1月, 2016年

飲んだくれの1週間

2016-01-28

18日(月曜)からの1週間は、まさに飲んだくれでした。ちなみに月曜→銀座、火曜→横須賀、水曜→浅草、木曜→伊香保で金曜日はさすがのワタクシも飲みの誘いを拒否したほどです。取材予定がなかったのも原因。つまり平日に取材があると、前日と当日は飲み歩くことができないからです。やっぱり取材はコンスタントにこなしたほうが体のためにもいいみたいです。

 

21日(木曜)は海上保安庁横浜防災基地で「ライフジャケット着用体験会」が行われました。このイベントは日本釣りジャーナリスト協議会が海上保安庁と協力してライフジャケットの重要性と着用率のアップを図り、毎年この時期に行います。特設プールには風と波を起こす装置があり、転落した時の恐怖を実体験できます。プールの中には「海猿」が待ち構えて、入水者をサポートしてくれるので安心ですが、かなりの恐怖感を味わえます。私も一度体験しましたが、スリル満点でした。

 

午前中で体験会を終え、いったん家に戻って新宿南口から高速バスに乗車し。伊香保温泉ホテル木暮に向かいます。東日本釣り宿連合会の総会に出席、この日は各地の船宿、関係者など100人を超える参加者でした。例によって1次会、2次会、3次会と続き、ヘロヘロで就寝でした。このホテル、すごく豪華でしたね。普通に泊まったら高いんだろうなあ。

 

翌日は寄り道して榛名湖へ行ってみました。湖面は凍結してますが、人が乗れるほどの厚さではないようです。近くの人に聞くと「ワカサギはウジャウジャいるのに」と言ってました。久しぶりにワカサギ熱が再発しそうでしたが、これ以上釣り種目が増えたら……と自戒した次第。

 

この後、Fショーが続いているので釣りに行けません。ということで24日(土曜)は横須賀のK丸さんからタチウオ釣りに行きました。夕方からの雪予報を見越しての午前釣りです。その天候のせいか、同船者はわずか3人と寂しいかぎり。

 

食いも渋かったのですが、ドジばかり。ハリごと飲まれたせいでしょう、巻き上げ途中でのハリス切れが3回。それでも型がよかったので、十分楽しめました。トップ6本、ワタクシ2本のていたらく。

 

日曜日は家でゴロゴロ、久しぶりの釣り納戸の整理でしたが、山ほどのゴミ。まだ捨てるに捨てられないたくさんのタックル、仕掛け類が出番を迎えることなく鎮座してます。次回こそ思い切って……。

 

25日(月曜)は九十九里片貝港の正一丸さんからメバル釣りの取材でした。今期一番の冷え込み、船着き場に着いたらマイナス4度でした。おまけに港周辺はナギっぽかったのですが、沖に出たらこの風。納竿間際には15メートルほど吹いてました。

 

こんな寒い日に釣りをしたのは久しぶり、鼻水は終始止まらず顔の周りはベチョベチョでした。それでも主役の田渕さん、福田さん2人が釣ってくれ、メバルも良型ぞろい。早揚がりでしたけど、なんとか取材になりました。

 

27日(水曜)は葉山芝崎港の福栄丸さんからコマセダイの取材でした。同行は飯田純男さん、この日も食いは渋かったけれどしっかり釣ってくれて取材は成功。メバルの記事と合わせて2月15日発売号に紹介します。

 

さて、年末からフェイスブックを始めました。その関係でブログの内容と重複する部分もありますことをご了解ください。ラーメンネタはフェイスブック、釣りネタはブログといきたいのですが、色いろな関係でそうもいかない時もあります。自分なりに工夫していくつもりなので、引き続きの閲覧、よろしくお願いいたします。

ヤリ、マルの季節

2016-01-19

大腸の内視鏡検査が無事に終わりました。結果は「ポリープは一つもなし、あと3年はやらなくていいよ」との話でホッとひと息。あの不快感から逃れられると思うと、ほんと気が楽になりました。ということで、心置きなく釣りに行ってきました。

 

14日(木曜)は剣崎松輪港の大松丸さんからヤリイカ取材です。朝のうちは少々西風が吹いていましたが、中盤からナギのいい釣り日和となりました。沖ノ瀬でこれほどのナギは珍しいくらいでした。

 

主役は松田竜也さん。サメに苦戦しましたが、きっちり釣ってくれて取材は大成功。この模様は2月1日発売号にて掲載されます。

 

