4月, 2012年

マラソンフィッシング

2012-04-24

4月20日は外房大原へ一つテンヤ取材に行ってきました。船は同港の第一松栄丸、本来は午前釣りで帰宅する予定でしたが……。

 

同行したのは忍姉さんであります。今日の釣りはこの人が主役、1枚でも釣ってくれればと思いましたが、ちゃんと4枚釣ってくれました。釣り場は大原から一番遠い釣り場、大根の40メートルダチです。強い北東風に向かって走るかたちとなり、1時間以上かかりました。

 

写真では分かりませんが、ウネリも高く、約1名は終日キャビンの人となっていました。

 

この日はイナダの食いもよかったです。船の周囲にはしょっちゅうナブラが立っていました。これだけ多いと今期もアカイカは望み薄かもしれませんね。

 

この日は4時過ぎに出て、12時前に帰港。いつもならこのまま帰るのですが、

「午後も乗ろうよ」という忍姉さんの悪魔の声。松栄丸さんは出船なしということで、隣のA丸さんへ乗船です。港に着くなり船を乗り換え、5分もしないうちに出船です。

 

この日は「ノロ」、「ヌタ」とも呼ばれる植物性プランクトンに参りました。道糸にまつわりつき、ついには巻けなくなることもあるくらいでした。

 

午後も食いは今一つながら最大2.6キロを頭に皆さん、2〜3枚は釣ったようです。ワタクシも2枚のマダイと良型のカサゴを1尾(HP)。満足できました。

 

朝4時過ぎに出船して、帰港は7時ごろ。約15時間も船に乗っていたことになります。多少キャビンで休養しましたが、さすがに疲れました。翌日は出社予定でしたが、朝起きると全身に倦怠感。風邪をひいたような症状なので、一日家でゴロゴロしていました。翌日も同じような症状で、結局貴重な週末をつぶしてしまいました(パチには行きましたけど)。

 

しばらく通し釣りは控えることにしましょう。もう歳ですからね〜、体力に見合った釣りを心がけます。明日からまた取材の2連チャン。片貝の一つテンヤ、剣崎のコマセダイと続きます。いずれの地区も一便制なので、今回は安心して釣行できます(笑)。

飯岡で知った意外な事実

2012-04-19

17日(火曜日)は九十九里飯岡港の長五郎丸さんへドクモの取材で行って参りました。ご存じかも知れませんが、あれだけ元気だったおかみさんが急逝されました。先週、四十九日も済ませたと聞き、お悔やみの言葉を持っての訪問です。

 

前日が台風並みのシケだったと聞いて、やはり不安が的中してしまいました。浅場は底荒れでまったく口を使わず、船長は40メートルダチというフグ釣りでは最深のポイントに移動。深場だけに大型ばかり、数は今一つながら全員が型を見て取材は成功。今回のモデルさんは長身でスレンダーな方、かわいいですよ。5月1日発売号をお楽しみに。

 

港に帰って隣を見やると、どこかで見たような船。確か優光丸さんは1隻だけのはずが2隻になっています。船長に聞いてみると、もう1隻中古船を買ったとのこと。

 

どこの船かと聞いたら、小湊のS丸さんとの返事。これもご存じの方もいるかと思います。S丸さんは渡船や沖釣りで有名な宿でしたが、数カ月前に廃業。その船を優光丸さんが購入したようです。金額も聞いてびっくり、無理すれば私でも買えそうな額でした。

 

S丸船長とは顔見知りの間柄。この船で何度かマルイカを釣ったことを今さらのように思い出します。船長は元気にやっているのかな〜。なぜか感傷的になった今回の釣行でした。

色いろありました

2012-04-16

先週は取材やら飲み会やら色いろとありました。順を追ってご紹介しましょう。まずはボツネタから。

 

10日は九十九里片貝から一つテンヤマダイの取材でした。前日は大シケ、この日は天気もよく、風も収まるという予報でした。4時に着いて船長が来るのを待ちます。

 

ところが、港口が悪いとのことでしばらく待機するよう指示されます。やむなく船に乗って乗船者と雑談。ところが船長が何度も港口まで足を運びますが、待てど暮らせど出船の合図が出ません。結局、風向きが変わってますますウネリが高くなって、8時過ぎに出船中止が決まりました。出船場は無風なのに、海は分かりませんね〜。

 

その日の夜は、出船していたら断っていた釣り好きな方が集まる女子会に乱入。よかったのか悪かったのか……。

 

14日の土曜日は江東区のさわ浦丸の屋形船にお呼ばれしました。隅田川を上ってスカイツリーの前で停泊し、自慢の天ぷらや刺身に舌鼓、楽しい一夜を過ごさせていただきました。

 

普段なら屋形船が終わると二次会に付き合うのですが、翌日が取材だったのでそのまま帰宅。2時に起床して那珂湊まで走ります。

 

ライトヤリイカです。一度経験してそのおもしろさにすっかりハマってしまいました。オモリ30〜50号で釣るヤリイカはこまめなシャクリもできるし、3本ツノなので手返しも早いです。何より、アタリは明確だし引きも抜群。マルイカ好きな人はきっとハマるはずです。次号で詳しく紹介しますので、お楽しみに。

 

しかしこの日は天気晴朗なれど、すごいウネリでした。鹿島も日立も出船できなかったほど、といえばお分かりでしょう。写真を見てください、波高3メートルはあったかと思います。それほど船に強いわけでもありません、始めのうちは不機嫌な表情で釣りをしていました。このウネリで船酔いしない人、それは人間じゃ……。

