2月, 2015年

マルイカ、マダイで明暗

2015-02-27

先週21〜23日の取材がすべてシケで流れたので、代替日となる25〜26日に行ってきました。どちらも天候は今一つ、とくに26日は午前中は持つという予報が見事に外れ、終日雨の厳しい釣行でした。春に三日の晴れなしとはいいますが、まだ春にはちょっと早いような……。ともあれ25日(水曜)の釣行から。

 

小湊の寿々木丸さんからマルイカの取材です。予報だともう少し晴れるはずだったのですが、ほぼ曇りの一日。前日の釣果があまりよくなかったので冷や冷やでしたが、この日はまずまずの釣れ具合。まあ、この人が一緒ですから外れはありません。最後の1時間くらい竿を出してワタクシもなんとかおみやげくらい釣りました。

 

気象庁を恨んだのが25日。銚子方面は午後から雨のはずでしたが、飯岡港に着いた5時ごろにはもう降り始めていました。乗船したのは同港の優光丸。3人だけの寂しい出船でしたが船長の「大ダイ釣ってやるぞ」の気合に押されての出船。風もあって釣りにくいうえ、終盤にはカッパを侵入した雨が体を濡らし寒いのなんの。でも11時まではがんばりました。いずれも3月15日発売に掲載します。

 

さて、週末は大原のヒラメ大会に参加ですが、ワタクシにとっては昨年足を痛めたいわく付きの大会でもあります。いまだ完治しない膝の痛みは一生お付き合いとなりそうです。予報は昨年同様雨。同じことを繰り返さないよう、一度釣り座に座ったらトイレも我慢して絶対に動かないようにしたいと思います。でも写真が撮れないなあ〜。

シケに泣く

2015-02-23

21日の土曜日は飯岡へマダイ釣りの取材に行く予定でした。ところが風はないもののウネリがひどく出船中止。当日出た船はマダイもホウボウも船中0だったようです。そこで日曜日に繰り延べしたのですが、やはり底荒れがひどく来ないほうがいいとのことで中止。月曜日もマルイカの取材でしたが、春一番の予報で出船中止。3連チャンで足止めを食らいました。

 

でも、ジッとしているワタクシではありません。金曜日の早い時間に出船中止を決めていたので、土曜日は釣り仲間と那古船形のK丸からカワハギ釣りへ行ってきました。本当はマルイカへ行きたかったのですがどこも釣況は今一つ。今シーズンのカワハギは個人的に終了していたのですが、「皆とワイワイ、のんびり釣りましょう」となったわけです。

 

 

カワハギは各地で厳しい状況、すでに乗合をやめてしまった船も多数ありますが、ここ館山沖だけは好調に釣れています。総勢18人で6時半に出船して水深35メートルダチを狙います。朝のうちはエサが付けづらいので観戦を決め込んでいたのですが、なんと投入直後から順調にアタってきます。

 

それではとワタクシも釣り開始。アタリは微弱、どちらかといえば目感度で取る釣りです。始めのうちは宙でもアタってきましたが、そのうちオモリを底に着け仕掛けをややタルマセないとアタらなくなりました。ワタクシの苦手なパターンで、船中全員がそんな感じです。ハリも小さめを使い吸い込ませてから、ワンテンポおいて合わせないと掛かりません。厳寒期らしい釣り方です。

 

ワタクシの釣り座はステファーノチャンプT君とスナイパーSさんの間、とうていかなわないかと思いましたがT君22枚トップ、Sさん20枚に続く3番手、19枚でフィニッシュ。最後の1時間半、1枚も釣れなかったのが心残りでしたが、こういう食いをする時期のカワハギは久しぶり。それなりに楽しめました。

 

日延べした取材は25〜26日に予定してます。今月は28日までしかないので、もうやり直しはきかないかも。シケないことだけを願っています。

またもマルイカ惨敗

2015-02-16

あっという間に週末。久しぶりに編集部から取材命令を受け、14日の土曜日はプライベートなしの釣行となりました。この日はバレンタインデー、昔は持ちきれないほどチョコレートをもらいましたが、今年は初めてのゼロ。そういえば最近、もらえるような飲み屋に行ってないからでしょう。せめてカミさんと娘くらい気を遣ってほしいものです。

