6月, 2019年

マダイづくし

2019-06-28

『つり情報』7月15日(7月1日発売)号が間もなく発売されます。

前回お伝えしたとおり、洲ノ崎沖のタイラバで忘れられない釣りを味わった模様がカラーグラビア4ページにわたって紹介されております。ぜひともご覧ください。これは2枚目の5.8キロ、もう一枚も5.3キロあります。もうこんな釣りは一生ないかも……。

 

さて、いつもの釣り日誌です。22日(土曜)はプライベートで内房勝山港のM丸さんのマルイカ乗合に乗船しました。と言っても狙いはマルイカではありません。内房で釣れ始めたマルイカポイントにハモノが居座っているとの情報を得たからです。

 

そこでワタクシは前日入りして右舷のトモを確保、船長の許可を得てタイラバの仕掛けを出すことにしました。当日は大型船に片舷7人ずつ、迷惑にならぬようタイラバは90〜100グラムを使います。

 

館山沖60メートルダチのポイントに着き、さっそく巻き巻き。しかしながらタイラバが底に着いて1往復したところで「上げて」の合図。マルイカは移動が速いようで、船が落ち着きません。

 

3度目の流し替えのとき、「上げて」の合図とともに初めてのアタリがきました。皆さんの仕掛けが上がったあとのヤリトリ、ご迷惑をおかけしてます。

 

上がったのは2.5キロ。狙いどおりの一発にしてやったりです。でもこれは序章に過ぎませんでした。続いての投入でもアタリがきて、上がったのは1キロを超える特大キントキでした。そして1時間後に3度目のアタリがきて、今度は1.5キロ級の食べごろサイズ。

 

この間、マルイカの乗りは今一つ。皆さんがそろそろだらけてきたので、船長は大きく富浦沖へ移動。ここはハモノが少ない所で、ワタクシにとっては残念ですが、懲りずに巻き巻きを繰り返します。

 

ところが、富浦沖はマルイカの乗りがさらに悪く、1時間ほど粘って再び館山沖に戻ります(わ〜い、と喜んでいた)

 

するとまたまたきました、マダイのアタリ。当日一番の重量感で3枚目となる2.7キロを釣り上げました。

 

この間、ハモノはますます元気になって、せっかく掛かったマルイカをバシバシうば食っていきます。こんな時こそ大チャンス……、そして4枚目となるアタリはこれまでとは明らかに異なる大ダイの引き……でしたんですが、あと20メートルのところでフックアウト。残念でした。

 

それでもマダイ3枚、キントキ1枚は上出来。用意したマルイカの仕掛けはついに一度も使用することがありませんでした。ちなみにマルイカのトップは9杯、何かワタクシだけ釣って申し訳ない気分です。マルイカ船でのタイラバは今年3回目の金星。また機会があったら挑戦してみるつもりです。

 

27日(木曜)は兼ねてから予定していた友人の「月刊釣り東北」会長と某メーカー社長とともに、秋田市にあるマリーナからプレジャーボートをチャーターしてまたもタイラバです。

 

この模様は「釣り東北」に掲載されるようなので、詳細は省略しますが、この日のワタクシはダメダメ、バラしてばかりでした。でも釣れたときより釣れないときのほうが勉強になります(言い訳)ね。初めての地での釣りを満喫し、秋田特産料理での宴、楽しい2日間でした。

 

さて、今週は日曜日にマルイカ取材を予定していましたがシケで土曜日に繰り上がり。雨っぽいんですが、無理しても行くしかありません。日曜日何しようかな〜。

 

 

 

 

 

 

マダイ尽くし、心に残る一日も

2019-06-21

優勝するはずだった(笑)マルイカペアパーティも翌日のカワハギ仕立も流れた15〜16日、久しぶりにぐたぐたした休日をすごしていました。大ダイを釣った後だけに(詳細は以下)いい休息にはなりましたが、かえってストレスがたまったような気もします。

 

13日(木曜)は南房洲ノ崎の六平丸さんからマダイ取材です。梅雨の合間の好天ベタナギ、ただし潮が2ノット近く流れる釣りにくい条件でした。

 

この日の模様は多くを語りません。とにかく7月1日発売号を見てください。私にとって心に残る一日だったのは間違いありません。

 

午前中で取材を終え、夕方からは内房勝山港M丸の親方の誕生日飲み会に出席です。ワタクシと同年齢でしたが、この日を堺に1歳年上となりました。知り合って40年近く、まだM丸が仕立船だったころです。まさにワタクシが業界に入ったと同時期、ワタクシの船釣り歴はこの方の遊漁の歴史とともに歩んできたといえるでしょう。いつまでもお元気で。

 

18日(火曜)は三浦半島剣崎松輪港の棒面丸さんからライトマダイの取材です。この日も好天ベタナギの釣り日和。主役の方も釣ってくれて取材は大成功でした。

 

19日(水曜)は外房御宿港のC丸さんからまたもマダイ取材でした。ところがこの日は潮具合が悪く、ゲストを含めて魚の食いは今一つ。遠来からお越しのタイラバの名手もお手上げ状態。でも、色いろとためになる話を聞けて、個人的にはいい取材となりました。

