11月, 2010年
ハードな2日間
28日は夕方6時半から結婚式に出席する予定。それまでのんびりしていようかとも思いましたが、なぜか前日の夕方、大原の船宿に予約入れちゃいました。
乗船したのはS丸さんおフグ乗合。このところ安定して釣れているし、ここなら午後2時までには帰ってこれるともくろんだからです。
4時に着いてみると強い南西風。でも大原はこの風には意外と強いんです。16名の釣り客とともに出船、狙いは定量の80尾です。
ポツポツと掛かってはくるんですが、数がのびません。エサばかり取られるし、合わせられないことが多いからです。おかしいなあ、とよく竿を見たら、なんとカワハギ用ではありませんか。
合わせても手元がグニャリ。これでは合わせがワンテンポ遅れてしまう感じです。車の中にはもう1本、フグ専用があるのに置いてきてしまったのです。
トップは68尾、ワタクシは40尾くらいで下位の成績でした。情けない。
帰途はラーメンを食べたり(紹介に至らずの味)渋滞もあったりで、帰宅したのは3時ごろ。少し寝ようかと思いましたが、ジャパンカップのスタートが近づいています。昨日、錦糸町まで買いに行っているのです。
うまく決まって馬連2千円ゲット。もう眠れるはずはありません。急いで着替えて横浜は石川町へ。
ご結婚なされたのはミクシィの仲間でもあるあなごさんとあけさん。なんと大塚貴汪さんをお呼びしてのオフ会で知り合ったとのことです。2人とは何度か釣りにも行っています。なんのご縁か、ワタクシはいきなり来賓の挨拶を引き受けることになってしまいました。こうしたカップルがドンドン誕生してほしいもの、よい手本になってくださいという内容でした。
二次会は固辞して、自宅に帰ったのは10時前。さっさと布団に潜り込みましたがなかなか眠れません。2時半に起き出し、編集長を乗せて内房勝山へ向かいます。
今回は勝山かかり釣りセンターさんからアオリイカの取材です。と言っても通常の中オモリ式ではなく、今流行のスピニングアオリ(スパイラル、ティップラン)での釣りです。
やあ、驚きました。こんなに釣れるとは思いませんでした。兵庫からいらした某メーカーの方はなんと15杯、ポイントによっては入れ乗りもありました。
詳しいことは本誌12月15日発売号に掲載しますので、ぜひともご覧ください。いやあ〜驚いた。
というわけで、ハードな2日間でした。睡眠は2日で8時間ほど。いい歳して少しは控えないとと思いますが、この後忘年会が目白押しです。
船酔い2連チャン
23〜24日、取材で2連チャンでした。まずは23日の勤労感謝の日、日立久慈港の釣友丸から一つテンヤマダイです。
このところ好調とあって2隻の船は早くから満船状態。でもこの日の天候は最悪でした。雨、加えて北の強風です。
朝のうちはなんとかなるだろうと出船しましたが、釣り場に着いて釣り始めると、ものすごいウネリと強風。ワタクシも撮影が終わったら竿を出すつもりでいましたが、それどころではありません。
なんとかカメラを持っているのが精一杯。ファインダーを覗くたびになんとも言えぬ不快感と嗚咽が込み上げてきます。久しぶりの船酔いです。それでも鈴木新太郎さんが船中2枚を独占してくれたので、ギリギリセーフ。実質釣りタイム1時間ほどで沖揚がりとなりました。他の人はもちろん凸。9時前には帰港となりました。
港に戻って支払いをすまそうとすると「結構です」の返事。なんと油代、エサ代も消費しているのに、乗船者全員から一円も受け取らないというのです。こういう姿勢はきっと将来につながると思います。
本来なら午前取材、午後プライベートで乗船し、そのまま銚子のホテルに行くはずでしたが、時間がありすぎるのでいったん自宅に戻ります。ホテルもキャンセルしようと思いましたが、当日は100%支払い。もったいないので、夕方銚子に向かって出発です。
8時ごろ着いて一人で居酒屋で飲み、一人でラーメン屋。一人旅をもっと満喫しようと思いましたが、胃の調子もおかしいのでさっさと寝てしまいました。
翌日は4時に起きて銚子犬若の孝進丸へ。この日はキャスティングの仕立船でライトヒラメです。ところが、この日も北風は収まることを知りません。10メートル以上楽に吹いています。
ヤレヤレと思いましたが、ヒラメの食いは順調。初心者もいましたが、船酔い者以外ほとんどの方が型を見ました。
それよりミヨシの席は容赦ないウネリの攻撃を受けます。始めのうちは我慢できましたが、時間の経過とともに……。撮影の合間にソゲを1枚釣ったのが救いでした。