1日おいて15日(金曜)は沼津のS丸さんの夜イカへN君に誘われてプライベート釣行です。どちらかといえばマルイカ優勢とのことで、直ブラのマルイカ仕掛けで挑戦。

 

4時半出船。船が空いていたのでもう1本、エサ巻き餌木を付けて置き竿の2本竿で釣りました。例によって海はベタナギ、それほど寒くはなく夜釣りとしては絶好の釣り日和でした。釣り場は港から2分ほど、一度も移動なしです。

 

5時を過ぎたころからポツポツとマルイカが乗ってきます。いずれも東京湾サイズの小型中心で、いつものマルイカ釣りといった感じです。ただ、時折、置き竿がバタンバタンと大きくたたかれます。ほとんどが大型ヤリイカですが、こんなアカイカサイズも乗ってきました。(写真は船宿HPより拝借)

 

マルイカは底で乗ったり、宙層で乗ったりでタナを取るのがポイントです。ワタクシは置き竿が気になって手持ち竿に集中できません。それでもトータル25杯で土産は十分。N君はマルイカ中心に40杯、トップは48杯でした。初物だけにすべてキープ、ヤリもマルもすこぶる美味でした。

 

釣りが終わって沼津インター近くにある「万葉の湯」でひとっ風呂、もちろんその後は冷たいビールでかんぱ〜い。例によって飲み過ぎました。そのまま仮眠室に直行、朝8時に沼津を出れば東名もスイスイ帰れます。ちょっと額ははるけど、皆さんにもおすすめしたいコースです。

 

翌17日(日曜)もイカ取材でしたが、詳しくは次号にて紹介します。ワタクシは不発に終わったもので(笑)。

 

寒くなりました。ワタクシは暑がりなのでそれほど苦痛ではありませんが、鼻の粘膜が弱いせいか気温が5度以下になると鼻水が止まらなくなります。加えて、寒い日は手足の末端だけ言うことが効かなくなり、エサ付けもままならなくなります。ということで、これからの釣りはイカ釣りや頻繁なエサ付けの必要のない釣り物がメインになるでしょう。もう1回くらい、カワハギにも行きたいけれど……。

連休はフグとカワハギ

2016-01-12

初めてのスマホを導入して約2年半、そろそろくたびれてきたので機種変することにしました。同じメーカーの同じ機種、簡単にできるだろうと高をくくっていたのが大間違いでした。スマホの進化で使用法も一から覚え直し、まさかアプリまで取り直しになるとは思ってもみませんでした。すべてのアプリ更新、加えてアカウントから入れ直す作業に、おサイフケータイのわい雑さも加わって……、結局9日の連休初日は一日携帯をいじくってました、いい天気だったのになあ。

 

で、動いたのが10日(日曜)、富津港のK丸さんから食わせフグ乗合、同行はおかっぴ君です。半年ぶりくらいの食わせフグ、ワタクシはどちらかと言えばカットウ派ですが、食わせ釣りも大好きです。

 


この日は連休中日とあって満船状態。7時に出船して大貫沖の8メートルダチからスタートです。ここまでまずまずの釣れっぷりでしたが、当日は変な濁りが入っています。船長に聞くと水温低下、加えてほとんど潮が動いていないとのこと。アタリは少ないけれど、突然やってくるので気が抜けません。何度ビックリ合わせしたことか。

 

無風、快晴、ポカポカ陽気の釣り日和。魚は釣れなくても気持ちよくすごせました。いつもこんな日に釣りができたらいいのになあ、と心底思いました。2時に帰港。トップ12尾でワタクシは5尾、大型を海面バラシしたのが悔やまれますが、キロ弱のマダコも釣っていいお土産になりました。

 

富津港をあとに、そのまま横須賀まで走ります。釣り仲間のTさんと待ち合わせカプセルホテルにチェックインが前乗りスケジュール。横須賀中央駅の周辺にはそそる居酒屋がたくさんあり、軽く飲んで明日に備えるのがその日の予定でした。ところが釣り談議に花が咲き1軒、また1軒で結局3軒もはしご酒。また飲み過ぎちゃいました。

 

翌11日(月曜)は剣崎松輪港の成銀丸、船宿主催のカワハギ大会に参加です。集まったのは約100名。ワタクシは抽選で1号船の左舷ミヨシ3番でした。この船には名うてのアングラーもたくさん乗船していますが、メーカー主催の大会と違って和気あいあいムード。

