9月, 2015年

DKOプラとTKB予選

2015-09-28

シルバーウイークで散財した方が多かったようで、先週末は釣行を控えていた方もかなりいたようです。ワタクシはその逆でしたので、週末は思い切りプライベート釣行を楽しんできました。両日ともちょっと雨交じりでしたが、海はナギでしたので存分に楽しめました。

 

26日(土曜)は内房勝山港のM丸さんからカワハギ釣りです。もちろん10月3日に開催されるDKO勝山予選のプラのためです。同行してくれる人をあちこち声をかけましたが、いずれも仕事や所用でダメ、結局単独釣行となってしまいました。土曜日だというのに大型船にわずか8人、イカ乗合は3人しかいませんでしたが、マグロ船だけはいっぱいでした。

 

わざわざプラに行ったのは、前回のステファーノ予選ではあまり釣れなかった勝山名物の高速ワッペンが釣れ出したと聞いたからです。5時半に出船し、15メートルダチに到着し、第1投から12センチのワッペンが掛かってくれました。それからが問題。アタリはキャッチできるのですが、なかなかハリに掛かりません。

 

様ざまなハリを持参して、頻繁に取り替えます。竿もHやMH、Mと使い分けてみながらの釣りです。ですがこれといった結果が出る前に、富浦沖で型狙いとなってしまいました。どうも昨年あたりからワッペンの釣れ方が変わってきているような気がします。以前は2〜3メートルもの宙で食ってきたのですが、この日は浮いても1メートルあたり。竿の動きを止めるとあっという間にツンツルテンだったのが、ハリに掛けようとするならいったん止めて合わせないと掛かりません。と言って油断するとツンツルテン、難しくなりました。すっかり自信をなくしてトップと10枚差の23枚で終わりました。ぶっつけ本番のほうがよかったかもなあ。

 

翌日はご覧の釣り仲間と葛西橋の第二泉水さんからTKB予選に出場です。この日は24人の乗船でしたので、カワハギ3枚の長さ、上位7人が決勝に進めます。抽選で引いた釣り座はなんと1番、ステファーノ予選と同じですが、ここでは右舷大ドモでした。最近はくじ運がいいみたいですが、型狙いのときはなぜか胴の間に分があるように思えます。昨年もトモを引いて数は釣れたけど、決勝には進めなかったことがあるからです。

 

7時に出船して竹岡沖で釣り開始。このところ竹岡沖は苦戦続き、いまだ潮の濁りが取れず、二枚潮に悩まされているからでしょう。この日もスタートからカサゴを2連釣しただけで沈黙。スピニングでタルマセ、引き釣り作戦、大バリにたっぷりのアサリエサ、ピカピカオモリも功を奏してくれません。

 

10時ごろに25センチの良型がきてくれましたが、後が続かず船下狙いに変更。12時ごろにようやく23センチがきて、リミットまであと1枚。ここから再び沈黙となってしまいました。船中でも同じようなもので、とにかく数が釣れません。そのうちに納竿の2時が迫ってきましたが、船長が15分の延長を告げます。

 

ここで作戦変更。3.5号の小バリに変え、オモリもノーマルに戻すと、あら不思議、すぐに24センチが掛かってくれました。いくばくもなく納竿です。結果25、24、23センチ、合計72センチで3位となり決勝進出。ちなみにトップは82センチでした。

 

釣果はわずか3枚、それも延長時間で釣った1枚で救われました。同行の釣り仲間はすべて予選落ちで、再チャレとなりましたが、ワタクシも付き合うこととなってしまいました。

 

今年のカワハギ大会はくじ運から見てちょっと追い風が吹いているような気がします。今週末のDKO、土曜日のことは水に流して新たな気分で挑戦してきます。結果を期待してください(だれも期待していないか)。

シルバーウイークあれこれ

2015-09-24

初めてのシルバーウイーク、聞くところによるとまだまだ休暇の続く、最高9連休の会社もあるとのこと。うらやましいことですね。この5日間は天気は最高、海はナギ、皆さんは精一杯釣りを堪能されたかと思います。ワタクシはカレンダーどおり、19〜23日までが休暇でした。でも最後の2日間は仕事とプライベートが入り交じった釣行、なぜか体はヘトヘトです。

