12月, 2013年

忘年会と納竿釣行

2013-12-31

わが社の仕事納めは12月27日。例によって大掃除もなし、残った仕事を片付け、無事年を越せるようにと脇目もふらず机に向かうのが常です。18時までに勤務終了、急いで忘年会へと駆けつけるのでありました。本年最後のブログはつり情報社忘年会とプライベート納竿釣行の模様を紹介します。

 

忘年会は浅草橋の三浦屋さんからの屋形船です。昨年、沖縄料理の店が不評だったので、いつもの屋形船に戻ったというわけです。お台場からスカイツリーまでの長いコース、ほとんど外を見る余裕はなかったですが(笑)。

 

集まったのはわが社の社員、パート、ライターさん、外部スタッフ、印刷関係など総勢34人、それにコンパニオン3名でした。

 

あえて名前は出しませんが、忘年会にこれほど女性陣が集まったのは初めてです。時代は変わったと言うことでしょうか、それとも沖釣りに女性ファンの割合が増えたと言うことでしょうか。

 

ともあれ、9時半の終演まで楽しい時間を過ごせました。たぶん出席者の皆さんも喜んでくれたと思います。1次会が終わって2次会はカラオケ、そして上野に戻って別の釣りグループの忘年会と合流。自宅に戻ったのは午前3時半でしたが、朝までコースの方もかなりいたようです。翌28日は自宅で当然ながらの二日酔い休養、色いろと忙しく動き回るカミさんの近くで粗大ゴミと化していました。

 

29日は勝山港のM丸から釣り仲間が仕立てたスルメ→オニカサゴ狙いに参加です。総勢15人で6時出船。

 

気のあったメンバーなのでのんびりゆったり楽しむことが目的です。まずは洲ノ崎沖でスルメイカ、久しぶりのイカ釣りで感覚を取り戻すのに多少時間がかかりました。

 

鉄人田渕雅生さんは当然ながらの参加、昨日は忘年会、今日は釣り、明日は剣崎でカワハギ釣りとのことです。疲れなど微塵も見せずバリバリ釣ってました。

 

2時間ほどの釣りでワタクシはスルメ10杯に大ヤリ1杯、上等です。続いて白浜沖でオニカサゴ狙いとなりました。

 

そのまま泳がせ釣りをしていたHさんにはなんと10キロ級のイシナギです。

 

Yさん(写真上)にはこの日最大、1.5キロ級のオニカサゴ、Sさんにも食べごろサイズです。

 

オニカサゴの食いは今一つ、ワタクシは2尾を釣って竿頭の一員に食い込め大満足。場所が変わってもヤリイカを狙い続けた田渕さんは40杯くらい釣ってました。さすがですね。2時半に帰港して、ワタクシはそのまま飯岡まで走ります。

 

民宿Hに着き、その夜は明日の同行者Tさん、Nさんとプチ忘年会。30日は飯岡港のY丸さんから一つテンヤマダイ、お正月の食材確保と納竿を兼ねての釣りでした。

 

釣り客は14人、ワタクシは久びさに左舷大ドモに座らせてもらいました。釣り場は飯岡沖40メートル、この地区にしては深場でしょう。

 

掛かってくるのはこのサイズ(0.5〜1キロ)が多かったけど、アタリが多く楽しめるのが飯岡のいいところ。いつもは嫌になるほど掛かってくるハナダイは半分くらいの確率でした。

 

ワタクシはマダイ6枚、ハナダイ4枚、ホウボウ2尾でした。正月用としては十分すぎるほどです。12時半に帰港して昼食をいただき、急いで自宅に戻ります。

 

途中で寝落ちしてしまったので、自宅に着いたのは4時過ぎ。さっさと着替えて6時半から某船宿の忘年会、浦安のサンルートホテルが会場です。たくさんのスタッフ、関係者と豪華な食事。ワタクシみたいな者を毎回お呼びいただき、感謝、感謝です。

 

毎年30日の恒例行事、でも毎年その日は納竿釣行と重なるのでいつも睡眠不足で参加してます。9時に終演、いつもは2次会に参加するのですが、さすがに当日は固辞させていただきました。ということで年末の長い4日間の恒例行事は、この忘年会を持って終わりました。

 

つり情報愛読者、本ブログの閲覧者の方がたには大変お世話になりました。来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 

