7月, 2011年
スルメ釣行
日曜日(24日)は久しぶりのスルメイカ取材でした。主旨は某釣具メーカーの新製品、実釣インプレッションです。
船宿は葛西橋のツトム丸、船長の吉原努君とも久しぶりの再会でした。この日は日曜日とあって、ほぼ満船。乗船者も知り合いの方ばかりで、往復のなが〜い航程も気にせずすごせました。
朝のうちはイカの乗りもまずまず。ひととおり撮影が終わって、さあ釣るぞ、と思ったらすでにイカの乗りはほとんどなくなってしまいました。
まあ、イカ釣りの取材ではよくあることです。代わりに写真にあるイカの沖干し数枚とカラストンビの串を数本もらって帰りました。カラストンビを沖干ししたのは初めて、ちょっと食べづらさもありますが、やはり釣り立ては美味ですね。一人で全部食べちゃいました。
この取材は8月12日発売の本誌に掲載されます。某社の新製品、とても画期的です。ぜひともご覧ください。
お別れ会と還暦祝い
20日は大阪リーガロイヤルホテルで行われた(株)がまかつ代表取締役会長、同社創業者でもある藤井繁克氏(享年85歳)の社葬、お別れ会に参加してきました。
集まった参列者は業界関係者を中心に約700人。釣り会の発展に多大な功績を残した方だけに日本全国、また海外からの参列者もありました。式は午前11時半から始まり、親交の深かった方からの弔辞、参列者全員が献花して別れを惜しみました。
12時半から献杯をして歓談、食事会です。驚いたのはそのメニュー。30キロはあるモロコの活け作り、なだ万の料理人が提供するハモの天ぷら、そしてだれもが感激したのが全国の河川から集めた1500匹に及ぶ天然アユの塩焼き、まるで聞きアユ会のようでした。
ワタクシも普段、なかなかお会いできない方たちにもごあいさつできたし、美味な料理をたっぷりと堪能できて大満足。がまかつさんの粋な計らいにはただただ感謝、とともに最後まで藤井会長のご冥福を祈らずにはいられませんでした。
式が終わってすぐに帰京し、7時半から(株)釣りビジョン、というより日本釣りジャーナリスト協議会副会長の野口哲男氏の還暦祝い、兼誕生日会、兼退職祝い(引き続き在職)の会に参加しました。場所は新宿ワシントンホテルにある「八吉」という料理屋さんです。
集まったのは同社の次長以上全幹部、J協役員、JGFAの岡田名誉会長など30人ほど。赤の衣装がまるで似合わない野口さんでしたが、いつものお怒りモードは封印し、終始にこやかな表情でした。
9時半に終了し、二次会にも誘われましたが、さすがに披露困憊のアルコール漬け。丁重にお断りして家路につきました。二次会を断ったなんて、久しぶりかも。
鹿島のフグ
田舎に帰る予定がなくなったので、ご近所の釣り仲間2人と急遽鹿島のフグに行くことになりました。
鹿島新港は実に半年ぶり。震災で旧港の船宿が出船場所を新港に移している光景を見るのは初めてです。いつもは静かな港ですが、当日は車の置き場にも困るほどの混雑ぶり。もちろんY丸も2隻出しの満船です。
私たちは前日の2時前に到着。ご近所ルールは早出して港で寝るのが恒例とか、やはり寝られませんでした。車の中では寝られないタチなのです、おまけにいびきが……。
先週までは好調に釣れていた当地のフグですが、2〜3日前から下降気味とか。晴天ベタナギの灼熱地獄のなか、12時までがんばりましたが、釣果は中型中心に12尾。
白子率もワタクシのみ1割、今ひとつの釣果でした。これでも平均釣果なのですが、一人だけフグの神様みたいな方がいました。その方は軽く50尾オーバー。よく釣り方などを見ていたのですが、分かりません。仕掛けも普通、釣り方も通常のタイム釣りとお見受けしたのですが。いずれにせよ、フグ釣りは奥が深いということですね。
昼過ぎに揚がって、帰りはカームアングラー氏推薦のラーメン屋、潮来インター近くの「マッスルラーメン力屋」に行ってみました。