酔いグセをつけると後が大変です。今度はナギの日を選んで東京湾でも行ってこようかな。
同窓会と海釣り図鑑
20日から帰省してました。母親の様子見と高校の同窓会に出席するためです。
わが高校の同窓会は約5年おきくらいに行っていますが、参加者が年々少なくなってくるのが寂しいところ。400名近くいた同窓生の中で、出席したのは80名くらい。卒業して40年もたつとこんなものでしょうかねえ。
名簿を見せてもらうと、亡くなられた方も1クラスに3〜4人、もうそういう歳なんですね。若かりしころの同窓会は、ときめきもあったものですが、平均年齢57〜58歳とあっては……。すでにジジ、ババとなっている方も少なくありません。
でも、それなりには楽しめました。女性陣と下ネタも違和感なく語れましたし、当時疎遠だった方と仲よくなれたし。
いつもなら3次会、4次会コースですが、翌日が仕事なので最終のレッドアローで帰京しました。
話はがらりと変わって、本日編集部Oが1年以上かけて編集作業を携わった「海の魚大図鑑」の見本刷りが上がってきました。
写真と文は石川皓章さん、監修は魚類額の権威、瀬能宏さんです。発売は今月末、当社と辰巳出版が社運をかけた大作(ちょっと大げさ)、ちょっと値段はお高い(本体価格5.000円)ですが、釣りファンなら持っていて損のない本だと思います。
すでに全国の書店、図書館などからも注文が殺到してます。お急ぎの方はお近くの書店でご予約を。
さて、明日から釣りモード。23日、日立久慈港で一つテンヤ、そのまま銚子に走ってビジネスホテル(もちろん付近でいっぱいやります)。そして24日は銚子でヒラメとなります。外洋の2連チャンはきついけどねえ。
エドさん来社
締め切り間際で会社仕事が続いています。今週末は田舎に帰る用があるので、釣りには行けません。来週の火曜日まで、釣りはお預けです。
本日、会社にミュージシャン兼タレントのエド山口さんがいらっしゃいました。近々発売のエド山口さん著「エド山口のたのしい堤防釣り」の最終校正のためです。エドさんは釣り名人としても広く知られている方、メインは磯釣りですが、船釣りも含めてほとんどの釣りをカバーするマルチプレーヤーなのです。
ワタクシとの付き合いも古く、エドさん率いる東京ベンチャーズのライブにもお邪魔したことがあります。今日は久しぶりの再会。1月に行われる「服部名人のIGFA殿堂入りを祝う会」の司会もお願いしてあるので、打ち合わせも兼ねています。
ただね〜。エドさんは機関銃トークで知られる方。一度しゃべり出すともう止まりません、ワタクシなど口を挟む余地もありません。おかげで仕事はだいぶはかどりました。
久しぶりのフグ
ヤボ用が重なってブログ、さぼってました。すみません。今日から本格的に、といっても週に2〜3回ですかね、よろしくお願いいたします。
昨日は鴨居大室港のI丸さんに行ってきました。今回は取材釣行ということで、細かいことは書けませんが、一応見てやってください。
平日、予報も悪かったのであらかじめミクシィで同行者を募ったところ、3人ばかり集まってくれました。Kさん、Uさん、Uさんパパ、ありがとうございます。
ここは神奈川県内でもめずらしく、フグ免許のほかに処理施設の許可も得ている船宿。フグファンには安心して釣行できます。
この日は予報に反して晴れ、海もナギで釣りやすい一日でした。
フグはけっこういたようですが、なかなかハリ掛かりしません。ワタクシは例によって初めはカメラマン。同行者はいつまでたっても釣れません。このままだとワタクシの立場、というより命が危うくなります。
というのも手前の女性、女帝、女番長、毒モとも言われる方。家が近いので気軽に同行をオーケーしましたが、彼女との釣行は初めてだったのです。ミクシィ&ツイッターでつぶやいたら、たくさんの書き込みやツイートが届きました。
「もし釣れなかったら、あとが怖いですよ」
「このままだと命が危ない」
などなど。もし彼女がキレたら……、をまったく知らなかったのです。
ということで、すぐさまアドバイス。
「ゼロテンはこうでこうで……」
なんとか釣っていただきました。1尾ってからは絶好調。あれよあれよと数を重ね……。
ということで、この日の大貫沖は、終日彼女の高笑いに包まれておりました。詳しくは次号小誌で。
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