 

19日(土曜)はカワハギ、イイダコ、タチウオなど前日まで釣行に迷っていましたが、結局東京湾のフグに決めました。釣り仲間はいずれも所用や別の釣りで付き合ってくれないので、久しぶりの単独釣行です。富津のK丸、どちらかと言えば苦手な食わせ釣りです。スポット出船でしたが、20名以上の釣り客が集まりました。

 

釣り座は左舷ミヨシ2番、1番には三石忍が座っており、アドバイスを受けながらの釣りとなりました。予想どおり開始からフグのアタリは活発、でもうまく掛けられません。知らぬ間にエサを取られていたのも結構ありました。サイズは20センチ級の中型が多かったけれど、水深が浅いので引きは十分。カットウとはまた異なる釣り味を堪能しました。

 

中盤からようやく手が合ってきて合計41尾でフィニッシュ、良型アジ4尾、サバ交じりでした。トップは忍で64尾のダントツ、2番手42尾で3番手の成績は上出来でしょう。

 

2時に帰港して急いで帰宅。2日前に74歳で急逝した「つりぼり金ちゃん」のオーナー、イカ釣り投入器「ポリカステン」の製作者である芦田秀夫さんの通夜に出席するためです。

 

斎場は江戸川区にある「平安小岩」、午後6時から親族、知人、友人、関係者などを集めしめやかに行われました。船宿、釣具店などからの献花も見受けられ、釣り業界にも深く関わっていたことが分かります。

 

ワタクシは古くからのお付き合い。ポリカステンは本誌でも度たび取り上げたし、一緒に釣行したことも何度かありました。何より家が近いこともあって、息子と娘は小さいころから数え切れないほど釣り堀に連れて行っています。イカ、大物釣りから淡水のコイなど釣りは名人級、豪快な性格で話し好き、いつも笑顔の絶えない快活な方でした。改めてご冥福をお祈りします。合掌。

 

20日(日曜)は昨日から一転して結婚式の出席です。新郎は富津港ひらの丸の小幡哲男さん、新婦は七衣さん。式場は横浜の「アートグレイス・ポートサイトヴィラ」、11時45分からの披露宴でした。すでに入籍も済ませ、お子さんも誕生していますが、なにせ忙しい身、満を持しての挙式といったところでしょうか。

 

ワタクシは2人が知り合う前からのお付き合いですが、お呼びいただけただけでも幸甚であります。到着時間が早かったので式にも参加しました。イケメン船長と美人さん、まさにお似合いのカップルです。

 

親族、友人、知人がメインの挙式でしたが、釣り関係者も1テーブル。サンスポデスク、船宿会の役員船長、常連のKさん、忍といったメンバーでした。約2時間半、楽しい時をすごさせていただきました。ともあれ、おめでとうございます。

 

すでに出来上がっている船長もいましたが、時間も時間なので横浜駅近くまで出て、近くの居酒屋で上記のメンバーで2次会です。いや飲んだ、飲んだ、いつの間にやら6時過ぎ。6時間も飲んでいるのでもうヘロヘロ、なんとか自宅に帰り着けました。

 

一日おいて22日は和歌山へ出発です。途中、京都駅で下りて、某氏と仕事の打ち合わせ。和歌山駅には午後5時に到着です。新大阪から特急で1時間、意外に近いものです。釣り仲間のT氏のお迎えを得て、さっそく居酒屋へ直行です。和歌山でうまいものってなんだろう。

 

都内では食べられないようなものをメインに頼みました。おく貝(大アサリ)、ハモの湯引き、サンマの灰干し、期待のアカアシエビ(クルマエビの一種)が売り切れていたのは残念でしたが、和歌山の味を堪能しました。2軒目はもちろんラーメンです。

 

和歌山ラーメンと言えばとんこつ醤油味、著名な店は「I商店」ですが、地元の方はあまり行かないとのこと。なんといっても「丸田屋」なのだそうです。

 