 

7時半に出船して城ヶ島沖の50メートルダチで釣り開始。2日前には大釣り、得意な深場狙いとあって気合が入りましたが、朝のうちはエサも取られません。時間がたつにつれてポツポツと釣れてきますが、宙でバクバクを期待するワタクシには一向にアタりません。釣れている人を見ると、タルマセ気味に釣っている方が数をのばしています。一番苦手な釣り方です。

 

この日もナギの釣り日和。中盤に連チャンがあったものの、いつまでたっても浮かないカワハギに業を煮やし、終盤はもういいやでほかの人の所に遊びに行っちゃいました。後で聞いたら、納竿間際に宙で釣れたそうで、諦めたのが早かったようです。まあ、この日ものんびり楽しくやれたので個人的には満足でした。1時に納竿し、1号船のトップ24枚でワタクシはたった10枚でした。

 

宿に戻って表彰式。この大会の特長は賞品が豪華なこと。最新ロッド3本のほかにクオカード、米、ビール、日本酒、カップ麺など。数と型の上位には羨ましいほどの賞品、もちろん空くじなし。ワタクシはビール1ケースにダイコン2本、半額乗船券で、これでも少ないほうでした。

 

2日間、ほとんど寝ていなかったので帰りの高速で寝落ち。すっきりしたところで帰途につきました。3連休は天気もよく、ほとんどのエリアで出船できたと聞いています。皆さんも存分に釣りを楽しんだことでしょう。今日(12日)あたりから本格的な冬に入ったようで、これからが厳しい季節。風邪などひかぬようお気を付けください。ワタクシは明日、1年ぶりの大腸内視鏡検査、ものが食べられないのはやむを得ないとして、今は検査時の痛みにおびえています。

帰省〜初釣り

2016-01-06

昨年、義父が亡くなり、一応喪中の身でありますので新年のあいさつは控えさせていただきます。と言いながらも、その都度説明するのが面倒なので「今年もよろしくお願いいたします」とだけは言っております。

 

31日に帰省して2日まで滞在していました。持ち帰った魚はクロムツ、タチウオ、マダコ、イイダコそして吉池で購入したマグロ、クジラの刺身などです。炙り刺しのクロムツが一番人気でしたね。

 

一度墓参りに行ったくらいで、ほとんど食っちゃ寝してました。友人がパチンコ屋の景品所に置いてあった「イチローズモルト」を取ってきてくれました。このウイスキー、現在大人気で田舎の酒屋でもすべて売り切れ、まさかパチンコ屋にあるとはねえ。

 

昨年、少し怖い思いをしたので、初めてスタッドレスタイヤをはかせました。猫の額に等しい自宅には外したタイヤを置けませんが、実家はいくらでも置くスペースがあります。こんなとき田舎は重宝しますね。

 

2日の夕方帰京。3日は午前中買い物をして4時過ぎには千葉の友人宅へ向かい、ささやかな新年会……のつもりがついつい飲み過ぎちゃいました。翌日は勝山港の萬栄丸さんからカワハギ取材です。

 

取材を聞いてたくさんの釣り仲間が集まってくれました。

 

ワタクシにとってはこの日が初釣り。海はベタナギ、房総半島からの日の出もきれいに見え、思わず柏手を打っちゃいました。海上安全、大漁、健康、商売繁盛……。ちょっと多すぎましたかね。

 

富浦沖の30メートルダチからスタート。

 

初めは今一つの食いでしたが、後半深場へ移ってようやくカワハギらしい釣れ方になりました。ラスト1時間、3〜4メートルの宙のタナを発見……詳細は1月15日発売号をご覧ください。

 

さて、もう60年以上生きながらえていると、今さら抱負などはありません。日の出に祈願したことがすべてであります。皆様も健康に留意して、ドンドン楽しく釣りに行きましょう。

 

もう一つ、報告があります。昨年末からフェイスブックを始めました。諸般の事情でしばらくSNSからは遠ざかっていましたが、釣り仲間や友人、仕事関係の方からもすすめられてようやく重い腰を上げたというわけです。まだ十分に使い方を理解していませんが、徐々に覚えていくつもりです。始めたとたん、たくさんの方から友だち申請やコメントを受けましたが、まだ十分に消化しきれていません。失礼があったらこの場を借りてお詫びします。

プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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