これから帰郷して、お袋と弟の3人で水入らずの正月を迎えます。聞けば秩父地方は連日、零下何度の寒さだそうです。皆様も風邪など引かぬよう、お気を付けて年末年始をお迎えください。それでは行ってきます。

アオリカワハギと電動カワハギ

2013-12-25

12月最後の3連休、まさか家にこもっていた人はいないですよね(笑)。ワタクシは最終日に取材を控えていたので、初日の21日にプライベート釣行してきました。久しぶりの単独釣行、もちろん釣り物はカワハギ、の予定でしたが……。

 

葛西橋のD丸さんに着いたら、釣り客はワタクシを含めて4人だけ。右舷に座ったのは一人だけでした。航行中、水温が2度近く下がっていると聞き、いたずら心が湧いてきました。操舵室にある餌木を手に取り、「船長、アオリやっていい」 「お好きにどうぞ」となったわけです。

 

カワハギ竿に中オモリと餌木を付けてシャクリます。するとどうでしょう、11時までに0.4キロのアオリ1杯とスミイカ2杯釣れちゃいました。

 

それからカワハギ釣りにチェンジ。食いは今一つでしたがショウサイフグ、特大ウマヅラ交じりで11枚。なんと竿頭になってしまいました。

 

まさか新聞に載るとは思いませんでした。ひと言、声かけてくれればよかったのに(これは釣り仲間のHさんから送られた画像です。それまで知りませんでした)。

 

釣りが終わって錦糸町で忘年会。もちろん終電はなくなってタクシーでの帰還でした。日曜日はのんびりして、翌日の釣りに備えます。

 

23日はカワハギ釣りの名手、芦沢和則さんが企画した「電動カワハギ釣り教室」の取材です。講師は剣崎松輪港、一義丸の常連、立川弘樹さんです。

 

電動カワハギは単なる疲労軽減の釣りだと思いましたが、中身の濃い、高いポテンシャルを持った釣法だと思い知らされました。

 

おなじみ、田渕雅生さんも参加してバリバリ釣っています。この模様は1月15日発売号にて掲載しますのでお楽しみに。カワハギファンの方必読ですよ。

 

さて、現在は年末進行の真っ最中。ブログを書く時間もないくらいです。忘年会はあと4回、釣行は2回。体をこわさず乗り越えていきたいと思っています。

3連チャン取材と結婚式

2013-12-16

今月はシケばかりですね。予定していた取材がことごとく流れ、12月12〜14日にかけて取材は3連チャンとなってしまいました。老体に鞭打って行ってきましたよ、でもこの3日間も強風予想、よく船が出たと思います。エイテック社長ご子息の結婚式と合わせて紹介します。

 

まずは12日(木曜)。当初は片貝にアカムツ釣りに行く予定でしたが、強風で出船中止。急遽、大原あままさ丸からヒラメ取材となりました。この日は西の強風、でも大原のヒラメ釣り場は岩船沖という西風にめっぽう強い釣り場があるのです。同行はご覧のメンバー、あべなぎささんと鈴木新太郎さんです。

 

マダイやフグ船は中止でしたが、ヒラメ船は10隻くらい出ていました。ポイントが限られているので釣果は今一つでしたが定時までやれ、十分取材になりました。大原の底力を見せつけられましたわ。ちなみにワタクシは竿出しなしでした。

 

午後は鈴木さんの自宅で撮影、そのまま飯岡に走ります。民宿「浜ゆう」に一泊し、翌日(金曜)は一つテンヤで優光丸に乗船です。早朝はベタナギでしたが、徐々に南西の風が吹いてきます。

 

8時ごろには15メートル以上の強風になってやむなく8時半に撤収となりました。でも、マダイの食いは活発だったので、十分すぎるほど取材になりました。釣れなかったらどうしようと思っていただけに、本当にラッキーだったわ。ワタクシは1回だけ竿を出しましたが、アタリなしに終わりました。

 

いったん自宅に戻って、14日(土曜)は野毛屋からアオリイカ、本誌ドクモの取材です。取材も3日目ともなると、疲れがたまって思うように体が動きません。ワタクシは適度に釣ってアオリイカ1杯とスミイカ1杯。この日も強風予想でしたが、それほどではありませんでした。

 

シケ後でやや乗りは悪かったようですが、船中30杯近く釣れてまたまた取材成功。船長が残業までしてくれたのはいいけれど、帰りは渋滞に巻き込まれて7時くらいになってしまいました。疲れてバタンキューでした。