 

14日は勝浦川津港の良幸丸さんへ一つテンヤマダイの取材です。1週間前あたりからイワシの群れにあてて大ダイを連発しているのをファンの方ならご存じでしょう。

 

釣り場にはヒラメ、マダイ乗合が混生して船団を形成してます。魚探は真っ赤、すごい群れですが、こんな時はいつもの釣り方よりひと工夫必要。この日も大ダイ連発で取材はバッチリ。ワタクシは最後1時間ほど竿を出しましたが、残念ながらアタリなし。今度プライベートで釣行してみるつもりです。詳細は3月1日発売号にて。

 

プライベートで午後釣りにも乗ろうと思いましたが、あいにく満船でやむなく断念。そこで勝タンでも食べようと入ったのが「てっぱつ屋本店」(国道沿いに佐野店もあり)、2度目なので今回はとんこつタンタン麺(950円)をオーダーしてみました。太めのちぢれ麺がスープによく絡んで相変わらずのいい味。とんこつにすると辛さが緩和されるような感じでした。今後はもっと辛くしてもらいましょう(オーダーできるのかな)。

 

ということで、翌日はゆっくり……なんてしていません。編集部が小湊へマルイカ取材だというので、同行させてもらうことにしました。つまり先週の雪辱戦です。

 

乗船したのは小湊寄浦港の小沢丸さん、N夫妻も同船でした。力を入れて仕掛けをセットしたのですが、結果はタイトルどおり。でもNさんはさすがの腕前で17杯もの釣果。ああ、こうなったらもう小湊は諦め、来週は気分転換で河岸を変えてみようかなあ。ともあれ詳細は同じく3月1日発売号にて。

 

この日も昼に揚がってまたも勝タン求めて徘徊します。この人のブログを思い出し、先週お邪魔した「来々」の近くにある「あざみ」です。オーダーしたのはタンタン麺醤油味の地獄バージョン(700円)です。おいしかったけど辛さよりタマネギの甘さが勝っていたイメージ、もっと辛いバージョンもあるそうなので、今度はそれを頼んでみます。

 

1週間で勝タンを3回も食べてしまいました。どの店もB級グルメにふさわしいワタクシ好みの味ですが、少しばかり下腹が膨らんできたと思うのは目の錯覚でしょうか。

マルイカ惨敗

2015-02-12

ショーの日程がすべて終わってのんびり気分、と言いたいところですが、2月は28日までしかなく締め切りは押せ押せ。一段落つくのは来月になってからでしょうね、休みを取って温泉か飲み歩き旅行にでも行きたいなあ。ということで、まずは取材釣行の模様から。

 

10日(火曜)はカサゴ取材で金沢八景の新修丸さんへ行ってきました。内房から南房方面では西風で出船を中止したと言いますが、観音崎沖は無風ベタナギの釣り日和。予報のせいか、釣り客も総勢5名と少なかったですが、カサゴは釣り客を裏切りません。皆さんおみやげを十分確保していました。詳細は3月1日発売号にて。

 

家に帰ってからパソコンをのぞくとマルイカ釣れ出すの報、おまけに明日は休日じゃありませんか。すぐに釣り仲間を誘って南房太海港のS丸を予約。急いで釣り部屋からマルイカ仕掛けを取り出し、釣行準備です。久しぶりのマルイカにウキウキ、ろくすっぽ寝ないで5時半には船宿に到着です。

 

数日前の試釣では束釣りも可能かという釣れっぷりで、この日は満船の14名が乗船。6時、小湊沖の80メートルダチで釣り開始です。ところが、1投、2投……音沙汰がありません。3投目にようやく掛けたと思ったらヤリイカでした。

 

8時ごろに船中初めてのマルイカが釣れ、よ〜しこれからバリバリタイムと思ったのですが、ポツリポツリのまま。1回だけ連チャンした流しがありましたが、消化不良のまま11時半の納竿を迎えてしまいました。ワタクシはヤリイカ2杯、マルイカ6杯、同行者はヤリ3杯、マルイカ4杯でした。一人だけ14杯釣った方がいましたが、その他の方はほとんど2ケタ釣れなかったでしょう、たぶん0もいたと推測されます。

