8月, 2016年

カツ、アマ、タチ、アジ

2016-08-31

先週はちょっとハードな日程でした。加えて風邪をこじらせ気管支炎になり、咳き込んで寝られない毎日。でも、目前に台風10号が迫っているので今さらスケジュールも変えられません。老体に鞭打って、なんとかこなすことができホッとひと息でした。

 

24日(水曜)は剣崎松輪港の成銀丸さんからキメジ、カツオ取材。当初は23日の予定でしたが、台風のために1日スライドさせての出船でした。ちょっと風はありましたが、なんとか出られてひと安心。

 

主役はTさんとこの人。しっかり釣ってくれて取材は大成功。今期初めてキメジ、カツオ船に乗りましたが、緊張感があっておもしろいですね。この日も3回、キメジらしきアタリがありましたが、すべてバラシ。熱くなる理由が分かります。

 

26日(金曜)は三浦半島宮川港の二宮丸さんからアマダイの取材です。これも当初の予定から大幅にスライドしての釣行でした。

 

主役はこの人、日焼けしてよく分からないかと思いますが、上の写真でご想像ください。この時期にアマダイ?と思う方もいるでしょう、新釣法での取材なんです。詳細は上記のカツオと合わせて9月15日発売号をご覧ください。

 

本来は27日(土曜)もカワハギ釣行(大会のプラ)のはずでしたが、4連チャンとなってしまうので、歳を考えやめました。自宅でのんびりして、夕方になって富津に向かいます。その晩は釣り仲間、船長たちと楽しい食事会でした。

 

28日(日曜)は兼ねてから予定していた「タチウオパーティin富津」に参加です。同港の川崎丸、ひらの丸を利用し、約40名の参加者が集まりました。幹事は高槻慧さんことツッキー、今年で2回目ですが、募集開始してすぐに満員となったそうです。

 

ワタクシは川崎丸に乗船。こんなメンバーと一緒でした。

 

ちょっと雨交じりでしたが、ワタクシには涼しくてちょうどいいです。

 

ワタクシの隣はこの人たち。水曜日のカツオ取材と一緒でした。

 

初めはポツポツ釣ってましたが、後半バテバテはいつものことです。

 

ひらの丸さんも近くにきて、エールを送ります。

 

1時前に納竿して閉会式。メーカーの垣根を越えたイベント、加えてタチウオでは唯一といえるイベントでもあります。大会でも教室でもなく、こうした親睦釣り会は情報交換や釣り仲間を広げる意味でも貴重なイベントだったと思います。

 

幹事のツッキー、忍もごくろうさん。また声かけてね。参加者の皆さん、お疲れ様でした。

 

タチウオのイベントの最中、気が気でなかったのが翌日の取材です。台風10号の接近でほとんどの船が避難準備。とは言っても、同行の方のスケジュールは29日(月曜)しかありません。あちこちに連絡した結果、金沢漁港の忠彦丸の社長が「アジなら出ると思うよ」の返事で、ともあれ港へ行ってみることにしました。

 

当日は雨も風も強く、お客さんがいるかも心配でしたが、いましたねえ。「今日しか休みがないんだよ」という方が5人もいました。出船したのは午前アジのみ、総勢7人でした。釣り場は港前、そこそこ風裏で釣りにくくはありません。

 

アジはほぼ入れ食い。主役のこの方も喜々として釣っていました。定刻よりやや早い10時半に納竿しましたが、各自お土産は十分。何より、出船したことでホッとしました。これも9月15日発売号に紹介します。

 

さて、今週から大会ラッシュ。9月3日(土曜)ステファーノ1次予選勝山大会、4日(日曜)大原の一つテンヤマダイ釣り大会と続きます。ワタクシはいずれも選手としてエントリーしています。現場でお会いしたらお声がけのほどを。

 

 

夏休み3連チャン釣行

2016-08-23

19日(金曜)に休みを取って、結局21日(日曜)まで3連チャン釣行を敢行しました。かなり無理があったけど、なんとかこなしました。というよりとても楽しい夏休み釣行となりました。

 

19日(金曜)は釣り仲間3人と金沢八景のB屋さんからタチウオ釣行です。K船長は7月にB屋の4代目を襲名、皆さんもぜひ応援してあげてください。

 