 

15日はエイテック池永正憲氏のご子息、朋也さんの結婚式です。場所はホテルニューオータニ、12時の開宴でした。集まったのは国内釣具メーカー、釣具店、マスコミ、その他釣具業界のそうそうたる方たち、そして親族、友人など100名以上。いや久しぶりのハデ婚でした。

 

式場も料理も最高クラス、いい気分で式を終えました。普段お会いできない方とも名刺交換やらごあいさつ、しっかり仕事もしてきましたよ。いつもなら2次会、3次会というところですが丁重にお断りしてさっさと帰りました。翌日から会社の激務を考えると気が重くなってきたからです。

 

月曜は久しぶりの出社。早めに会社に着いて、なんとか夕方までにやるべき仕事は片付けました。明日は大原のヒラメ釣り取材。年明け発売(15日)も進行しているので、こんなハードになっているのです。仕事のガス抜きは忘年会だけ、でもあと5回しかない! だれかもっと付き合って!

 

 

ステファーノ、TKB&忘年会

2013-12-10

先週は大会ラッシュでした。シマノステファーノグランプリ決勝、東京湾カワハギバトル(TKB)決勝と、いずれもワタクシが予選通過の切符をいただいている大会です。しかしながら優勝するよりページを作ることが優先、両大会とも取材者と選手を兼ねることになっているのです。したがって緊張感はほとんど感じられないまま当日を迎えました。

 

大会前日の12月4日は三崎口駅近くの民宿に出場者4人と宿泊。決してささやかではない前祝いをして当日を迎えます。抽選の結果、引き当てた釣り座は喜平治丸のなんと右舷大ドモ。色んな大会に出場しましたが、4角なんて初めてかもしれません。何も取材兼のときにスーパーシート引くことないのになあ。加えてこの船には前年度入賞の上位3名、他に宮本英彦さん、鶴岡克典君、品田貴行さん、田渕雅生さんなどそうそうたるメンバー、こりゃ無理、せめて最下位だけは免れようと決意したのでした。

 

8時前に釣り開始、釣り場は城ケ島沖の40メートルダチです。全員が一斉に……というなか、ワタクシだけがカメラを持って船内を徘徊して写真撮影。他の方より30分以上遅れて釣り開始です。品田さんはもう5枚も釣ってました。

 

始めのうちはポツポツで、皆さんと同じようなペース。でも中盤からトモ有利の潮流となったようです。一時は4連チャンもありましたが、左舷大ドモの田渕さんは10連チャンしたと噂になっています。どうやら宙で当てた模様、ワタクシは気がつくのが少し遅れてしまいました。一時食い渋った後、すぐにタナを1メートル上げたら、再びバリバリと食ってきたのです。

 

納竿までに25枚。トップは田渕さんの33枚、2位28枚、3位27枚。なんとワタクシは4位でした。せめて最下位だけは免れたいと思っていたのでこの成績なら大満足、いい気分で帰途につきました。

 

続いて7日はTKB決勝戦です。ワタクシは葛西橋の荒川屋で予選を抜けていたので、決勝も同じ船。抽選で引き当てたのは左舷トモ2番と、これも好ポジションでした。船上で大会説明を受けた後、7時に出船です。

 

8時半に15隻が竹岡沖に集まって、一斉に釣り開始。荒川屋は水深30メートルダチで釣り開始。例によって撮影から始めますが、3枚の全長勝負なので、それほど時間は必要ありません。この日は大型のみ撮影して、後はずっと釣りしてました。

 

竹岡沖で型勝負のときはスピニングタックルと決めています。スピニング用の竿はベナベナ、エサ取りや小型のカワハギのアタリはほとんど取れませんが、良型のアタリだけは明確に出ます。加えて竿が軟らかいのでバレが少ないのがメリットなのです。

 

数釣りではないので、ガツガツ釣る必要はありません。じっくり大型のアタリだけを取っていく。こういう釣りも実におもしろいものです。ワタクシは26センチ、22センチ、21センチを筆頭に11枚。なんと終了10分前まで船中トップだったのですが、トモの方に22センチを釣られて逆転2位。

 