 

さて、今週は土曜日がDYFCの取材、日曜日がプライベートのマルイカです。聞くところによると、ずいぶんハモノが回ってご迷惑をかけているようなので、皆さんのためにハモノ退治したいと思っています(笑)。

 

 

 

石花海〜カワハギ

2019-06-12

梅雨時はシケが少ないことだけが取り柄でしょうか。取材、プライベート釣行もことごとく予定どおりに進んでいます。逆に言えば休まる時がないので、やや疲れ気味ではあります。今週も来週も「釣りばっか」です。

 

6月8日(土曜)は本来、久しぶりの銭洲釣行のはずでしたが、この日だけは予報が悪く、石花海のイサキ、マダイ狙いに変更となりました。西伊豆土肥港、とび島丸さんからの出船です。

 

この日は鉄人T氏ほか、某大手企業釣り部の仕立船。ワタクシは初めてお呼ばれしました。

 

まずはマダイ狙いでしたが、イナワラがメインとなって本命はT氏の2.6キロ1枚のみ。

 

後半はイサキ狙いです。噂どおりの大型ぞろい、のちに塩焼きで食べましたが、脂タップリの激うま。ワタクシは11尾で船中2番手でした。

 

土肥港を3時半ごろ出て、自宅には6時半前に着いてしまいました。大混雑を予想していましたが、東名も首都高もガラガラ。こんなこともあるんですね、予報が悪かったせいかしら。

 

9日(日曜)は三浦半島葉山の五エム丸さんからマルイカ、ちーむ錦の例会に参加です。前日が土肥だったので、ちょっとハードだったのは、すべてワタクシのオーバーブッキングのせい。普通ならこんな強行スケジュールは組みません。

 

例によってワタクシは皆さんが一生懸命マルイカを釣っているときに一人巻き巻き。ハモノの気配はありましたが、アタリは一度もありませんでした。後半、ちょこっとマルイカも狙いましたが触りがあっただけで釣果なし。二兎(にと)追う者は……の典型ですね。

 

11日(火曜)は久しぶりのカワハギ取材、三浦半島久比里の山下丸さんです。予報が悪かったため、乗船者は総勢4人とスカスカでした。

 

主役の方がさっさと釣ってくれたので、ワタクシも中盤から竿を出し、8枚釣りました。トップ9枚ですから上々ですね。でもこの日の釣果は4人で8〜9枚でした(笑)。

 

さて、明日からまた少しハードなスケジュール。13日タイラバ、15日マルイカペアパーティ、16日カワハギと続きます。ともあれ、15日は優勝を狙いますので、参加する方は覚悟のほどよろしくお願いします。

マダイ〜スルメイカ

2019-06-07

いよいよ梅雨入りですね。ワタクシにとっては暑いより増し、多少の雨も性能のよい雨合羽を着ていれば快適です。海はナギの日がおおいうえ魚も釣れます。船釣りのベストシーズンはこの時期じゃないかと思ってしまいます。

 

1日(土曜)は茨城県鹿島港のY丸さんからマダイ乗合へプライベート釣行でした。トップで2〜3枚ですが、生きエビエサなのでアタリ多く楽しめると思ったからです。

 

しかしながら濁った潮、水温低下でマダイの食いは今一つ。同行の山ピーは3枚釣って竿頭、ワタクシはソイとカサゴのみに終わりました。このところマダイにツキがありませんわ。

 

そのまま飯岡まで走って、2日(日曜)は同港の優光丸さんから1日に解禁したばかりの帆ラメ取材です。主役は晴山由梨さんと福田豊起さん。しっかり釣ってくれて取材は大成功。

 

ワタクシもほんのわずかな時間、竿を出してみたのですが、アタリはありませんでした。

 

3日(月曜)は浦安の吉野屋さんの新造船祝いに駆けつけました。19トン級の大型船、主にアジ乗合で出船するそうです。

 

お祝いには船宿、メーカー、関係者、スタッフなど約120人もの方が参集しました。同宿の屋形船2隻に分かれて祝杯です。

 

最後は店主の吉野公大さんのごあいさつ、右隣はサンスポ船宿会会長のこうゆう丸荻野祐司船長です。帰宅は夜11時ごろ、ついつい飲み過ぎてしまいました。

 

5日(水曜)は内房勝山港の萬栄丸さんからスルメイカ取材です。このところやや不安定なんですが、14人もの方が集まりました。

 

主役は鈴木さんと今井さん。予想に反してスルメは好調、やはり沖に出てみないと分かりませんね。ヒラメは6月15日発売、スルメは7月1日発売に掲載です。

 

さて、8日は久しぶりの銭洲釣行のはずでしたが、シケで中止。代わりに石花海でのマダイ&イサキに変更となりました。となれば狙いは大ダイしかありません。日曜日は相模湾でマルイカですが、ここでも大ダイを狙ってみるつもりです。ワタクシにとってはしばらく、大ダイしか目に入らないようです。

プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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