タチウオは平日でも大人気、当日も20人近い乗船者でした。私たちは左舷ミヨシから並んで座ります。もちろんワタクシは定位置の胴の間。釣り場は第二海堡周りの40メートル前後ですが、潮が速いので60号オモリで釣ります。

 

前半は釣れました。仕掛けを下ろすとほぼアタリがありますが、もちろんすべては掛けられません。それがまたおもしろいところ、釣り仲間も掛け損ねては「あ〜っ」の連発。11時ごろにはツ抜け達成でひと安心。

 

終盤は移動の繰り返しでしたが、ポツポツと釣って1時半に納竿。トップは20本、私たちは10〜15本くらいでした。まあこれだけ釣れれば土産には十分、飽きない程度に釣れてくれました。そのまま館山の友人宅まで走って宴会です。

 

20日(土曜)は釣り仲間と夜ムツの仕立船。その前にカツオやカワハギに行く人もいましたが、ワタクシはじっくり休養とばかり、館山市内にある「里見の湯」で温泉と昼寝。夜釣りに備えます。

 

15時半に勝山港集合。土曜日のムツ乗合はプラチナチケットですが、この日の仕立船は2カ月ほど前に予約を入れてあります。メンバーもこの日がくるのをとても楽しみにしていたようで、準備万端、釣る気満々です。

 

抽選で引いた席は右舷ミヨシの特等席。15時半に出船して、1時間ほど走った洲ノ崎沖で釣り開始。明るいうちはポツポツでしたが、暗くなってからムツの本領発揮。真っ暗になってからバリ食いです。

 

早ばやと20尾となったところで、クーラーはいっぱい、あとはのんびり釣って、納竿30分前には竿をしまいます。それでも27尾で同点トップ、よほど釣り座がよかったんでしょうね。当日は雨も降らず、ベタナギの釣り日和、涼しさとも相まって実に快適な釣りでした。今度はいつ行こうかな。

 

12時半に港へ戻って、そのままM丸さんの宿泊所へ行き、シャワーを浴びてバタンキュー。4時に起きて金沢漁港へ向かいます。睡眠時間わずか、ちょっとハードすぎたかな。

 

21日(日曜)は「第15回金沢漁港シロギス釣り大会」で、ワタクシは選手兼取材者で同港の蒲谷丸2号船に乗船しました。嵐の前の静けさか、天気は上々、風一つありません。ワタクシは左舷ミヨシ2番でしたが、日陰になる胴の間に座ればよかったと後悔しました。

 

8時に36隻の船が一斉にスタート、これは勇壮な眺めです。当船は中ノ瀬の15メートルダチで釣り開始となりました。始めのうちは元気に釣っていたのですが、昼近くなって太陽がジリジリと肌を焼くようになってからは操舵室にこもりがちとなります。とにかく暑かった。

 

そんなていたらくでは釣れるはずもありませんが、1尾の全長勝負なので、奇跡を信じながら納竿の1時までだらだらと釣っていました。30尾くらいは釣りましたが、最大22センチでもちろんカスです。

 

港に戻ってから表彰式。詳細は9月1日発売号に掲載しますので、そちらをご覧ください。暑さにやられ、睡眠不足でもあったので。抽選会はパスしてさっさと帰りました。

 

ちょっとハードなスケジュールでしたが、楽しい夏休みでした。今週からはまたも取材攻勢、9月になると大会ラッシュ。プライベートで釣りに行ける日はそんなにありませんが、海に出られるだけでも満足、としておきましょう。

 

 

突然タチウオ

2016-08-18

16日(火曜)は以前から楽しみにしていたアカムツ釣りの予定でしたが、台風接近で前日になって出船中止。同行する福ちゃんと「なら東京湾のタチウオどう?」と聞いたら二つ返事。同じく外房の取材が中止になったさなぎを誘って、3人で川崎のN丸に行くことにしました。

 

取材ではよくありますが、このメンバーでのプライベート釣行は異例。まあ3人とも気心の知れた仲なので、乗船してからもワイワイガヤガヤとかしましいこと。ちなみに福ちゃんは2年ぶりのタチウオとのこと、当然さなぎのほうが釣ると思っていました。

 

釣り場は第二海堡周辺の40メートル前後。オモリ40号で電動でも手巻きでもオーケーで、一番釣りやすい深さといえましょう。

 