釣り終わってまる八桟橋に全船集合。竿やらへルスメーターやら色いろいただきました。ついでに早掛け賞でカップラーメン1箱のおまけ付き。残念ながらチーム賞には届きませんでしたが、これまた大満足で帰途につきました。数より型の大会、ワタクシには性分が合っているのかもしれません(数を釣れないひがみでした)。

 

続いて9日は相模湾茅ヶ崎の沖右衛門丸さんからアマダイ取材です(写真はのちほど追加します)。宮澤幸則さん、前田俊さんというメンバーだったので気分は楽。天気もよく海はベタナギ、アマダイも適度に釣れて取材は大成功。詳細は12月28日発売号に掲載しますのでお楽しみに。

 

急いで自宅に戻り、さっさと着替えて浦安吉野屋さんへ向かいます。ワタクシが所属する日本釣りジャーナリスト協議会の忘年会、屋形船です。集まったのは協議会会員のほか協賛メーカー、日釣振、日釣工、大会でお世話になったライター諸氏など総勢40人あまり。

 

当初、ワタクシは翌日(10日)が取材だったので車で向かう(禁酒)するつもりでしたが、シケ予想で早ばやと取材中止。楽しい酒宴の時を過ごしました。普段なら2次会へも、となりますが、当日は早起き取材、ついでにひどい鼻風邪をひいてしまったので、きっぱりと1次会で終了です。

 

さて、10日の取材中止のおかげで12〜14日にかけて取材3連チャンとなってしまいました。適度に抜いて体力温存を図りたいところですが、その前に風邪を治さなくてはなりません。布団の横はティッシュの山、鼻周りはガビガビ。治すのはアルコール消毒しかないと、今日もネオン街を徘徊するワタクシでした。

 

 

 

 

深場取材と大会プラ

2013-12-03

先週の悪天には泣かされました。火曜日ダメ、木曜日ダメで結局土曜日にワタクシが行くべき取材が重なってしまい、結局中深場取材に乗船することになりました。もうひとつの小出由華ちゃんのマダイ取材が同じ港だったので、ワタクシが往復彼女の送迎役も兼ねることになったのです。

 

ということで、30日(土曜)は剣崎松輪港の第一若松丸から沖ノ瀬の深場釣り取材です。この日は風もなく、晴天、絶好の釣り日和でした。これで魚が釣れれば言うことなしですが。

 

ナギ倒れで潮がまったく動きませんでした。それでもキンメ、クロムツ、アコウ、メダイとひとおおり深場のスターは顔を見ることができました。写真はワタクシが釣った船中最大のクロムツです。これ1尾あれば十分ですかね。詳細は12月15日発売号に掲載します。

 

同じく取材大成功だった由華ちゃんを自宅まで送り届けて6時前には帰宅。翌日は5日に行われるシマノ・ステファーノグランプリ決勝大会のプラで、再び剣崎を訪れます。

 

乗船したのは同港のS丸、同じく決勝に進出する4人、カスとなった2人の釣り仲間、計7人での釣行です。私たちはミヨシ方面に固まって席を取りました。同宿のカワハギ乗合は2隻出し、この日も天気がよかったせいか港内の駐車場は早ばやと一杯だったようです。

 

向かった先は城ケ島沖40メートルダチ。昨日もキャスティングの大会で70尾近い数字が出ていたので、案の定たくさんの船が集結していました。プラの目的は電動リールでの釣り、右巻きと左巻き2台、硬調の竿2本を持参して色いろと組み合わせて釣ってみました。

 

この日もカワハギは絶好調でした。ワタクシのようにブレずにいつもの釣り方で釣っている人はドンドン数を重ねていきます。一方、ワタクシはタックルをチェンジしたり、ハリを変えたり、釣り方も変えたりで、一向に数がのびません。隣に座る初心者Hは初めて使う硬調竿がピッタリ合っているのか嘘のように釣っています。

 

2時半までにH46枚(これまでの最高なんと17枚)、ワタクシ35枚の大差負け。普段なら「カワハギなんかもうやめた」となるところですが、この日はプラと自分に言い聞かせ、吹き出るみじめで哀れな感情を必死で抑え込みました。それでも釣っている最中は和気あいあいでおもしろかったですよ、緊張した大会の船上とは真逆でしたから。

 

さて、5日は決勝大会で三たび剣崎松輪港に訪れます。優勝などはまったく考えていません、せめて船中最下位にならないことを目標にがんばってきます。

プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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