オーダーしたのは中華そば(700円)、ネギトッピング(100円)です。中細のストレート麺、家系と似ているけれどちょっと違う味のスープ、見た目こってりで味はさっぱり。うまうまでした。残念なのはどこのラーメン屋にも必ずある名物の早寿司(鯖寿司)が売り切れていたこと。

 

さて、翌日は加太港の三邦丸さんからカワハギ釣りです。午後釣りなので午前中はTさんの案内で市内の名所をウロウロ。港には11時ごろ到着です。和歌山県北部にある加太港は県内最大の遊漁船基地。シルバーウイークの最終日とあって、釣り客や観光客で港周辺は大賑わいでした。

 

三邦丸さんには赤三邦、青三邦、ベルデと呼ばれる19トンの大型船が3隻、いずれも日よけの付いた快適な船ばかり。これは赤三邦です。

 

この日はカワハギ乗合初出船ということで、愛知〜大阪のカワハギ名手6人も来ていました。カワハギファンならどこかで見たことのある方もいるはずです。詳しい内容は10月15日発売号に掲載します。とにかく身のある取材だったことは確か、お楽しみに。

 

5時半に帰港して、大急ぎで帰り仕度。和歌山駅6時50分の特急、8時過ぎの新幹線に飛び乗ります。シルバーウイークのおかげでその時間前後の指定席はすべて売り切れ、なんとか自由席に座れてホッとひと息。自宅には11時半過ぎに到着、あ〜疲れた。

 

5日も連休があって、まともに竿を振れたのは1日だけなので欲求不満気味。27日(日曜)にTKB(東京湾カワハギバトル)の予選が入っていますが、土曜日もどこかに行こうと思っています。イイダコかタチウオかカワハギか……。今から楽しい釣行計画です。

泳がせ釣りとアジ

2015-09-18

シルバーウイークを前に締め切り作業に追われています。15〜16日と取材に行ってきましたが、この分を入稿して一段落したところ。なんとかめどが立って、常人並みに休みが取れそうです。それにしてもきつかった。

 

15日(火曜)は外房小湊の小沢丸からアジを釣っての泳がせ釣り取材でした。船宿さんには失礼ですがこの釣り、これほど人気があるとは思いませんでした。平日で12人も乗っています。たぶん多彩な高級魚がたくさん釣れて、泳がせ、コマセ、ルアーと何で釣っても自由だからでしょう。

 

この日は潮が澄みすぎで、青物の食いは今一つ。代わりを務めてくれたのがヒラメでした。主役が2枚釣ってくれて無事成功。昼前に揚がってさっさと帰ります。

 

16日(水曜)は金沢八景の一之瀬丸、午後ライトアジ仕立船、ハヤブサの隼華ガール6人の取材です。多少波があったけど、アジの食いは最高潮。

 

イカ先生はアドバイザー役で乗船。この時だけアジのサイズが小さかったけど……。

 

釣り好きで知られる同社社長、歯朶(しだ)由美さんもバリバリ。後半はこんなサイズばかりで船上は大いに盛り上がりました。船長曰く「できすぎです」の結果でした。詳細は10月1日発売号にて。

 

さて、19〜23日までの連休です。色いろ釣行予定を入れようと思いましたが、19日通夜、20日結婚式、21日二日酔い……。今のところここまで決定してます。22日からはどっか遠くに行って釣りしたいなあと考えております。天気もいいようなので、皆さんも存分に釣りを楽しんでいただきたいと思ってます。

 

 

カワハギ2連チャン

2015-09-14

どうもこの時期になるとカワハギ釣行が多くなります。もともと好きな釣りだし、釣り仲間もカワハギ好きが多いうえ、大会も続くからでしょう。先週末も2連チャンでした。ほかの釣りにも行ってみたいのですが、余裕がないというのが正直なところです。

 

12日(土曜)は久しぶりに金谷港のK丸さんのカワハギ乗合へ行ってきました。まだ開幕したばかりで状況はつかめませんが、船長やスタッフさんとのごあいさつも兼ねてです。この日乗合は3隻出し、ワタクシはK丸の左舷胴の間に座りました。

 