 

初期は不安定なのはこの釣りの常識ですが、ここまでムラがあるとはねえ。でも、海はナギでポカポカ陽気、久しぶりのマルイカはそれなりに楽しめました。後で聞いたところによると、館山沖や亀城根でも釣れだしたようです。大好きなマルイカが始まっただけで幸せ、これからあちこちへ釣行することになるでしょう、楽しみが増えました。今週もどっかに行っちゃおうかな。

 

帰りは勝タンを食べようということで、128号線をを北上。ちょっと脇道にそれて勝浦の山道にある中華料理「来々」へ、初めての入店です。メニューを見て驚きました。どれも格安料金、もっとも高額なのが勝浦タンタン麺650円(ちなみに餃子は300円)です。ワタクシは激辛、麺硬でオーダーしました。タマネギのほかにニンニクと挽肉が入ってます。もっと辛くしてほしかったなあ、味はまずまずでした。お近くに釣行の際はぜひ。

大阪Fショー

2015-02-09

2週連続のフィッシングショーがようやく終わりました。個人的にはあれだけの人込みにもまれて風邪を引かなかったのが何より、たぶんそれほど不摂生しなかったことが効いたのだと思います。7日に帰京して8日はのんびりするつもりでしたが、釣りの虫がうずきだし、とうとう船に乗ってしまいました。その直前に行った取材の模様から紹介します。

 

3日は大原港のつる丸にヒラメ取材でした。海もまずまず、釣り手はエキスパート、ということで取材は大成功。ワタクシもちょこっと竿を出して小ソゲを1枚釣らせていただきました。久しぶりの海はやっぱり気持ちいいものです。

 

7日は朝8時の新幹線。会場には昼前に着きましたが、この日は業者日ということもあり、意外に空いています。各ブースへのあいさつ回りもスムーズにこなし、5時に会場を後にします。梅田のホテルにチェックイン。これからお楽しみの大阪ナイトが始まります。

 

まず、某社長に連れていってもらったのは梅田の天神橋商店街にある「うえ川商店」カウンターとテーブルが3つほどしかない店です。湯どうふがうまい店として知られているようですが、それ以外にもメニューはたくさん。寿司屋のように料理の素材がびっしり並べられていて、客は好きなものを注文できるシステムです。

 

これがほとんどの方が注文する湯どうふ。鰹だしとゆずがきいた極上の味。その他うざく、刺身、焼き鳥などでお腹いっぱい。どれも絶品の味でした。カウンターの中にはスタッフが4人もいて、細かく対応してくれます。東京には少ないタイプの店、近くにあったらきっと通い詰めてしまうでしょう。その後は2人と合流して、西中島南方の小指系の店。同行の方が外人系が好きでして、2軒もハシゴさせられてしまいました。でもそれなりに楽しかったわ。

 

翌日は眠い目をこすりながら8時半に会場着。すでにたくさんの客が会場を取り巻いていますが、その数、横浜の比ではありません。後で聞いたら入場者数は昨年より増えて約5万3千人。横浜が追いつくのはいつになるんでしょうか。

 

すでに前日、大半の役目が終わっているので、写真撮り中心に動いて昼ごろには会場を後にしました。長かったFショー週間がやっと終わり、新幹線の中では久しぶりに熟睡させていただきました。

 

翌日はどうしても釣りに行きたくて急きょ、新安浦港のK丸からプライベートのタチウオ釣り。ポイントが観音崎沖に戻って釣りやすくなったのを聞いて出かけたのですが、食いは渋かった。というか、かなりタチウオがずる賢くなっているみたいで、一度アタリがあっても追っかけてきません。皆に遅れること1時間半してようやく1本目。10時ごろから潮が速くなり釣りづらくなってきます。とともに雨も降ってきて早ばやと竿を納めました。ということで釣果はわずか1本、でも久しぶりの釣りで個人的には満足できました。

 

そろそろマルイカも釣れ始まったようなので、今週あたりぜひ挑戦したいと思ってます。仕掛けの準備したいけど、なかなか暇がありません。明日(10日)は取材、11日が行けそうなので、どこか飛び込みで乗っちゃおうかな。

 

 

 

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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