乗船者は13人、左舷ミヨシから3人並んで座ります。午前中は曇りで風もあって涼しく、快適な釣りを楽しめました。ワタクシも休むことなく釣り続けていくばくもなくツ抜け達成。2人も同じようなペースで釣り上げていきます。

 

でも、昼前から青空に変わり、いつもの真夏日に戻ります。こうなるとワタクシの手が止まります。2人が釣るのをながめながら日陰にこもったり、船内をウロウロしたり……。

 

「雷が鳴ってきたから早揚がりかも」とのアナウンスで再び気合を入れて釣り始め、結局16本でフィニッシュ。2人はお互いに数を確かめながらのデッドヒートが最後まで続き、21本で同数、竿頭。お見事でしたが、さなぎは経験値から見てもう少し釣らないかんわな。判定で福ちゃんの勝ちです。

 

勝負は別として、2人とも楽しんでくれたようで満足です。普段、なかなか話せないような事柄もこの日はオープン。いやいやワタクシも色んな意味で楽しませていただきました。また予定すんべっと。

 

さて、残された盆休みはあとわずか。19日に休みを取って再びタチウオに行く予定。また21日(日曜)は金沢漁港のシロギス釣り大会に選手として参加します。ハワイ旅行目指してがんばりますので、参加予定の方、気軽にお声がけください。

 

 

 

 

帰省〜カワハギ釣り

2016-08-15

11日(木曜)21時にニコ生の取材を終えて、ようやくお盆休み。といってもワタクシは単発で休む予定なので、とりあえずは12日(金曜)が盆休み一日目となります。本来は10日に急逝した剣崎松輪港の北風謙一船長の通夜に行きたかったのだけれど、12日はどうしても帰省する用事があったので、日を改めて焼香に行くつもりです。

 

12日は交通渋滞を考慮して朝5時半に自宅を出発。秩父には7時過ぎには着きました。まずは根岸家代々の墓のある秩父札所12番野坂寺に行って墓掃除、施餓鬼行事、迎え火の儀式などを行いました。ワタクシは長男、檀家につき、これらは義務でもあります。

 

続いて今年6月に亡くなった叔母の墓参り。秩父市寺尾にある養泉寺の墓所へ。初めて行ったけど、ちょっと寂しいお寺でした。

 

翌日は4年前に亡くなった親友Nの墓参り。秩父市蒔田にある広見寺というお寺さんです。今回訪れた墓石の名前はすべて「根岸」、秩父はいかに根岸姓が多いかお分かりでしょう。

 

さて、帰省の目的はいくつかあります。まずは11日夜、地元の友人と「1丁目ホルモン」へ。秩父は高砂ホルモンが有名ですが、負け寺劣らずの味と量。これはカシラとナンコツ1人前ずつですが、かなりの量があります。その他厚切りロース、タケノコがワタクシのおすすめ。

 

翌日は秩父市上の町にある「ひつじや」で羊肉でも買って帰ろうと思ったら、10寺でこの行列。買うのに1時間は並ぶというので諦めました。この店はワタクシが子どものころからある普通の肉屋さん。ところがBBQブームに乗って名前が売れ、今ではこの有り様。確かに安くておいしいんです、おすすめはやはり羊肉の上、臭みがまったくなくジューシー、ああ食べたかったなあ。

 

自宅に群生しているミョウガも楽しみでしたが、今年は不作。というよりすでに花が出てしまって収穫の時期を逸したようです。いつもはお盆のころがちょうどいいのに、今年は早かったみたいです。

 

最後は秩父に蒸留所を置く「イチローズ・モルト」の入手ですが、やはり地元の酒屋さんにもありませんでした。ということで、友人が例によって唯一置いてあるパチンコ屋で取ってきてくれました。持つべきは友、いくら使ったかは怖くて聞けませんでした。13日の夕方には帰京し、翌日の釣りに備えます。

 

14日(日曜)は釣り仲間5人と久比里のY丸さんへカワハギ釣行です。これから始まる大会ラッシュに備えてのトレーニング、当日はガチで釣るつもりでした。

 

タックル、仕掛けはすべて大会仕様、メンバーも手練ればかりでプラには最適。加えて朝のうちはめっぽう涼しくてやる気満々でした。

 

