9月, 2012年

腰越沖のカワハギ取材

2012-09-27

台風が2つも近づいています。おかげで編集部の取材はてんてこ舞い、今週末がつぶれたらちょっとまずい感じ。ワタクシは台風接近の前に一つ取材をこなしてきました。

 

25日は腰越港池田丸さんからカワハギです。今シーズン、当地を訪れるのは初めてです。主役はこの人、とにかく釣っていただかないと取材になりません。

 

まあ、彼女なら安心です。いい具合にポンポンと釣ってくれて見事竿頭。ワタクシは隣でのんびり、10枚くらいは釣ったかな。

 

彼女は翌日キハダを釣りに行くとのことで、そのまま宿に。ワタクシは片貝の一つテンヤだったのですが、船長から電話があって出船中止。

 

そのおかげで30日(日曜日)のプライベート釣行はすっ飛び、取材に変更。1、2日も取材なので3連チャンとなってしまいました。まあ、天気には勝てませんわ。それよりもう一つの大型台風、お願いだからこっちに来ないで、と編集部全員が神頼みしてます。

カワハギ惨敗の巻

2012-09-24

お彼岸がらみの連休、普段なら帰省するところでしたが、カワハギ釣りのお誘いに負けてしまいました。1人が2人、2人が4人と増えて、総勢10人近くの釣り仲間が集まりました。22日、船宿はおなじみの勝山M丸の午前乗合です。この日は写メするのをすっかり忘れて釣りに没頭してましたので、めずらしく写真なし、お許しください。

 

ほぼ満船の右舷ミヨシ3番にワタクシ、2番にはカワハギ釣り初めてという女性H氏であります。よもや負けるはずもなく、大差でぶっちぎりのはずだったのですが……。

 

ところがこの日はワタクシの苦手パターン、ハイスピードでエサをきれいに取ってくる小型の数釣りだった。いくら集中してもエサは完食されてばかり。隣で釣るH氏は首を傾げながらもポツポツと釣って、一時は2枚ほど差をつけられるていたらく。

 

釣りに集中すればするほど悪いパターンにハマって、なかなか数はのびず。結局釣果は20枚でトップとダブルスコア。H氏は16枚でかろうじて面目を保ったものの、個人的にはまったく納得のいかない釣りでありました。

 

これからカワハギ釣り大会が続きます。これまでの釣行はある程度調子よく釣っていたのですが、今回でまたリセットです。やはり宙釣りにこだわりすぎているのがよくないとわかりました。ワッペンサイズを宙で数釣りするのって、ワタクシには難しいようです。

 

初戦は10月6日、「ステファーノグランプリ、勝山地区予選」です。もう1回行ってプラしないと、と思ってますが、果たして……。

 

さて、明日(25日)から取材の2連チャン。明日は腰越のカワハギ、明後日は片貝の一つテンヤです。カメラマンしつつ竿も出せたらいいなあ。

 

 

 

 

3連休は3連チャン

2012-09-19

天候に恵まれた3連休でした。釣りファンなら一度は釣行されたと思いますが、釣果のほうはいかがでしたでしょうか。ワタクシは2日が取材、最後の一日がプライベート、つまり3日連チャンで船に乗っていました。

初日は金沢八景の黒川丸からイシモチ、ドクモ取材です。さすがイシモチの老舗船宿、出船1時間半前に着いたのですが、来るわ来るわで8時の出船時には満船御礼。このところ大型が上がっているせいもあるのでしょう。

 

今回はドクモ史上初めてのJK17歳、とってもかわいい子です。なんたって付き添いのお母さんが37歳、こちらがメインでもよかったくらいです。10月1日発売号をお楽しみに。

 

翌日は金田湾の金寅丸さんからイナワラダイの取材です。仕立専門の船宿ですが、この大きさの船で6人はゆったり。料金も5人で4万円、こりゃお得ですね。

 

取材は大成功、例によってイナワラは入れ食いでした。さっさと釣って、後半はマダイ狙い。ワタクシはマダイから竿を出し、一発目に大型らしきを掛けたのですが……。これも次号をお楽しみに。

 