オーダーしたのはマッスルラーメン醤油、野菜チョイ増し(680円)です。見たとおり、二郎系ですが店内の説明を見ると新潟の燕ラーメンの流れをくんでいるようです。
味もなかなか、というよりワタクシ好み、久しぶりにおいしいラーメンを食べたという印象です。ご近所さんは味噌らーめんでしたが、味噌がやや甘く感じられました。彼らも醤油のほうがうまいと一致した意見。
鹿島方面にはそれほど行く機会が多くはありませんが、これで帰りがけの楽しみが増えました。カームさん、ありがとうございます。
マダイ、そしてカサゴ釣り
土曜タチウオ、日曜夜ムツと続き、一日おいてまたも火曜〜水曜と連チャン取材でした。
火曜(12日)は剣崎棒面丸からのライトマダイです。2〜3日前、朝イチはワラサが回遊してハリスをブチブチ切られたとのことで、釣り始めは6号ハリスでした。
ところが、この日はワラサの回遊は見られず。6号で釣り続けていたら、これにマダイが食っちゃいました。それで、運がついたのか、納竿までに3枚を釣って竿頭(もう一人同数)。いい気分で帰路につけました。
翌日は本誌「ドクモ」の取材で、金沢八景新健丸のカサゴです。5日間で4回目の取材、さすがにバテ気味ですが、あまり体を動かさないカサゴ釣りでよかったようです。
でも、この日も猛暑。4日間の中ではもっとも暑い日にあたったようで、腕も足もヒリヒリ。日焼け対策が不十分だったと反省。
カサゴはこのところ好調のようで、平日でもほぼ満船状態。釣果もまずまず、あれだけ乗って最低でも10尾以上は釣れていました。今回のチャレンジャー智香さんは、釣りの経験も豊富。なかなかの美人で、決勝大会が楽しみな逸材でした。
終わってから動画撮影。もっとも暑い時間帯だけに、撮影隊も汗びっしょり。ともかく無事に終えて、ホッと一息。長いようで短かった5日間が終わり、家に帰って久しぶりに爆睡しましたとさ。
釣りビジョンのロケ
久しぶりに釣りビジョンからお声がかかり、「関東沖釣り爆釣会」の先生役で網代のつちそう丸の夜ムツへ駆り出されました。ワタクシにとっては初代本田絵里子さんから数えると5度目の出演です。
現地に着いたのは午後2時半、網代は夜釣りだったことを安心させる灼熱地獄でした。
まずは料理の撮影からです。港近くの「笑ぎょ」という料理屋さんでの撮影です。ムツ3品、プロの料理は違いますね、普段あまり食べない刺身もたっぷりいただきました。
5時に出船。生徒役(番組ではリーダーと呼んでます)は磯部さちよさん、かわいいですね。でも鼻の下は伸びてませんよ。
当地の夜ムツは十数年振り。要作丸という船で経験したのが最後です。当時の記憶では近場の初島周りと思ったのですが、なんと川名沖まで走ります。
夜ムツはまだ始まったばかりですが、前日はトップで20尾ほど釣ったというので期待は持てます。ワタクシは内房で培った知識と友人「鬼塾長」さんから仕入れたノウハウをもと、彼女にレクチャーしていきます。
始めのうちはサバやスミヤキの邪魔が多いものの、船中第1号を彼女が釣ってくれてひと安心。船長はあちこちの釣り場をくまなく探ってくれましたが、終始ポツポツ程度でトップは7尾、ワタクシと彼女は仲よく4尾ずつでした。
この模様は釣りビジョン「関東沖釣り爆釣会」、8月11日にオンエアだそうです。お楽しみに(と言うワタクシが釣りビジョンを見られる環境にありませんが)。
沖揚がりが11時、港着が0時過ぎ。家に帰ったのが3時過ぎ、すぐに寝て起きたのが7時。前日のタチウオから2連チャンで、さすがに疲労困憊。ただ今ボーッとした頭で仕事し、ブログをしたためております。
明日からまた取材2連チャン、今日はまっすぐ帰って爆睡の予定ですが……。
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