釣り場は得意な剣崎沖。始めから宙主体に釣っていると良型がポンポン掛かってきます。ワタクシには30センチジャスト、ゾノくんには当日最大の33センチもきて盛り上がります。

 

ところが昼ごろになって潮止まり、食いが収まってきます。とともに容赦ない日差しが照りつけ始めて釣りどころではありません。左舷の釣り座選択も間違ったようです。

 

午後からは休み休み釣ってわずか8枚、トップは同行したSさんの21枚でした。でも久しぶりの宙釣りを満喫、釣り仲間との釣行も楽しいものです。今度は涼しそうな日を狙って釣行するつもりです。

 

15日(月曜)は仕事、明日もう一日休みをもらって釣り仲間のFちゃんとアカムツへ行くつもりでしたが、台風接近で中止。やむなく東京湾のタチウオ釣行に変更です。ダメもとで元アングラーズアイドルのSに連絡したら、同じく外房取材中止で暇とのこと、我われのタチウオに同行となりました。最近メキメキと腕を上げているS、じっくりと腕前を拝見させていただきましょう。

 

 

釣り教室〜カワハギ釣り

2016-08-08

バタバタした1週間、ブログを更新する時間も削って働いていました(半分嘘)。週が空けお盆進行もようやく今日あたりでめどが付き、あとは盆休みを迎えるだけとなりました。この1週間の出来事をまとめて紹介します。

 

8月2日(火曜)は(一社)日本釣振興会、日本釣りジャーナリスト協議会の共催による「親子体験釣り教室」が浦安の吉野屋さんで行われました。参加者は約140人、ワタクシは同宿7号船のリーダーとしての乗船です。

 

1船に5〜7人のコーチ(マスコミ関係者中心)が乗船して、みっちりシロギス釣りをアドバイスします。釣りアイドルの面々も参加して、にぎやかな教室となりました。

 

12時に納竿の予定でしたが、雷雲が発生し、安全を考慮して11時に納竿。それでも全員がシロギスの顔を見ていただき、成功裏に終わりました。

 

抽選会や参加賞の授与、閉会式のあと、吉野屋さんから屋形船を提供いただき、スタッフ一同で懇親会&反省会。12時過ぎから始まり3時までの宴会でした。結構飲んだのですが、酒好きに勢いがついてしまい、スタッフ5名と「もう1軒行こうか」で始まり、浦安界隈の居酒屋巡り。最後はカラオケに行き着いて、終わったのは9時過ぎ。ベロベロになっての帰宅でした。

 

金曜日までビッシリ仕事をして、6日(土曜)はのんびり午後釣りでもと、内房金谷のK丸さんの午後アジ乗合に行ってみました。この日は猛暑、港に着いた時には気分が悪くなるほどの暑さでした。それでも船はほぼ満船、黄金アジは人気絶大です。

 

ところがこの日は潮具合が今一つ、午前船は0〜9尾と聞いてびっくり。13時半に出船してあちこちのポイントを狙いますが、食いは今一つ。1時間後に船中の初物が釣れてから、ポツポツと食い始めました。トップ17尾に対してアジ5,サバ1の撃沈……。これはネタになりそうなので、詳細は本誌・拙稿連載にて紹介します。

 

そのまま友人宅にお世話になり、翌7日(日曜)は釣り仲間が仕立てたカワハギ釣りに参加、那古船形のK丸さん、16人の参加でした。来月あたりからカワハギ大会がめじろ押し、そろそろ自身をカワハギモードに移行させるためでもあります。

 

ところが、たぶん腕のせいだと思いますが、まったくアタリが出せません。周囲ではポツポツと釣ってはいるのですが、ワタクシは忘れたころに1枚、またしばらくして1枚。6時前に出船して13時まで、わずか5枚に終わりました。トップは15枚、ワタクシはブービー賞でした。

 

来月からのカワハギ大会に暗雲が漂っています。まあ、自分なりに精一杯釣れれればいいとも思いますが、あまり不本意な成績も残せません。少し練習を重ねないといけませんが、この暑さの中での釣りは……。

 

さて、ワタクシの盆休みは12日からの予定。とりあえず田舎に帰省し、施餓鬼や迎え火などの行事をすませて、友人たちと連夜の宴会。早く言えば飲みにいくようなものですわ。

 

 

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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