この日、すべての取材が終わり、船長にお礼を言って、さあ帰ろうと思ったら車のキーがありません。ポケット、バッグくまなく探したけど見つかりません。この間、釣具を置いて、電車で家まで帰って、自宅で予備キーを持って、再び電車に乗って……なんて考えていたら、だんだんと気分が沈んできました。

 

これは船しかありえないと思って、再び船着き場に戻り、船上を探しまくります。と、船長が「あった〜」と黒いカギを差し出します。あった〜ホント、見つかってよかった〜。聞けば船の片隅に転がっていたそうです。ズボンの浅いポケットにキーを突っ込んでおいたのが運のツキ、何かの弾みで落としたのでしょう。船長には感謝、感謝です。

 

ひと安心しての帰途。三浦海岸の交差点が込んでいたので、裏道を走っていたときのことです。ふと脇道から高級外車が飛び出してきて、ワタクシの車の土手っ腹にドーン。相手は女性連れの若い男です。

 

「そっちがスピードを出してたから」なんて、わけの分からぬことを言っているので110番を呼んで現場検証。たぶんカーブミラーも見ないで曲がろうとしたのでしょう。ただ今保険屋さんと交渉中ですが、ワタクシは10対ゼロになるまで引かないつもりです。

 

20キロも出していなかったので、幸いにもケガはありません。ただ、愛車の右側ドア付近はボコンとへこんでいるので、ドアは全交換となるでしょう。まったくついていない一日でした。あの道は剣崎方面に釣行される方ならご存じのはず。皆さんも、急な飛び出しにはくれぐれもご注意を。

 

そんなこんなで帰宅する車中、こりゃ厄払いしないとと思い立ち、翌日はプライベートで釣行することにしました。絶対釣れる高級魚、ヒラメです。自宅に着いて、今日一日の出来事を息子に話していたら、「俺も行きたい」と言うので即予約完了、久しぶりに親子でエンジョイフィッシングと相成りました。

 

船は飯岡のY丸さん。前日は満船なのに、連休最終日のせいか乗船者はわずか6人、ゆったり釣りができました。息子は前半、船酔いで釣りになりませんでしたが、徐々に慣れてきて初めてにしては上々の3枚。これは2.7キロありました。

 

ワタクシは8枚で次頭。いい厄落としになりました。取材は好き勝手に竿を出せないのがつらいところ、このヒラメ釣りでようやく休日を謳歌できました。それにしても3連チャンはさすがに疲れました……。

 

 

平井護さんを偲ぶ会

2012-09-13

皆さんは品川のひらい丸、平井護船長をご存じでしょうか。東京湾のフグ釣りのパイオニア、都漁連内湾釣漁協議会を創設し初代会長を務めるなど、現在の湾奥の遊漁船業を確立した方でもあります。2002年に急逝されて今なお、伝説の船長として現在活躍されている船長たちに語り継がれている方です。

 

9月10日、品川の船宿「大江戸」屋形船にて「ひらい丸 平井護船長を偲ぶ会」が開催されました。

 

現地に着いてびっくり。湾奥を始めとして横須賀〜長浦の船長、関係者を含め50人以上が参集。6時半、東京湾遊漁船業協同組合の飯島正宏(まる八)理事長の献杯の発声で偲ぶ会のスタートです。

 

屋形船の入口には平井船長の遺影と活躍時の元気な写真が飾ってあります。ワタクシも釣りだけでなく、色いろなところで随分と世話になりました。平井船長は湾奥の船宿のまとめ役でもあったからです。

 

右から入舟、かみや、深川吉野屋、左からホステスのお姉さんのおみ足(笑)、吉久の各船長です。

 

左からまる八、佃折本、かみや、いわた丸、右から内木丸、かめだやの各船長です。

 

右からえさ政丸、三浦屋、こうゆう丸、ツトム丸、こなや丸の各船長です。写真に写ったのはごく一部の船長、これ以外に屋形船の船宿、都漁連の関係者などが乗船していました。

 

約3時間の宴を終えて、ひらい丸の現代表平井実さん(中央)から締めのあいさつ。左が今回の発起人、丸長の丸裕二さん、右が三浦屋の新倉健司さんです。

 

