功、詳細は4月1日号をご覧ください。

なんだかんだと慌ただしい週末でした。家でのんびりしているより、自分には合っているのかもしれませんが。

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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