ところが先週の大雨の影響で、潮は異常に濁り、上潮はガンガンに流れる二枚潮状態。港前のワッペンを期待しましたが、1〜2枚釣ったところで15メートルダチへ移動。この潮ではカワハギも浮いてくれず、タナはほぼ底でした。終盤、魚礁周り(通称ジャングル)へ移動し、宙でバクバクを期待しましたがアタリは散発、大型も期待したけれど25センチ止まりでした。

 

釣果は16枚で隣に座った方が17枚でトップ。じっくり見せていただきましたが、ユラユラと仕掛けを下ろし、底で2〜3秒待って、タタくか誘い下げの繰り返し。派手に仕掛けを動かさない釣り方がよかったようです。ワタクシはちょっと宙にこだわりすぎました。

 

1時に納竿して、金谷温泉でひとっ風呂。そのままフェリーに乗って久里浜へ移動。前泊して翌日の大会に備えます。例によって釣り仲間と飲み過ぎちゃいました。

 

翌日は「がまかつ関東地区カワハギ釣り大会」に参戦です。参加者123人、久比里の3軒6隻を使用してのイベントです。くじ引きで引いた釣り座は山下丸B船、左舷ミヨシ2番。個人的には剣崎沖を期待しましたが、乗船してから竹岡沖と知りました。この釣り場、ワタクシが一番苦手な所です。

 

大会にはたくさんの知り合いも参加しています。いずれも手練れぞろいで上位を目指すのは大変なこと、ましてやワタクシには船上撮影という義務もあったので、期待はしていません(だれも期待してないか)。ところが当日の状況が味方しました。極端な潮濁りで食いは今一つ、カメラを回しながらでも人並みに釣れます。

 

女性アングラーも3人、この方は本誌ドクモ出演者で現在は量販店Kの店員でもあるIさんです。

 

13時半に納竿となり、トップ6枚、ワタクシは5枚でしたが船中2位。同数の方がもう一人いて、最大魚の検量で破れて表彰の対象外となる3位、つまりカスです。ワタクシらしい成績と言えます。詳しい結果と写真はは10月1日発売号に掲載しますのでお楽しみに。

 

前回報告したように、台風とシルバーウイークのせいで本来はこの日から4連チャン、土曜日を入れると5連チャンの予定でしたが、あまりにハードなので今日(14日)の取材は編集部員に変わってもらい助かりました。

 

明日から、カンパチ〜ライトアジと2連チャンとなりますが、しっかり寝たので体は元気。明日は2時起き、さっさと帰っていっぱいやります。

 

 

土砂降りのロケ

2015-09-09

今日も台風通過で雨降りが続いています。風も強いようで、関東周辺ではまともに出船できるのが金曜か土曜日あたりのようです。おかげで編集部の取材予定が大幅に狂っているようです。ワタクシは今後、土曜日からなんと4連チャンが決定。今のウチに体を休めておかないと。

 

前回、連絡したとおり、8日(火曜)は浦安のY屋さんからイイダコ取材に行ってきました。取材と言ってもワタクシは取材されるほうで、釣りビジョン「関東沖釣り爆釣会」の先生役としての参加です。ところがこの日はご存じのように北東の強風、土砂降りの天候で、よく船が出たなあと思えるほどでした。スタッフ3名はカメラを濡らさないよう、このような状況での一日でした。

 

リーダーは関爆5代目小野瀬みらいさん、初代からこの番組には付き合っていますが、ワタクシは5代目となって初めての出演です。彼女はこの天候で船酔いもせず、愚痴一つこぼさず、元気に釣っていました。イイダコはウネリを嫌ってか乗りは今一つ。個人的には今期初、大好きな釣り物でもあるので束は釣るつもりでしたが、まあやむを得ないところでしょう。

 

1時半、ちょっと早めの沖揚がりです。小野瀬さんはいわゆるタレント、直後に舞台出演を控えているとかで、無理を押してこの日の撮影となったわけです。オンエアは10月8日、見られる環境にある方はチェックお忘れなく!

 

今週は土曜日からカワハギ、カワハギ、スルメイカ、カンパチと続きます。日曜日のがまかつカワハギ大会以外はマジモードで釣るわけではないので、のんびり船に乗ってくるつもりです。大会も取材兼任なので、上位入賞は難しいと思いますが、人並みには釣る気でいますよ。

 

 

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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