マダイ自己記録更新
年末の3連休は締め切り商売の者にとってはあまり嬉しくありません。年末進行が佳境に入っているときに3日も連続で休めるはずはなく、最低1日は出勤しなくてはならないからです。ワタクシは24日のみ会社で他の2日はプライベートの釣りを予定しましたが、それでも仕事は押せ押せです。
22日(木曜)は今年最後の「つりタメ」ロケということで、取材にお付き合いしてきました。金沢漁港に仁春丸からライトアジです。主役2人は最初コマセ釣りで後半バチコンのローテーション。ワタクシはコマセ係とアジの泳がせ釣り、置き竿の番人でした。
もうご覧になった方もいると思いますが、泳がせ釣りには2〜3キロ級のスズキがヒット。いいシーンが撮れたと思います。アジもほとんど入れ食いでロケは大成功でした。午前中で終わって、午後からは会社で仕事でクタクタ。
23日(金曜)はプライベート釣行で大原港の富士丸さんから久しぶりの一つテンヤでした。予報では南西の強風、現地に着いたときもビュービューで出船を1時間ほど遅らせたほどでした。でもシケを覚悟で釣行してよかった。ワタクシにとっては今年最高、もしかしたら一生で一度の忘れられない一日となる釣りを経験したからです。
釣り場は太東沖16メートル。普段ならもっと沖目の釣り場を狙うはずでしたが、強風で近場を狙ったのが幸運を呼びました。始めの1時間は一つテンヤで釣っていたのですが、穂先が風にあおられてアタリが分かりません、そこでタイラバにチェンジしたのです。
8時過ぎ、タイラバで塩焼きサイズを2連チャン、そして3連チャン目にこれまでにないアタリがきたのです。掛かったとたんに横走り、船下に道糸を持って行かれます。てっきり青物かと思いましたが、時おりゴゴンという鈍重な首振りが伝わります。これはひょっとすると……。
道糸が船底にこすれないように、穂先を沖めに向けてのヤリトリです。巻いては出されのヤリトリは数分くらいだったかもしれません。
「タイだ、タイだ」といち早く隣でタモを持つ船長、確かにピンク色の魚体が海面下にぼんやりと浮かんできます。
やりました。大ダイです。計りで計測しようと思いましたが、高いウネリで針が上下して不可能。イケスに入れて帰港後に改めて計測することにしました。本来なら写真を撮ってから放流しようと思ったのですが、ひょっとして記録かもしれないので、計測後の持ち帰りを決めます。
あとはもう上の空。ダラダラとタイラバを続けていましたが、1度アタリがきだだけでノーフィッシュ。テンヤの方は2.5キロ級、4.5キロ級のヒラメなどもきて賑やかでした。タイラバの時合はほんの30分足らず、こんなこともあるんですねえ。
帰港後、測ったら6.5キロ。これまでは6.3キロが最大でしたので、自己記録更新です。本当に嬉しかった、富士丸船長に感謝のひと言です。シケを押して出船してよかった。記憶に残る一日でした、ばんざ〜い。
仕掛けはがまかつ桜幻鯛ラバー45グラム、グローベイト。竿=ライブラML195、リール=オシアコンクエスト200HG、PE0.8号、リーダー3号3メートル。いずれもいい仕事してくれました。
その後、長福丸ヒラメ大の表彰式会に顔を出し、鈴栄丸船長に取材のお礼をしてから帰宅。マダイは帰路、マダイが大好きな友人に差し上げました。その夜は「チーム錦」の忘年会に参加、すでに皆さんご存じで、たくさんの賛辞をいただきました。そしてフェイスブックへも、これも自己記録となる数十人からの祝辞とたくさんの「いいね」をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
本日は二日酔いで会社出勤。そして明日は剣崎松輪港から深場釣り仕立です。なんかこのところ大物についているので、何かまた釣っちゃいそうな予感がします。釣りの詳細は後日、このブログにて報告します。


根岸さん、記録更新の大鯛ゲットおめでとうございます‼☺
近場の16メートルの浅場にこんなにデカイ鯛がいるなんて全く知りませんでした。
富沢様
ありがとうございます。
実は前記録の6.3キロも同じような水深でした。大原にはいるんですよ。