この日は月曜日、翌日は火曜日で湾奥の船宿はほとんどが定休日。と言うわけで宴の終わった後各船長は三々五々夜の街へと消えていきます。ワタクシも1軒だけ付き合ったら終電直前でした。今回、なじみの薄かった船長たちともたくさん話をすることができ、実に有益な時間でもありました。これも平井船長のおかげでしょう。

 

普段、湾奥の船長たちは同じ組合仲間や仲のよい者同士で集まることがあっても、これだけの規模はなかなかありません。数年振りや初対面の船長同士のあいさつもそこかしこで見られました。今さらながら平井護船長の顔の広さ、その功績には頭が下がるばかりです。今でもご存命であったなら……。

 

 

 

 

ラーメン4題

2012-09-10

9月になっても猛暑が続いています。暑さに弱いワタクシにとって、まだまだ釣行には気合が必要です。カワハギ、タチウオ、ヒラメetc……行きたい釣り物はてんこ盛りなんだけど、もう少し涼しくなってくれないと身体が釣りを欲しがりません。ということで、今回はラーメンネタです。

 

横浜八幡橋の鴨下丸で釣りビジョンの撮影の後、同行のTさんに連れていってもらったのが、杉田駅の近くにある「赤ひげ」です。説明されたとおり、二郎インスパイア系の店。オーダーしたのはラーメン小(650円)です。

 

断っておきますが、小は麺少なめの小、通常のラーメン屋でオーダーしたのと同じくらいの量です。二郎のラーメン小と間違えないようにしてください(笑)。オーダーは野菜増し、ニンニクです。

 

意外にサッパリ系で味も二郎に負けず劣らず。こってり系に弱い方にはおすすめかも。ただワタクシ的にはもう少し野菜がシャキッとしていれば言うことなしでした。

 

大阪出張での昼食時、広告代理店の社長が「近所においしいラーメン屋がある」と言われて連れていったもらったのが「新福菜館kiki京橋店」です。もちろん、京都にある本店はワタクシの大のお気に入り、それがまさか京橋にあるとは知りませんでした。大感激! ということで写真は3点です。

 

オーダーしたのはAセット(ラーメン+焼き飯小、900円)です。京都のラーメンと言えば薄味を連想させますが、この店は真逆。真っ黒いしょうゆ味に中太ストレート麺です。スープは濃いめですが脂が少ないせいか意外に飲めちゃいます。

 

トッピングでオーダーしたネギ、これで50円ですよ、50円。もともとタップリとネギは入っているので、2人で分け合っても余るくらいでした。焼き飯も真っ黒ですが、これはそれほど濃く感じませんでした。ラーメンスープと相性もバッチリ。こんな店が東京に1軒くらいあってもいいのになあ。

 

会社の近く、地下鉄末広町駅のすぐそばに8月末にオープンしたのが「麺屋頃場 末広町店」です。知らなかったのですが、ワタクシの地元の小岩に本店があるそうです。

 

オーダーしたのは九州ラーメン(600円)、ネギトッピング100円です。細麺か太麺かと聞かれましたが、九州ラーメンには迷わず細麺。いわゆる博多系ラーメンで、癖もなくクリーミーな味で美味でした。今度は焦がしブラックを食べてみたいものです。

 

平和島で稚魚放流の取材があった帰りに立ち寄ったのが「タンメンシャキシャキ新橋店」です。都内でも数店あるチェーン店ですが、前から一度は行きたいと思っていたのです。ワタクシはラーメンも大好きですが、タンメンも負けず劣らず。中華の店で頼む麺はほとんどタンメンです。

 

オーダーしたのはタンメン(700円)です。野菜はてんこ盛り、麺は太チヂレといえば、まさに二郎の塩味系。ですが、脂は少なめなのでスムーズに食べられます。テーブルにある特製ラー油がこれまたタンメンにピッタリ。辛い物好きにはたまりませんよ。

 

難を言えばもう少しスープの量がほしかったこと。タンメンのスープは野菜スープと同じ、今まで一滴も残したことがないほどの好物。無料サービスの小ご飯と一緒にもう少し飲みたかった。

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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