 

 

 

 

 

 

ラーメン×3,そば屋×2

2012-04-12

久びさにラーメンネタいきます。この間も色いろな店で食べてはいるのですが、基本的に一度紹介した店は控えているので、ネタがたまりません。そこで、今回は一度行った店+お気に入りのそば屋さんも2店紹介してみたいと思います。

 

まずは湯島にある「麺屋一心」です。以前、一度紹介したのは煮干し味が特長の中華そばでした。この店のもう一つの名物がスープカレーそば(800円)です。辛党向けにクミンとレッドペッパーが付いてきます。もちろん全部入れましたが、自分的にはもっと辛みがほしいところでした。ご覧のとおり、具は豊富。太麺もたっぷりスープにからんで美味でした。でも昼時に客がワタクシ一人、たまたまであってほしいものです。

次は地元立石のラーメン屋「喜衛門」、地元のラーメンランキングで2位に入っているので、初めて行ってみました。夜は居酒屋でしょう、カウンターしかありません。作るのはおかみさん1人、込んでいるとちょっと時間が掛かりそうです。オーダーしたのはラーメン(580円)と小チャーハンです。ネットでは濃いしょうゆ味とありましたが、自分的にはもっと濃くてもいい感じでした。下町の素朴なラーメンという味です。

 

ラーメン以外に好きなものと言われればそばです。だけど都内にはおいしい店がなかなかないんですよね、あっても高いし。いつもは小諸そばばっかりです。会社の近くに新しいそば屋ができたので行ってみました。「乱切りもりそば 虎貴庵」です。オーダーしたのはもりそば+ミニ豚丼(650円)、二郎を彷彿させる太麺、もちもちの食感はまずまずでした。卵無料、ネギや特製ラー油などもセルフで無料です。お気に入りなのですが、どうも客付きが悪いようです。この日も昼時でワタクシ以外に1人でした。

 

またもやそばです。八丁堀フィッシング会館の近く、路地裏にある「如月」という店で、昼時はいつも行列ができています。もりは800円ですがもう1枚頼むと半額の400円になります。オーダーしたのは天ぷらとそばのセット(1100円)です。さすが純手打ち、そばはうまいです。国内産のそば粉の産地名まで表示しているので、とても親切。案の定そば1枚は足りません、お代わりしてしまいました。

 

御徒町駅のそばにある「麺屋元福」、元巨人軍元木さんのお店です。開店当初はかなり行列ができていたので控えてましたが、久しぶりに行ったらこれも昼時なのにガラガラでした。オーダーしたのは辛ラーメン(750円)です。一見濃いように見えますが、そうでもありません。味は醤油豚骨に魚介系を絡ませたよくあるスタイルです。もう一つ特長が……。客が少なかったのは真ん前に「玄NOMAD」がオープンしたせいでしょう、きっと。今度行ってみよっと。

10日ぶりの釣り

2012-04-09

3月27日に下田でキンメ釣りをしてから、ここ10日間あまり釣りをしていません。日曜が釣り大会の取材が入っているので、プライベートで釣行できるのは土曜日はのみ、早くから計画を立てていました。

 

土曜日は内房勝山からマルイカ乗合です。色んな方から情報収集をして自分なりにこんな配色で臨みました。潮が濁っていることもあるのでしょう、現在の内房はいわゆる「油」と呼ばれるFNブルが強いようです。この日は黄色の油に助けられました。当地に釣行の際はぜひ。

 

この日は朝、西風が10メートル以上。港に着いた時は出船不能かと思いましたが、いずれナギるという予報を信じてしばらく待機。満船状態でしたがあまりの風の強さに断念して帰られた方もいました。

 

30分遅れての出船。しかし潮は濁りが強く水温が13度台まで下がって、乗りは今一つ。船上はまったりした時間が続きます。結局、納竿までに2杯の貧果でした。このままじゃ納得できないので、午後釣りにも乗船しました。

 

海の状態が急変することはなかったようです。それでも午前よりいくぶん乗りは上向いて4杯。トップは6杯でした。シケ後だったこともあり、釣況は日増しに上昇することと思います。

 

さて、港に戻ってからはお楽しみ、宿の常連さんたちと親方夫婦との「新年度会」と称した宴会です。つまみは皆さんの持ち寄りと親方夫婦の作った手料理、種類もほとんどが持ち寄りです。なかでもKさんが提供してくれた生マグロの刺身は絶品でした。

 

親方からは幻の焼酎「森伊蔵」も2本、滅多に手に入らない焼酎だけによ〜く味わっていただきました。

 

皆さん、釣り疲れもあって10時前にはお開き。そのまま宿に泊まって翌日は片貝まで走ります。

 

8日は九十九里片貝港で毎年行われている「春のアジ釣り大会」です。いつもなら選手として参加するのですが、前日の宴会もあったので、表彰式に間に合うよう10時半に現地着。

 

この日は天候にも恵まれ、皆さん入れ食いを楽しんだようです。無理してでも乗ればよかったかな、と後悔しております。詳しい結果は5月1日発売号に掲載いたします。

 

さすがに寝不足。4時前には自宅に着いて、ちょっとだけパチをして、夕飯を食べたらあっと言う間に寝落ちしてしまいました。

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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